花だより

花のいのちは結構長い?
長くイキイキと咲きたい私の日常

突然の訃報

2006年01月31日 | その他
 倉敷友の会の1月例会の発表で、1月22日、高梁川の河川敷で、手作りの連凧を子供連れの家族で揚げますからどうぞ、というお知らせをしていた次期総リーダーを受けてくださっていた子供係のYさんです。
 予定通り、大阪友の会の谷さんのご指導で空高く連凧を揚げたようです。彼女のご主人も、小学生の息子さんとともに参加されたそうです。

 それなのにご主人が、その1週間後の日曜日、頭痛がする、と言って、くも膜下出血のために、その日の日付が変わって月曜日の深夜1時過ぎには亡くなったそうです。
 高校生から小学生までの3人のお子さんと、施設に入られているご主人のお母さんがいらっしゃいます。若くててきぱきとしていて、次期総リーダーを受けてくださった彼女に、このような不幸が襲いかかろうとは、誰も予想しませんでいた。
 なんということ、それを会員達が知ったのは、新しい友の家の起工式の日の月曜日だったのです。
 ご主人はまだ50歳前だったようで、なんとも言葉もありません。

 そのことを聞いてからメールを見ると、なんと、会報係の私に、凧揚げの様子の子供達の感想と、ご自身の感想が届いていて、時間はご主人の亡くなった3時間後の午前4時半ごろ。「何も考えられません」とあったけれど、そんな中で、会報の紙面のことを気にしてくださってきちんと原稿を送信してくださるなんて。
 彼女の責任感に感動しました。

呉の大和ミュージアムに行きました

2006年01月31日 | 感動したこと
呉の港近くにある大和ミュージアムに行ってきました。予想以上の大勢の入場者でびっくりしました。小学生から車椅子のお年寄りまで。
 館内で最大の呼び物は何と言っても戦艦大和の10分の1の模型です。広々とした館内の吹き抜け部分に上からも横からも下からも眺められるように展示があって、記念撮影も盛んにしていました。館内、フラッシュ撮影でなければ写真もOKと言うのが珍しい。ビデオ映像をビデオで取るのだけは禁止でしたけれど。
 人ごみの中を、たまたまそばにいたシニアの男性のボランティアガイドさんの説明を要所要所で聞かせてもらい、とてもよかったです。
 展示室の中では、呉の軍港としての発展の歴史と、大和の建造過程の特別室とがありました。軍港の呉の沖合いで、1910年、潜水艦が事故で沈んだことがあったそうで、その乗組員14名は持ち場を離れることなく全員殉職したそうです。その人たちの遺書のコピーの展示があり、乱れた文字ながら、近づく死を前につづられた言葉の重みを感じました。当時は日清日露の時代でしょうから、軍人魂の見本としてもてはやされたものでしょうが、なんとも残酷な事故だと感じました。
 そのほか、大和の技術は、今で言うスペースシャトルなどのための技術のように、後世にあらゆるもので発展した進んだ技術であったようです。烏口を使って手書きで書かれた図面も展示してあり、このような図面が何百枚と書かれたのだろうなと想像し、戦時下、突貫工事であのような巨体を作っていった技術水準の高さを思い、戦後の日本の造船をはじめ技術力の下支えとなったのだなと感服しました。
 もっと平和目的だったら、と思わなくもないですが、戦時下、必死の思いで作られたものであったからこそ、そのような技術の集大成も容易であったのかなあと思います。

いずれこれから通る道―老いとの向き合い方は

2006年01月28日 | しみじみしたこと
 85歳のうちのおばあちゃん、年のせいで腸の動きが緩慢になったのか、痔病のせいか、最近特に便の調子がよくないらしい。
 今朝も私がおばあちゃんエリアの下水の枡に入り込み栓をしていた草花の根っこを掘り返したら小山のようになったので見てもらおうと、声をかけると、「それどころじゃあない」との返事。
 娘が来て、挨拶に行っても寝転んでいたそうでした。
 結局、午後3時過ぎまでうんうんうなったり坐薬を挿したりして努力したらしいのですが、「行くのはいやだけど、やっぱり医者に連れて行って」と頼まれて、送りました。車中で私が話しかけると「聞くだけでもしんどい」「もう生きているのがつらい」朝から何も食べてないとのこと。
 自立するからと、2世帯住宅なので自分のお台所で炊事も近頃は自分でしているおばあちゃんですが、この便通がうまくいかないことはとても困っています。
 歩けば出ると言うものだけでもなさそうです。やっぱり腹筋も腸も弱っているから、押し出す力自体がないのでしょうか。
 
