心はいつでも青信号!

日記やら読んだ本のレビューやら、野球のこと、ゲームのレビューやらを載せていこうと思っています。

九つの殺人メルヘン

2005年09月11日 21時26分13秒 | ブックレビュー
タイトル:九つの殺人メルヘン  著:鯨 統一郎

なんかここ最近、鯨氏の作品をよく読んでいますな。
氏は、歴史の人物とか事件について新たな解釈というか、独自の解釈をして
ミステリーにもっていくというスタイルで、よくもまあこれだけ色々と
解釈することができるなと思いますよ。
やっぱり、沢山読んで、調べているんでしょうね。

本作では、『童話』をもとにしています。
有名な作品九つ(ヘンゼルとグレーテル、赤ずきん、ブレーメンの音楽隊等)を
題材にして、現実の事件をそれら童話に結び付けて解決していくという。

いずれも、あるバーでマスターと常連の客二人が話しているところに、
ミステリアスな美女がやってきて、三人が事件の話をしていると
美女が童話の話をもとに、事件について考えていくという筋立て。
実際に聞き込みをしたりするわけでなく、状況を聞いて推理する、
安楽椅子探偵というやつでしょうか。

実際の話はともかくとして、そういう解釈も成り立つかなーとか、
そういう風に考えながら読みますね。
そしてやっぱり思うことは、
『童話は残酷だ』
ということでしょうか。

総評       : 6点
メルフェン度  : 6.5点

ドラクエ6

2005年09月10日 11時07分27秒 | 日記帳
SFCで相方がプレイ中です。
しかし相方はドラクエに関する記憶はなかなかたいしたもんで、
自分が忘れているようなこともよく覚えているものです。
下手すると、この宝箱には確かあれが入っていた、とか。

4,5はPSで出ましたが6はSFCしかないですからね。
とりあえず6はバーバラが、バーバラがああぁ!!
切ないからなぁ。

あとは3がPSとかで出てくれないかなあ。
FC以来プレイしていないですから。
SFC版も持っていないし。
うーん。

バーバラーーーー!!!

忙しいよ!

2005年09月08日 23時09分49秒 | 日記帳
いや、タイトル通りです。
9月になったら少しはやわらぐかと思っていたのですが、
どうしてこう仕事は次からやってくるのでしょうか。

まあ9月で半期の終わりということもあるし、
ちょっと10月に向けて色々とあるのも確かなんですけれどね。
休暇も取れないし、それどころか休日も出ないといけないし。
ふーっ。

そして疲れがたまってくると腰に響くんだよねー。
眠いし。口内炎はできるし。暑いし。

そういや世界柔道始まったね。
おかげで「電車男」がつぶれているとは、知りませんでしたよ。
やられましたよ。
ぎゃひん

99%の誘拐

2005年09月05日 23時02分06秒 | ブックレビュー
タイトル : 99%の誘拐   著 : 岡嶋 二人

なんでしたっけ、「この文庫本がすごい」かなんかの
2004年度版でベストに輝いていた作品ですね。

いや正直、たしかに色々と突っ込みたいところは出てくると思いますけど
今なら言えるけど、あの時代でこの内容を書くというのは
凄いのではないでしょうか。
ハイテク犯罪とでもいうのでしょうか。

そしてそれだけではなくて、なぜ主人公がそんな手の込んだことまでして
成し遂げようとしたのか。
巻末の解説にもありましたが、作者はそんなこと思って書いたわけでは
ないのかもしれないけれど、そう読み取っていくとまた面白いというか。

誘拐という犯罪は、殆ど成功することはないといわれますが、
それゆえに誘拐ものを書く人は、いかにして誘拐を成功させるか、
その内容に苦心するかと思いますが、この作品はそれまでの
誘拐ものから一変したんじゃないでしょうか。
それは、身代金の渡し方についても同様ですかね。

総評     : 8点
ミステリ度  : 7点

こんな一日

2005年09月04日 21時01分29秒 | 日記帳
今日はなかなか充実した?一日でしたよ。
まあ何が充実していたかって、それは現段階では内緒なのですが。

夜はおかんからお土産に貰ったとんこつラーメンを食いました。
卵とチャーシューとねぎとメンマいれて
あとサイドメニューにご飯を添えて。って、ご飯がサイドメニューかよ!!

あとコーラ買ったんですが、最近コーラをよく買うんで
いつのまにか冷蔵庫に結構な数のコーラが!!
あ、コーラといってもコカコーラとかぺぷしじゃなくて、
スーパーで売っている安いやつですけどね。

しかし今月は休日出勤が増えそうだなー。
いやだいやだ。
その分の休みが取れれば別にいいんですけどね・・・

未完成

2005年09月03日 12時12分36秒 | ブックレビュー
タイトル : 未完成    著 : 古処 誠二

古処 誠二の自衛隊シリーズ?
前の「UNKNOWN」に続くものです。

とある島にある小さな自衛隊基地。そんな中で、『小銃紛失』という
ありえない事件が起きた。
駐屯している自衛隊員も、島民も皆顔見知り、知らない人間がいたら
すぐにわかるというような小さな島で、誰にも知られずに銃は一体
どこに消えたというのか。誰が消したのか。その目的は。

自衛隊内部の本当のところというのは分かりませんが、
この本を読むと多少なりともわかるようなきがします。
私も、自衛隊なんか・・・とか思ってしまうクチの人ですが、
実際の自衛隊員もきっと、ジレンマというかストレスというか、
そういうものを抱えているんでしょうね。

自衛隊のあり方や、それ以外のことについても考えさせられる
作品でありますね。

総評    : 7点
熱中度   : 7.5点