花だより

花のいのちは結構長い?
長くイキイキと咲きたい私の日常

夏野菜もそろそろ終わり

2006年07月25日 | しみじみしたこと
私の庭先のわずか畳2枚分ほどの菜園も、そろそろ夏野菜が終わりになってきました。6月末からたった3本の苗なのにきゅうりが毎日5本くらいずつ取れてうれしい悲鳴。その日すぐにはとても食べられず、日付をつけて冷蔵し、サラダ、もろみをつけて食べたり、酢の物に漬物に・・・
 トマトは連作がたたって、接木の苗を買ったのに今年はさっぱりダメでした。
 まかないのにコンポスターのそばに落ちた種から生えたかぼちゃは思いのほか元気がよく、端っこのミニトマトの苗をのみこんでどんどん大きくなり、合計4個収穫できそう。これはまだ発展途上。楽しみです。
 トマトはもうだめみたいなので抜こうか、それとも夏の日差しで地面が焼けるのでしばらく置いておこうかと思案中。
 にしても、今年はまだ梅雨も明けないというのに、夏野菜が終わってしまって。

岸恵子さんが語る女優岡田嘉子の生き方

2006年07月20日 | 感動したこと
大雨で庭仕事もできず、家計簿や手紙などのデスクワークのかたわら、NHKのテレビを見ていました。
 すると、「知るを楽しむ 人生の歩き方」という番組で、岸恵子さんが出演していました。
 離婚後、恋人とロシアに亡命したので有名な岡田嘉子さんの足跡を尋ねる番組に出演した話がとてもとても感動しました。
 最初のシベリアの収容所では、男性の棟が10、女性の棟が2、男性は政治犯だけでなく強盗だの凶悪犯もいて、岡田さんは、ロシア人のその時にいたという老人の語りによれば、「まるでクソの中に落ちた一粒の真珠」のようだったそうで、焚き火のそばでよく泣いていたそうです。
 その後、病院で見習い看護士をしていたと自叙伝にあった場所を尋ねてみて、実はそれはうそで、10年間監獄にいたことがわかるシーン。うそを書けば許してやるといわれて、監獄にいたことは描かなかったそうです。患者さん達から愛される看護士見習いではなくて、日本語の研究をしていて投獄された人と共に、投獄されていたというのです。このときの岡田嘉子さんは泣かなかったそうです。大好きだった恋人と共に逃避行をして自分は馬鹿だったといっていたそうです。
 そして、最後にはロシアの演劇学校に52歳で入り、卒業し、「女の一生」の演出と主演をしたそうです。
 死ぬ少し前の90歳を越した頃、人が訪ねてくると知ると、ベッドを壁際に寄せてもらい、寝て応対しなくてよいようにしてもらい、自分の顔を鑑で確かめ、女優としての威厳を保ったそうです。
 そのような岡田嘉子さんの人生を、美しくてインテリジェンスがあり、毅然と生きる岸恵子さんが語ることで、両方の生き方が胸に迫り、感動を覚えました。

豆屋さん

2006年07月18日 | お出かけ先
倉敷美観地区を散策していて見つけた、新規開店のお店。倉敷考古館と旅館くらしきの間にあります。これまではただの倉で、入れなかったような気がしますが、今回行ってみると、なにやら小さな看板があり、お客が入っていたので、私も偵察に入ってみました。
 すると、豆菓子を色々売る店になっていました。豆も色々ありますが、甘納豆から塩味の揚げ菓子まで、味付けや調理法も様々な豆ずくし。かわいらしさと、昔なつかしさがない交ぜになった品揃え、値段も手ごろ、かさも、重さも、お土産に最適、と言うので結構よく売れていました。なるほどね。
 もしかしたらここもあの穴吹興産の資本が入っているのかしら?隣の旅館くらしきも後継者がいなかったことから、買い取って同じ屋号で経営を引き継いだと聞いているので。いずれにしても美観地区は倉敷の大切な観光資源ですから、にぎわうのはうれしいことです。

KDDIってお得なの?