 一昨年、あの聖路加看護大学の日野原重明先生の講演をおばあちゃんも一緒にお聞きしました。その時92歳だったか、それでもプロジェクターを使い説明されながら、講演の間立ちっぱなしで、もちろん内容もすばらしく論旨も通って、尊敬に値します。
 その日野原先生、年寄りの仕事は、若い人に老いとはこんなものだと身を持って伝えることだと以前におっしゃっておられたことを思い出します。自分の老い方、死に方を見せることが年寄りの務めだと。
 身近に年寄りがいると、そのお言葉を思い出します。

ラジオ体操がきもちいい

2006年01月27日 | がんばっていること
だいぶ前からウイークデーにはラジオ体操をしています。(土日は寝坊でやりません)
 これまでも断続的に続けていたのですが、去年、同窓会のためにスーツを買ったとき、おなか周りの肉がどぼんとついていてスカートのウエストサイズにがっくり、それに五十肩の後遺症で、左の肩が挙げる角度によってはキャッと痛むのでもう少し関節をやわらかくということと、体全体をやわらかく、と言うのが目標で再開。

 夫の出勤が遅いので朝6時半ではなく、8時40分からの第2放送(中国語講座の後)のでやります。そのころまでに急いで家事に一区切りを付けるので、少しは体もほぐれています。
 エプロンやカーディガンなどを取っていざ。

 肩こり解消、ウエストシェイプ、アキレス腱を伸ばす、などのことを思いながら、昔々小学校時代に習った形を思い浮かべながらのわずか10分。
 心臓も軽くどきどきするし、冬でも温まります。

 運動不足の解消まではいたらないかもしれませんが、いわゆるひとつの朝の日課としてほぼ定着しつつある私の体操です。ご大層なことではありませんが。

明日の花を咲かせるために

2006年01月26日 | しみじみしたこと
 庭に3mくらいの高さのムクゲの木があります。夏になると、芯まで真っ白な花をたくさん咲かせ、遠くから見ると綿菓子みたいな感じになり、最近ではご近所の人にほめられて気をよくしています。
 これは、前に住んでいた家にあった木の種から生えた子を、鉢にとってきて植えた実生の木で、少し幹が傾いているのですが、食事室の日よけと視線をさえぎるために早く大きくなってほしいと願っていたのが、やっとこの大きさになって役目を果たすようになってくれています。

 ムクゲはなんでもその年伸びた新しい枝に花をつけるのだそうです。そのため、毎年寒のころになると、私が脚立に上って剪定をしています。見よう見まねで、混んだ枝や内向きの枝を間引き、今年延びるはずの枝の長さを想像しながら、樋にかからないくらいの高さに切り詰めます。
 昨日も、3時間くらいかかってさっぱりと刈り込みました。

 心に重いことを持ちながらでしたが、剪定してさっぱりした枝振りを今日眺めながら、心の中もこのように時々刈り込んでさっぱりさせ、新たな花をつける明日を期待しよう、と決めました。

素敵!岸 恵子さん

2006年01月25日 | お出かけ先
 1月24日、昼食後ふと新聞を見ると、「徹子の部屋」のゲストが岸恵子さん。わー、ぜひ見たい。急いで片づけその他家事を片付けて、テレビの前に。
 インターネットで調べてもなかなかご本人の画像にお目にかかれなかったので、テレビの画面にデジカメを構えて。
 徹子さんと年はどのくらい違うのかはわからないながら、そう違わないはず。1月4日に私がこのブログにも感動して書き込んだ、岡本健人さん(今日はちゃんと見ました)との素敵なフランスの旅の番組の話も出ました。そう、あの番組で彼女は築350年と言うパリの自宅アパートを紹介していました。セーヌ川の河畔近くの、2人が定員の違反で作ったというエレベーターのある建物。
 
