言の葉ひらひら - Wordy Leaves Dancing

「はじめに言葉があった」
"In the beginning was the Word."

ボズられた!

2011-01-05 | 教の葉
明けましておめでとうございます!細々と生き延びている「言の葉ひらひら」ですが、アクセス・ランキングをチェックしますと、かなりの方が日々ご来板されている様子。感謝です!今年も物想う毎にこちらの葉に綴っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

本日は、ちょっとした教室小話。(久しぶりに今日は教の葉!なーんて。)

アメリカはサンノゼの地で、日本語と日本文化を日系の子ども達に伝えるべく教えておりますが、一月の間は文化の時間にお正月の遊びをする予定です。今週は低学年は福笑い、高学年は百人一首・・・のはずが、ちょっと難しかったので坊主めくりになりました。けっこう楽しんでくれたようです。さて、この教室では英語厳禁、日本語ONLY・・・じゃなかった、日本語のみ!というルールがあるのですが、英語ネイティブの子ども達には難しいらしく、時々口が滑って英語が出てきてしまうこともあります。さて今日、坊主めくりをしていた時のことです。坊主を引いてしまった子が、"Oh, no! I got BOZED!"(やべ、ボズられた!)と口にしてしまい、一同大ウケ。この子達は、英語と日本語を組み合わせて新しい言葉を作るちゃんぽんの天才でもあるのです。昔こちらに載せましたコード・スイッチング、またはちゃんぽん語とも言えるのでしょうが、"I got BOZED."は、なかなかハイセンスなちゃんぽん語で、「英語はダメ!」と言いつつも、内心感心してしまいました。(名詞の「坊主」が動詞の受動態にされている)その他にも、放出された札が全くない時に姫を引いてしまった子どもが、「ムダな姫!」と言ったり、この教室ならではの会話を楽しむことができました。他にも、クリスマスの歌の練習のことを、いつも「らららの時間♪」と言う子がいたりして、可愛いものです。よく面白いな~と思うちゃんぽん語が聞こえてくるのですが、書き留めておかないと忘れてしまいますね!できるだけ、こちら言の葉でご報告するようにしたいものです。。。

では皆さんも、この新しい年にうっかりボズられないように、お気をつけ下さい!これまでちょっとアンラッキーだった人は今年はヒメられる(?)といいですよね。私としましては、姫や坊主に一喜一憂しない、安定した心を持てる一年になるようにと、願っています・・・