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蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ラクレット食べたい

2014年01月09日 | 安曇野を離れて
スイスで食べた家庭料理"ラクレット"をもう一度・・・と
長野県内で見つけたのが「2000RO」

イタリアン居酒屋なので、夜営業のためチャンスがなかったが
いよいよ到来

JR駅前ながの東急近くのスターバックス前を西へ。


店内はイケメンお兄さんが3人かな?

こざっぱりとした造りの店内の座席そばの壁画


いざ、ラクレット
ボイルのじゃがいも、ブロッコリー。スティックニンジン、大根、パプリカ、赤キャベツ。フランスパン


大ぶりなブロック野菜を想像していたが、こぎれいな野菜カットは日本仕立てね。

ラクレットチーズをスライスして小皿鍋で焼き溶かし、野菜をチーズに絡ませながら頂く。
野菜の分量が多いというか、チーズの分量がやや少なかったので、野菜に合わせているとチーズが固まってしまう。

う~ん

イケメン兄さんからの提案で、メニューの「焦がし醤油deバーニャガウダ」のソースのみを頂く。

バーニャ・ガウダはイタリアのある州の代表的な冬の野菜家庭料理で、
フォンデュ(スイスの家庭料理)のようにソースを温めながら浸けて食べる料理。

こちらのバーニャ・ガウダは、たまり醤油にいくつかの調味料を加え、陶器の小鍋で焚きながら野菜を浸けていただきます。


鍋にこびりついたラクレットチーズも小皿に届く。

香りよく美味しく、一皿の野菜で二度おいしかった。
自宅でソースを作るなら、魚醤やオリーブオイルに味噌や豆乳を少々まぜてみたらいかがなものか?

メニューを覗くと


ん?2000ROコブサラダ。なんだぁコブさんが作ったサラダか。
届いたサラダは、アボガドほかいろんな野菜に玄米フレークがのっかって・・・・

2000RO の命名は?  店の前の通り名から


なるほど
センスがいいね。


正直言えば、食事は単純明快シンプルが好きだな。

あおり

2014年01月04日 | 安曇野を離れて
ジャンバーのポケットにしまって、自身で管理。
検札のお兄さんにハイ!
普段車移動のため、鉄道を経験させたい。



年末年始を穂高で過ごした孫娘を三重県へ送りに行った3日の午後。

行きは良い良い、帰りはう~。

「早朝から有楽町火災、新幹線止まる」をJR名古屋駅で知った。
さあ帰路。のんびり名古屋駅へ到着すると、わ~ぉ人・ひと・ヒト。

チケット購入に行列だ。

特急しなの自由席は立ち見席。松本駅までの2時間、山を田んぼを眺めながらの初体験です。
当然指定席のあろうはずもなく・・・・

不運にも本を持参しなかったので、暇つぶしに通路で静かにストレッチ。
車内の子供連れは大変そうでした。

改めまして

あけましておめでとうございます。
世界のみんなが幸福でありますように

払い戻し

2013年12月26日 | 安曇野を離れて
松本では観られない映画を長野市まで出かけた。
13時半上映だが、せっかくなのでと他館10時半の「永遠の0」を。

映写機トラブルで待つこと10分+15分。
結局中止となった。初めての経験だ。

スクリーン6は収容181席、150席は埋まっていたと思う。
「払い戻しと、ご招待券進呈」で、すごすごぞろぞろと退室する。
ご招待券の期限は、2月末。観たい作品があるかわからないしなぁと、見つめて思案。


ロビーの看板に、『カサブランカ』の文字。上映日はかぶるぞ。
よし!!!とカウンターで「これ観たいy」と確認するも、あえなく対象外と却下された。

昼食をはさんで2時間を過ごし、本日本命の映画館へ移動した。
まっ田部井さんの『それでも わたしはに登る』を持参していたので、間は持てたけど‥‥

余談1
この映画館の近くにはマイナーな映画館が3館あり、名画座的な雰囲気もある。
どうもカサブランカ(現在はメリーポピンズ)はお正月向きに意識した企画と感じるな。

