暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

足元

2023年04月26日 | 古民家
 美しい住処は・・・惚れ惚れと想う場所があり、忘れられない景色を背負い・・・
繋ぐ人や仲間と暮らす時間が無ければ・・・
どこまで立派な建物でも・・・住み継がれ、守られる住処にはならないと思う・・・。

どこに向かって話をしているのか・・・誰に語り掛けているのか・・・。
うわの空で同じ言葉を繰り返すと・・・いつかは空を切る語りばかりが広がって・・・
興味深い話も・・・笑える話も・・・せっかくの心遣いも心に届かなくなる・・・。
瞬きの間・・・特別な心持で迎えられても、いつもご馳走ばかりでは飽きてしまい・・・
いつも質素な食事では・・・上を向いて歩けなくなってしまう・・・。

野菜もお肉も果物も・・・バランスよく食べて健康的にと・・・
いくらでも耳をくすぐって来たけれど・・・病気にでもならないと腑に落ちないように・・・
住まい方をどれだけ聞きかじっても・・・本当に大切な暮らしはどこにあるのか・・・
いつまでも解らないまま・・・流されて暮らしてしまう・・・。
住まい方のバランスは・・・自然から教わり、先人から学ぶ・・・
どこにでもある普通が・・・足もとには転がっている。


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