人との会話の中で「質問力」って、けっこう大事ですよね。私のESLの初歩会話のクラスでは、「時と場合に応じた英語の質問のストックをしとくと便利だよ」ってなわけで、こんなアクティヴィティをしています。
まず紙を三等分に折り、三つの質問欄を作ります。
Step1:初対面/他人用の質問
ここには初めて会った人に対する質問を書きます。”What’s your name?” “Where are you from?” “What are you studying?” “When did you come to the United States?” のような、当たり障りのない質問を書く生徒が多いですね。
Step 2:数週間後/知人用の質問
ここにはあまり親しくはない知り合いに対する質問を書きます。 “What did you do this weekend?” “What are you doing for Christmas?” “Where did you buy those shoes?” みたいに、ちょっと踏み込むけど、あんまりパーソナルな粋に触れない程度の質問です。
Step 3:数ヵ月後/友人用の質問
ここには親しい友人に対する質問を書きます。 ここまでくると、生徒達の個性やお国柄が垣間見れる質問が並ぶもんです。“How are things going with THAT guy?” (どこの国の人も好きな恋バナ♡) “Can I borrow money?” (確かに初対面では聞けないわ。)“Did you take a shower?” しまいには、“You need to take a shower.” (←もう質問じゃないし。)
質問を書き終わったら、最初の5分間は初対面になったつもりで、色んなクラスメイトに質問をしてもらいます。そして次の5分間はStep 2、そして最後の5分間はStep 3というように、相手を変えながら互いに質問をし合い、会話を展開させていきます。たったの15分間で人間関係の発展三段階を早送りで見るようで、傍目にも楽しいアクティヴィティなんですよね~。それにこれ、他にも色々活用できそうっ。例えば…
友達 → 友達以上恋人未満 → 恋人
ノンクリ → 求道者 → クリスチャン
まぁ、ストックに頼り過ぎると会話がマニュアル化しちゃうけど、色んな場面を想像しながら質問力を磨いておくのも悪くないと思います。特に外国語の場合。だけど、純粋に相手をもっとよく知りたい!という気持ちが、人の心に届く質問力の核なんだろうなぁ。
そういえば、司会業が多いSMAPの中居君が質問力について面白いことを話していました。初対面のゲストを相手にトークを展開するのは、知らない家で部屋の灯りを付けるスイッチを手探りで探すようなものだ、と。「この人ならココかな?」ってスイッチを入れて、話題の溢れるアタリ部屋に灯りがついて話が弾むこともあるし、「あれ、あんな所についた!?」ってハズれることもある。最初の1、2分が勝負。なるべく早くスイッチを見つけて、話が弾む部屋を見つけられるのがプロ、だそうな。これには、質問力がモノをいいそうですね。それ以来、私の中でちょっと株が上がった中居君なのであった。(笑)
ところで今年度から、留学生向けのキリスト教入門クラスも教えています。そこで最近、気が付いた事ひとつ。神様って、人が罪を犯した時、まず質問することが多いんですよね。(答えを知っているにもかかわらず。)そう、いきなり責めない。
「どこにいるのか?」→善悪を知る木の実を食べたアダムとエバに向かって。
「あなたの弟はどこか?」→弟アベルを殺したカインに向かって。
「あなたを責める者はどこにいるのか?」→姦淫を犯した女に向かって。
「あなたは私を愛するか?」→イエスを三度否定したペテロに向かって。
神様の質問は、私達の罪深い心の部屋を照らしてくれる。神様と愛の関係にある人はその光に優しさを感じることができるし、そうじゃない人はまるで警察のサーチライトにでも照らされたかのようにびびって攻撃的になったり、逃げたり、いじけたりする。でも、全知全能の神様の質問の核は「あなたをもっと知りたい!」じゃなくって、「あなたに自分で理解してもらいたい」「私に愛させて欲しい」「私に信頼して欲しい」「私に清めさせて欲しい」…なのかも。
私達の質問も優しい灯りとなりますように。
まず紙を三等分に折り、三つの質問欄を作ります。
Step1:初対面/他人用の質問