2006年07月12日 | その他
先日、うちのおばあちゃんのほうに電話がかかり、「KDDIに電話を切り替えると通話料金がお安くなります」と言う話があったようで、今日、そのセールスマンがやって来ました。
 おばあちゃん86歳、元気かくしゃく、ほぼ自立してやっています。しかしそんな話は良くわからないので、ヨメの私についていて聞いて、とやって来ました。
 聞いてみると、変な話でもなく、お友達とおしゃべりを楽しむおばあちゃんにとっては通話料が少し安くなると言うメリットがあるそうなので、そちらに変えることにして、本人に署名してもらい、郵便局の通帳番号も記入し、書類を作りました。
 蒸し暑い日、セールスマンの若い人は立て板に水。お客が逃げないうちに話すべきことは話さないと、と焦っているかのよう。
 おばあちゃん、「あんたの言うことはわからん、もうちょっとゆっくりしゃべりなさい。」ごもっとも。
 私、息子世代?の若い人を見るとお仕事大変なんだろうなと言うことが近頃先にたつ。1件でも成約出来てよかったんだろうな。昼休みの時間帯なのにご苦労なこと。
 などと思いながら、KDDIにおばあちゃんのほうを切り替えましたが。果たしてこれって、他に悪いことは無いのかしら??携帯のAUがお得ですなどといわれたが、おばあちゃんは携帯など持たないし、通話料が安くなるだけでも助かるだろうと入ったのですけどね。

とうとう複合機に替えましたけど・・・

2006年07月10日 | その他
とうとう我が家もエプソンの複合機をセットアップしました。といっても次男がしてくれました。
以前のキャノンのプリンターも調子よく動いていたし、エプソンのスキャナもそれなりに使っていたのに、コピー機能が付いていて、プリントもスキャンもできて、CDのダイレクトプリントも出来て、ネガフィルムからも直接プリントできてなどなどの機能があるのに値段が安くなっていると聞くと、つい新しい物好きの血が騒いで、後先考えずに購入。
 しかし、以前のプリンターのインクを買い込んでいたため、その値段も馬鹿にならないので、使い切るまで待って、約1ヶ月、やっと昨日、すえつけました。
 じつはまだ使いこなしが出来ないです。息子はプリントがすっごくきれいだといって感動していました。
 
 さて、まだ使える4年前のプリンターとスキャナ、どうするのがいいのでしょうか?

このごろのもやもや

2006年07月08日 | その他
 このごろちょっとだけ引っかかることがあります。
それは、趣味の合唱練習のときに、ある人からまるで私を標的にしているかのように、ある一つの音が外れていると耳打ちされることです。学生時代ずっとやっていた私、声の出し方が特に他の人より悪いとは思っていないし、少しばかりの自負があったので、音が外れていると言われるのは内心少なからずショックだったのです。(発声練習のときに高音部になるとおおはずしの人がいるというのに・・・・なんで私なの?)と言う疑問。
 「また何か言われるかもしれない」と思うと、それまで思い切って出せていた声もしぼり気味になって、少々萎縮。
 数年前まではいつも前列だったけど、今は後列での練習。これには訳があって、よく休む人に私の美声?を後ろからかぶせてあげて援護してあげようという自負心からです。後から入団した人の中にはレベル的に努力が要る人もいるので、助けるつもりで、後列に下がっています。そんな私、もちろん時によってはずしてしまう音があるのも仕方ないことではありますが、そんな注意を素直に受けることに対しては少しだけプライドをチクリと傷つけられているのです。
 練習日以外はまず忙しくて譜面を見る暇も無いので、絶対に練習を休むまい、と決めている私、最初の譜読み段階でしっかりと音を記憶したらあとは大丈夫のはず、と思っていたのに、そんな自負心が崩されて、それでも「せっかく楽しんできたのだから、そんな些細なことで落ち込んでどうする」と励ます自分と、ちょっと落ち込む自分がいます。

トンネルを抜けると海

2006年07月05日 | お出かけ先
週に1回、7時から始まる混声合唱の練習に出かけています。
このごろは夏至のすぐ後なので、明るくて、海岸沿いの場所なので、山のトンネルを抜けると、向こうに海が見えます。
 わー、海、と思うほどには、瀬戸内海はくっきりと青、と言うわけではなくグレーにかすんでいることのほうが多く、しかも向こうは交差点なので、電線だらけ、看板だらけの向こうにある海なのですが、それでも海が見えるとなんだかなつかしく、ワーッと開放感に浸ります。
 運転しながらなので、写真を撮るわけにも行かず、1度だけ夫の運転で通ったときには「ねえ、みて、そこ、向こうは海よ」と、トンネルを通るときにワクワクしながら言ったのに、「なんだ、こんな景色か」と、無感動に言われてムカッとしたくらいです。
 もともと小学生の頃から高校を卒業するまで住んでいた土地で、大学入学と同時に離れたところなので、思い入れがすごいのかもしれませんし、大してきれいな海でもないのですが、やっぱり海はいいなと思います。