心はいつでも青信号!

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とらドラ9! 初見雑感

2008年10月13日 22時52分23秒 | ブックレビュー
ども。出雲駅伝は日大でした。外人パワーかぁ。

さてそれはさておき、『とらドラ9!』出ましたね。
とりあえず一回目読み終わり。

自分に合うのかなのかわかりませんが、
この作品はいいなーというか、すげえなあとか思いますね。
竜児、大河、実乃梨、亜美といった主要人物はもちろん、
それ以外のキャラの心理とか、考えとか、行動とか、その辺も
きちんと色々描かれている。

色々あった挙句、この巻でほぼみんなの思いは分かり合って
ライトノベルでラブコメなんだけど、シリアスで重い内容もあって。
恋愛、友情、親子関係。そんなもろもろが。

内容的には決して斬新とか、見たこと無いとかじゃないんですよ。
でも登場人物が魅力的で、描き方が上手で、だからのめりこんでしまう。

もちろん、このまま竜児が大河を選んだら、実乃梨への思いはなんだったのとか
そういう気もなくはないけれど、でもそういうこともあるんじゃないか。
大河が大切な気持ちも嘘じゃないだろうし。
個人的には大河とのコンビの方が好きなので嬉しいのですが。

しかし恋愛問題が解決に向かいかけたと思ったら、それ以上に重そうな
親子関係がここでくるかー。大河と竜児、同時に。
そろそろ完結するかと思ったが、はたしてどうなるのか。
二巻以降、中だるみ感があったが、7巻以降への布石、積み重ねだったのか。

正直、ライトノベルも昔から多少は読んだりしますが(あまり読まないけど)
やっぱり他の作品より個人的には数段レベルが上に感じられますね。
だって他のは、一度読んだらもういいかなー、と思いますもん。
つーか今まで読んださほど数はないライトノベルですが、その中でも
No.1かもしれません。いや他に思い浮かばない。
好みの問題かもしれませんけれど、ぶっちゃけ、他の小説群と比べても、
「魅せる」という意味ではひけをとらないでしょう。

何にせよ、続きが気になるし、楽しみだ。
さて、次はいつ出るんだ?? つーか早く出してくれ。たまらん。