ここには初めて会った人に対する質問を書きます。”What’s your name?” “Where are you from?” “What are you studying?” “When did you come to the United States?” のような、当たり障りのない質問を書く生徒が多いですね。
Step 2:数週間後/知人用の質問
ここにはあまり親しくはない知り合いに対する質問を書きます。 “What did you do this weekend?” “What are you doing for Christmas?” “Where did you buy those shoes?” みたいに、ちょっと踏み込むけど、あんまりパーソナルな粋に触れない程度の質問です。
Step 3:数ヵ月後/友人用の質問
ここには親しい友人に対する質問を書きます。 ここまでくると、生徒達の個性やお国柄が垣間見れる質問が並ぶもんです。“How are things going with THAT guy?” (どこの国の人も好きな恋バナ♡) “Can I borrow money?” (確かに初対面では聞けないわ。)“Did you take a shower?” しまいには、“You need to take a shower.” (←もう質問じゃないし。)
質問を書き終わったら、最初の5分間は初対面になったつもりで、色んなクラスメイトに質問をしてもらいます。そして次の5分間はStep 2、そして最後の5分間はStep 3というように、相手を変えながら互いに質問をし合い、会話を展開させていきます。たったの15分間で人間関係の発展三段階を早送りで見るようで、傍目にも楽しいアクティヴィティなんですよね~。それにこれ、他にも色々活用できそうっ。例えば…
友達 → 友達以上恋人未満 → 恋人
ノンクリ → 求道者 → クリスチャン
まぁ、ストックに頼り過ぎると会話がマニュアル化しちゃうけど、色んな場面を想像しながら質問力を磨いておくのも悪くないと思います。特に外国語の場合。だけど、純粋に相手をもっとよく知りたい!という気持ちが、人の心に届く質問力の核なんだろうなぁ。
そういえば、司会業が多いSMAPの中居君が質問力について面白いことを話していました。初対面のゲストを相手にトークを展開するのは、知らない家で部屋の灯りを付けるスイッチを手探りで探すようなものだ、と。「この人ならココかな?」ってスイッチを入れて、話題の溢れるアタリ部屋に灯りがついて話が弾むこともあるし、「あれ、あんな所についた!?」ってハズれることもある。最初の1、2分が勝負。なるべく早くスイッチを見つけて、話が弾む部屋を見つけられるのがプロ、だそうな。これには、質問力がモノをいいそうですね。それ以来、私の中でちょっと株が上がった中居君なのであった。(笑)
ところで今年度から、留学生向けのキリスト教入門クラスも教えています。そこで最近、気が付いた事ひとつ。神様って、人が罪を犯した時、まず質問することが多いんですよね。(答えを知っているにもかかわらず。)そう、いきなり責めない。
「どこにいるのか?」→善悪を知る木の実を食べたアダムとエバに向かって。
「あなたの弟はどこか?」→弟アベルを殺したカインに向かって。
「あなたを責める者はどこにいるのか?」→姦淫を犯した女に向かって。
「あなたは私を愛するか?」→イエスを三度否定したペテロに向かって。
神様の質問は、私達の罪深い心の部屋を照らしてくれる。神様と愛の関係にある人はその光に優しさを感じることができるし、そうじゃない人はまるで警察のサーチライトにでも照らされたかのようにびびって攻撃的になったり、逃げたり、いじけたりする。でも、全知全能の神様の質問の核は「あなたをもっと知りたい!」じゃなくって、「あなたに自分で理解してもらいたい」「私に愛させて欲しい」「私に信頼して欲しい」「私に清めさせて欲しい」…なのかも。
私達の質問も優しい灯りとなりますように。
最後のParagraph,心に響きました。
個人的に私は警察のサーチライトな気分のときが多いです。(--;
だから「神様の愛が分からない」とか思っちゃうのかなぁ・・・
考えされられます。^^;
そんなやさしいひかりで
くりちゃんはみんなのこころを
照らしてくれます。
そんな天使(時々小悪魔!?)
のようなくりちゃん、きっと
天性の賜物ですね。
みんなに愛されまくってますよぉ~~!!
いつも素晴らしい記事、心に染みます。
本当にありがとう!!
psこのあいだはあんまりすやすや眠ってたから
起こすの可哀想で、さよならも言わず
旅立ってしまってごめんね。。。
再会出来て嬉しかったよ!!次はいつ会えるかな??