余談2
13時半からシネマポイントで『「椿姫」ができるまで』を鑑賞。
これはオペラ「椿姫」の舞台裏(制作現場)のドキュメンタリー。
舞台監督が爪をかみながら指示する表情が印象的。とにかくすさまじいまでの迫力です。
こういうすさまじさを秘めて海外へ引っ越し公演に出かけるのだから、鑑賞料金が高いのは納得である。

今回も貸し切りで、水曜日は特に少ないそうだ。何故だろうね

もっと余談
映画館ポイントの隣は蕎麦店鈴之助さん。ちょっと長居させていただいた。
これは箸袋。素敵ですね。お知り合いの方の作品だそうです。



井月さんのお墓

2013年12月19日 | 安曇野を離れて
過日駒ヶ根市へ行った折、井上井月のお墓を探しお参りしてきた。
井上井月は、長岡藩出身の俳人だが、伊那谷に30年漂流しながら生きて没した。
俳人の世界では芭蕉、一茶、山頭火の流れの中で、井月は一茶と山頭火の間を生きた人です。

昨年春、映画『ほかいびと 伊那の井月(せいげつ)』を見た時、伊那谷というところへ行きたいと思った。

登り坂下り坂


美しい


迷い迷い・・・この近くで道を聞くと30代くらいの男性が表まで出てきて、嬉しそうに道案内をしてくださった。


ありました


終焉の地

「降るとまで人には見せて花曇り」


大らかな田園の中に眠っていました。


参考サイト
井上井月顕彰会ホームページの中に
井月の墓の地図があります。

かんてんぱぱガーデン内にも一基句碑がありました。

「銭取らぬ水からくりや心太」(心太は”ところてん”とも)

80年にわたる井上井月顕彰会の功績は大きい。






田部井さんの魅力

2013年12月15日 | 安曇野を離れて

14日の朝焼け----リビングの窓から。最近朝焼けがやけに綺麗です

6日、18時から開催の「田部井淳子さんトークと『怖いもの知らずの女たち 』コンサートin 駒ヶ根」
へ向かった。

毎回大入り満員という噂と、前売券ではなく当日先着順とのことで、早く出発。
当然1番で、暇人やなぁ~と感心しながら待つ。2番のご夫婦と談笑しながら楽しく過ごす。

田部井さんは癌については多くを語らず、ただ1点、
退院後10日目には山にいました・・・・今日・今ここにいることですべてを語っていた。

とにかく話術に引き込まれます。

「それでもわたしは山に登る」
近著ですから、ここにその生き方を知ることができるでしょう。
図書館で予約しました。

すっかり有名になった『怖れを知らぬ女たち』は、恥知らずの女たちと謙遜しておられましたが、
なかなか大したものです。
(「怖いもの知らずの女たち」 著者:吉永みち子 文庫版発売)

有意義な人生を送る人は、その努力も半端じゃないことを証明するコンサートでした。
舞台に立つ衣裳の三大鉄則は、開ける 透ける 光る・・・何のことかわかりますね?
田部井さんも”開ける”は小さかったですが、2度の舞台衣装に拍手喝さい。
夜の懇親会にはほかのメンバー4人は舞台衣装のままでしたが・・・田部井さんはもうパンツ姿でした。

予想より男性の観客も多かったです。
山愛好家が多いこともあるが、彼女の生き方に共感を持つ人が多いのだと思う。

入場料600円なり。
『東北の高校生を富士山に連れてゆく』と発足した富士登山資金に、寄付されました。

うつむく高校生が下山道では元気いっぱい! 「しんどかったけど来てよかった」と田部井さんの報告。
2013年7月2回目実施

明日に向かって生きる勇気に、2014年もささやかな支援をよろしく。

■【郵便振替口座】
 口座番号 00170-9-418320
 加入者名 東北の高校生の富士登山事務局

■お問い合わせ
 東北の高校生の富士登山事務局
 (株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金内)
 TEL03-6744-1900 FAX03-6744-1928