 彼女は戦後すぐにイヴ・シャンピ監督の映画に出演して恋愛結婚し、プロペラ機の時代で50時間もかけて親も日本も捨ててパリに行ったそうです。そして着いたのが5月1日だったため、その後18年目で離婚することになったときも、家を出る日を5月1日に決めていたそうです。彼女にとっての独立記念日なのだそうです。
 祖国、親、夫からの独立。そして彼女は、娘さんが自立するまではとパリにとどまり、その後は1人でずっと生きてきたのでしょう。
 もう70歳は超えているはずなのに、この若々しい美貌と才気。
 私思うに「ケイコ」さんは松坂慶子さん、竹下景子さん、高橋恵子さんなどきれいな人が多いと思いますが、この恵子さんもそうでした。
 あやかりたいです。

不思議な石のパワー

2006年01月23日 | その他
 倉敷美観地区に散歩に行ったので、以前作ってもらったお店に行って、宝石の玉を2個買い足し、携帯ストラップを組みなおしてもらいました。
 以前同じ店で、生年月日だったかを基にして私の石を数種選んでもらい、ストラップにして使っていたものは、昨年末紐が切れ掛かったのと、あまりかっこよくなかったので、かわいい赤いハートのを見つけて交換したら、ちょうどそのころから小さな事故を起こすやら体調不良が続くやら、ろくなことがない。

 ふとそのことに気づき、すこしでもいいと思えることをしたいと、2個買い足してパワーアップしてまたしっかりもっていることにしました。
 メインの石はタイガーアイ(虎目石)。効能は、「金運・仕事運UP!!洞察力・決断力を養い、成功へと導く」。
 マラカイト((孔雀石)は、「ストレスを和らげ、精神を安定。安眠を促す効果がある。
 ルチルクオーツ(針入り水晶)は「直観力を高め、勘を研ぎ澄ます石。他の石のパワーをより高めてくれる。」
 ・・・・などなど。これを読むだけで元気になれそう。よっしゃ、これから元気になって、バリバリ働くぞぉ!

寺内タケシさん―「ギターは弾かなきゃ音が出ない」

2006年01月20日 | 感動したこと
 洗濯物を抱えて、食卓に置いて付けっぱなしの小型液晶テレビの前を通ると、初老の小柄な派手な服を着た人が映っていて、トラックで中学校へ乗り付けるところでした。(NHK、生活ほっとモーニング)
 日本のエレキギターの先駆者であり第一人者の寺内タケシさん。もう数少なくなったエレキギターのバンド、「ブルージーンズ」を率いて、中学生相手のコンサート。中学生にとっては初めて聞くはずのベンチャーズの「パイプライン」で幕開け、「ダイヤモンドヘッド」。中学生、びっくり、でも乗っている。最後のころの最近の曲としての「世界に一つだけの花」ではすっかり乗り、「感動した」「かっこいい」「一生忘れない。なぜなら私は寺内さんのギターに恋をしたから」なんて。
 私はビートルズ世代であり団塊世代なので、エレキブームのころは中学、高校生でしたから、寺内さんのギターテクニックのすごさはもちろん知っていましたが、67歳という現在まで現役でいらしたとは、驚きです。
 エレキ一筋の彼の話は、また感動的でした。
 年に180回のコンサートのうちの40回が学校で、4000万円くらいの赤字が出るけど、やめるつもりはないとのこと。
 最初は、エレキを弾いたりコンサートに行ったりするのは不良だという時代で、停学になったりしたので、その誤解を解こうと、学校へ100校くらいコンサートをやらせてと申し込んだけどダメで、そのうち自分の母校で、すべて責任は持つからと第一号をやらせてもらい、前例を作って、「講演をやってから」などといわれながらやってきたそうです。
 10年ぐらいたつと、彼のエレキを聞いていた世代が先生になるようになって少しずつ「僕らの青春の証明をしてくれ」みたいに頼まれるようになったそうです。

