花だより

花のいのちは結構長い?
長くイキイキと咲きたい私の日常

はじめての買い物

2006年10月20日 | 感動したこと
 孫が来ました。ご近所に文房具屋さんがありますので、手を引いての散歩がてら、買い物に行きました。孫は3歳9ヶ月、以前から「ぶんぼうぐやさん」でおかいものしようね、と言っていたのに、土日が休みの店なのでなかなか実現していなかったのです。
 店内を探検、宝の山に分け入るような気分だったでしょう。親切なお店の奥さんがついていてくれて、ばら売りの色鉛筆が気に入って「何色がいい?」と聞かれると「パープル」(得意?の英語できたか)、「あかも」次には折り紙に興味があって、パンダの折り紙の写真がついている、ちょっと分厚い包装のほうのを選びました。合計3点で270円のお買い物。
 ちょうどあったので、100円玉2個と、50円玉1個、10円玉2個を渡し、まだわからないとは思うものの、おばさんに渡させました。
 奥さんはキティちゃんの絵がついた紙袋に入れてくれました。
 ショーケースに手をかけて背伸びして見ています。

 この後、家で折り紙で遊んでいたら、この紙袋に娘がティッシュを入れて丸めて捨てようとしました。すると、大切な袋だったので大泣き。
だってはじめてのお買い物の記念品だったのです。
娘は謝ってしわを伸ばして持ち帰る品物の中に入れました。
買い物のこと、思い出に残るのかな。自分のための初めてのお買い物でした。

子供と向き合う

2006年10月03日 | しみじみしたこと
 10月例会で、10人の幼児を7人の大人で預かりました。午前9時半から11時50分まで。下は1歳半からと言う約束なので、今回は2歳児から5歳児まで。元気な男の子もいれば、預かるほうの若いお母さんの抱えている赤ちゃんもいました。
 たまたま私が抱き上げた泣いている小さな女の子は2歳でした。先輩会員によると、「あー、この子はこの前最初から最後までなきっぱなしだったわ」(わー、大変な子を抱っこしてしまったかも・・・)しばらく壁のすごろくの掲示で気を紛らしていたのに、泣き出すともう大変。泣き止みません。
 すると、託児リーダーが、「あなた、帽子持ってる?外を一回りしていらっしゃい」!!・・・他人の帽子を抱っこして両手が使えない私の頭に載せてくれたので、仕方なく外へ出ました。

 幸い時候はよく、少し暑いくらいでしたが、車の通りも少なくて、少し歩くと柿がなっていたり、彼岸花やムクゲ、萩などの花々が咲いていました。
 そして10分くらい歩くと、児童公園がありました。その子はブランコをしたそうだったので乗せると、一人ゆらゆら揺れていました。ふと思い出して「ブランコ」「しゃぼんだま「ぞうさん」「おつかいありさん」などの童謡を歌ってやりました。昔母がしてくれたように。
 シーソーも対面して動かしてやりながらふと、「おうちの近くにもこんな公園があるの?」こっくり。「おねえちゃんと遊ぶの?」またこっくり。「お母さんに連れてってもらうのね。お友達もいるの?」こっくり。
「御母さんとはなれて悲しいの?」こっくり。「でもね、おかあさんもお勉強なんだから、あなたがいいこでいると迎えに来てくれるんだから」じーっとしていましたが、少し吹っ切れた様子。
 一周してまたもとの友の家の部屋に帰ると、なんと、今度はままごとで遊び始めたではありませんか。
 2歳児と言えども、お母さんが何も知らせずに離れていってしまうと、捨てられたみたいに思って泣くのだと思いました。子供なりに、親が「ちょっと行ってくるから、必ず迎えに来るから安心して遊んでいてね」とちょっと最初に声をかけてからお別れすることをずっと何度も繰り返ししていたら、きっとわかってくれるのではないかと思いました。