余談
20時からの懇親会は、地元の農家のお母さんたちの手料理で盛り上がる





こめはなや

2013年12月12日 | 安曇野を離れて
こっふぇる梅太郎のハルハナ堂からの帰り道、三州街道(153号線)沿いの「こめはなや」さんにてランチ。

由緒ありそうな小野宿にあり、付近には本棟造りのお屋敷が並んでいます。


ちょっと奥まった入口




雑穀米や玄米を使った定食やカレー


もちろんカフェメニューもあります。
店頭には各地から取り寄せた自然食品やお茶などもあり。

ハルハナ堂の天然酵母パンを、土曜日限定で販売されています。
種類は多くはないようですが、お近くの方には便利。


食事を終えて店を出、敷地内におられた年配女性とひなたぼっこしながら、しばし立ち話。
オーナーのお婆さんでした。

穂高までさほど遠くには感じられず、のどかな一日でした。


紹介サイトを拝借
「こめはなや」

こっふぇる梅さんお元気でした

2013年12月10日 | 安曇野を離れて
南へ行く時は、伊那谷・箕輪町の「天然酵母 ぱん焼屋 ハルハナ堂」さん
かねがね立ち寄りたいと狙っていた。

12月7日ついに実現。まずはアクセス(上が北=松本方面)


153号線「沢上北」信号を西入る

道なりにカーブし、ガソリンスタンド「ENEOS」を過ぎて南下し(この道路は大型農道)

間もなく見える西北角「イホクリサイクルショップ」を西入る


この角にこの看板


2~3分ほど直進して北側(右側)・・・懐かしい立看板


お店の正面
鉄柱は、建築中に掘り起こした土の中から出たものを再利用。いい味出してる

ここが駐車場。

店内は穂高時代より小ぶりですが棚には、変わらない美味しいパンがどっさり載っかって。
土曜日の午前中なので親子連れなど混んでいました。

バルコニーにテーブル席があり、季節には山を眺めながらパンをかじれそう

左右に中央と南アルプスがど~んと居並び、のどかな田園地帯です。
店の前には畑があり念願の野菜作りも・・・お幸せそうです。

バタールとイチジクぱんとクリームぱんを買って帰りました。
穂高時代からの私の定番です。
相変わらず、ふわふわモチモチ酵母パン。









坂のうえ

2013年11月29日 | 安曇野を離れて
「坂の上の雲」が評判だったころに開業された手打ちうどん「坂のうえ」

この暖簾が好き


知人から仕入れた情報をもとに、アクセスを調べていざ出発。

    (Mapの上が北)

坂の上だとは予想したが、私にとっては急坂だった。
振り返れば


ここで急カーブ


ほい到着


左の道が昔からの生活道路。つまりおかみさんの子供の頃の通学道路だった。

店内には座卓とテーブル席がある。高齢者の方には嬉しい配慮だ。


襖にメニューの張り紙。天井にもメニューがペタ! 一昔前の家庭料理のお店のようだ。




鍋焼きうどんをオーダー
天ぷらが土鍋の蓋から顔を出すほどのボリューム!
なのに画像なし・・・

ガラスの向こうの縁側の日だまりが嬉しい。


ユニークな陶器の鉢。これは市販品でないと直感。
やはり娘さん作でした。


讃岐へ修行に行き夢をかなえたおかみさん。笑顔も素敵でした。
勿論シコシコ美味しかったですよ。
こんなに山の中でも美味しければお客は来ます。


余談
急坂で怖かったのは明科の山手にある「せっぷん道祖神」を探しに行った時以来でした。
ひぇ~2006年2月だったんだ!
2006年っていえば移住の翌年じゃん!
これを怖いもの知らずっていうんだね。
思い出深い事件?だったので桜塚のせっぷん道祖神をプレイバック。

うなぎのまち岡谷

2013年10月28日 | 安曇野を離れて
平日のせいか、JR岡谷駅前に人影はまばら。

まずは映画鑑賞を終え、以前から聞いていた”うなぎなら岡谷”を果たすことにした。

映画館のカウンターで、うなぎ屋さんを紹介して頂きトコトコ歩く。
地理に不案内と見たスタッフは、曲がり角のポイント看板が見える場所まで同行してくださる。
暇と言えば暇だけど、地方ならではの対応である。
私のお願い上手もあるかも?