 エレキブームの後には、グループサウンズのブーム、それからフォークに移行してしまって、気づくと何千とあったはずのグループは消滅、自分だけになっていたとのことです。継続のなんと難しいことか。

 アメリカのミュージシャン(名前を忘れました)と競演し、楽屋で手の大きさを比べると、向こうはバナナみたいな指。自分は、小柄で短い指。ここで、遠くの部レットにはとどかない、とても太刀打ちできないと思っていたら、あるとき360ccの小型車がキューンと交差点を小回りするのを見て、「そうだ自分は速弾きで行こう」と思いついたそうです。
 目にも留まらぬ速度で演奏する彼のスタイルは、ここから始まったとのこと。

 67歳の寺内さん、5歳からギターを触っていて思ったことは、「ギターは弾かなきゃ音が出ない」ということだったそうです。
 そうだ、目の前に楽器があっても、「弾く」という動作に取り掛からないと音は出ない、まずは動け、ということでしょうか。そしてその上に、彼のようにとことん一筋に努力する、続ける、ということですね。

・・・後で聞くと、なんと、うちの次男が高校時代に、当時の文化行事の一つとして、寺内タケシコンサート、あったらしい。なんでも、生徒は割りとシラーとしていたらしいが、後ろのお母さん達がキャーキャー言ってたそうな。どうして私にも教えてくれなかったんだろう。

会食の献立

2006年01月20日 | なに食べた?
倉敷友の会の同じ最寄で11年仲良くしていた人が、ご主人の仕事の都合で引越しされるので、送別会を開きました。
 ところが、その主賓の人が一度「出られない」という連絡があったので、お宿の人もお魚を買わずにいたら、「やっぱり出席できます」と言ってきたのだそうで、生魚を買ってない、とのこと。

 でも、その老夫婦の大きな冷蔵庫の「食料備蓄」はたいしたもの、お歳暮などの冷凍品の中から、焼きアナゴが出てきたり、新巻きサケがあったり、いんげんがあったり、少ししなびてはいたものの、茶碗蒸しに入れる三つ葉もあったり・・・・
 その他、私が頼まれて錦糸卵を、最寄リーダー代行?の人が卵に銀杏や百合根を持参したりしたので、茶碗蒸しも出来ました。

その結果、本当の「岡山寿司」とは少し違いますが、五目寿司の完成。
 本来なら、岡山寿司は酢魚(主としてさわら)の酢をお寿司の合わせ酢に使い、豪華な魚介類やいろどりの野菜を上に貼り付けるので有名ですけど、この日は新巻鮭の酢魚です。
茶碗蒸しも、少なければ鍋帽子が最適なのですが、なにしろ10人前なので、鍋3つで蒸しました。
 大人8人と幼児2人でにぎやかな会食となりました。
 この茶碗蒸し、大鉢に入れて「鍋帽子」で作るというのを、
2月14日(火)、10時から3時まで、
くらしき健康福祉プラサで開く「家事力ボトムUP!講習会」(参加費300円+実費)
の一つにも出すことになりました。
ちょうどいい卵汁と出しとの割合など。

倉敷チボリ公園の「光の彩典」ー夜の散歩

2006年01月09日 | 感動したこと
昼間倉敷市の成人式が行われていた倉敷チボリ公園。ここでは、1月15日まで、倉敷市民なら無料で入れることと、「光の彩典」と銘打ってのライトアップが素敵だと、ブログ友達の画像で見て、私も夫を誘って行って見ました。
 免許証を示して市民の証明をすると、無料なのにパンフももらえて、入れました。
 並木道にはすずらん灯みたいなクラシカルな灯りの行列、メリーゴーランドや観覧車の灯りはもちろん、ブレーネン広場の中には巨大クリスマスツリー、そして「チボリの泉」もライトアップ。カップルでの入園者や、家族連れなどで適度ににぎわっていて、とてもいい感じ。寒さも忘れて園内を一周してきました。
 1時間くらいでよいお散歩が出来ました。