住宅街の細い道にはためく幟


我が家の前なら遠慮したいなぁ。
街中でも地方でも、あのはためく幟は、景観上あまり好きではないのです。
余計な看板も

ここが紹介された『御うな 小松屋』


奥行きが広い敷地にひっそりとたたずむ構えです。


持ち帰りに20分待ちだったが、電車の都合を話しておいたら15分以内だったような。
注事事項
「うなぎの包みを膝に載せないでください」
「座席シートにも置かないでください」(昼間だったので、暖房なし)
蒸れるからかな?

「温める時は、アルミ箔に包んでフライパンで・・・」

無事帰宅したが、うなぎ本体の撮影忘れました、トホホ

たれは甘いめ、厚みは思ったより少々薄いめ。
でも美味しかったです。

余談
知人からは、『清水屋』を是非とすすめられていた。
しかし徒歩ではちょっとねぇと、スカラ座カウンターのおねえさんから難色を示され断念した次第。

持ち帰りより、タイムリーにお店にて食するのが一番ですね。







岡谷スカラ座

2013年10月24日 | 安曇野を離れて
地方に住んで不便を感じるのは、コンサートと映画館。 
最近コンサートはすっかりご無沙汰になりました。
まずは、東京か大阪だもんね。

その点映画館は1日で収まるので、思い出したように突撃となる。
「アンコール!!」が観たくて岡谷スカラ座へ。
車か電車か迷ったが、電車にて。

小ぶりな劇場だが、広くない敷地に建て増しを繰り返した印象の迷路感。
好きだなぁ、こういう映画館。
でも1~7(3D含む)とシネコン仕様でした。
エントランスは広い。土日祝日は大入りなのかもしれない


ピクニック気分?ランチタイムをはさむので、ホットドッグを求めた(これしかなかったように思う)ら
調味料の小パック付だった

座席でケチャップとマヨネーズ入りパックの開け方が分からず、パカッと中身が飛びはねやしないか心配で、
後ろの若い女性に応援を頼んだ。にっこりとOK!

評判だというプレッツェルも頂きましたが、甘くて・・・・。これはおやつだね。


さて
本日の本命は『アンコール!!』。はしごは『そして父になる』だが、上映時間の関係で“父”が先。

『アンコール!!』
若い音楽教師が、かたくなな72歳のおじいさんを新しい世界へ、いや今まで眠っていた感性を導き出す。
(ハイジが頑固なおじいさんをマイペースでとろけさせてゆく過程と、非なるがよく似たシチュエーチョン)


高齢者が集う合唱団に妻だけが通う。
しかし夫を残して亡くなり、夫と息子は折り合いが悪く険悪な状況に。
ロックやポップも歌う合唱団に引き込まれて新しい世界を切り開く夫。
「人生を楽しんで」と。
妻役のヴァネッサ・レッドグレイヴが老いてますます美しい76歳。


『そして父になる』
朝一番の上映時間なので、観客は女性3名。終了後明るくなって3人が顔を見合わせて苦笑。

うっかり間違えられたのではなく・・・・ネタばらしなしね。
およそ父親としても人間性としても福山雅治パパの、生き直し成長する筋書き。

昔言う、産みの親より育ての親とは、育てた親を慰める言葉だよ。
もし”わが身の上話”だったら・・・・やっぱりせつないねぇー。明るく生きよといわれても???

脚本が素晴らしい。脇の俳優陣に支えられ、今後「是枝組」としてますますの成長株予感です。

最近の子役は達者すぎる。
昔の洋画に出てくる子役がそうだったように・・・・。


余談
日本で取ってつけたような親子キャストが多かった時代、
アメリカ映画1991年の『ジャングルフィーバー』でスナイプス・パパと娘が、
坂道を歩く後ろ姿のシーンは、あまりにそっくりだったのを今でもよく覚えている。
私自身、子供の頃から父親の後ろ姿にそっくりと、母からもご近所のおばさま達からも言われていました。

うん、人種差別がいまだに根強いアメリカですが、当時のスパイク・リーは熱く激しかった。
スティーヴィー・ワンダーのサウンドトラックも一層熱を帯びたっけ。

もう23年も昔なんだ・・・・京都・河原町三条上がる朝日会館(今でもあるのかな?)