初めての暮しと・・・不安を超える出会いに若さがプラスして・・・
驚くほど変わらないモノと、いつまでも変わり続けるモノと・・・
初めてを初々しく、持ちきれないほどの真面目で潰れてしまいはしないかと・・・
老婆心は、旅立ちの鐘を鳴らし・・・繋がれてゆく・・・。
出過ぎた想いは打ち砕かれ・・・
手前勝手は、心を砕いて・・・
帰る場所を手探りで回り続ける様になるまで・・・
暮らしの納期は決まるはずも無く・・・
頑なに偉ぶる大人の威厳に、誇りは加わり・・・
笑い飛ばし泣いて震えるやわらかな手は・・・幼さを隠しきれてはいない・・・。
奉公や元服と・・・揺れるオトナの仲間入りに・・・
独り立ちの去勢を張りながら・・・甘えた大人の子供じみた態度はオロオロと・・・
旅を迎えて、旅に出す想いは傾き歩いて行くけれど・・・
今日と明日では変わらない景色も、コトバ遊びと姿カタチの違いが震えるほどに色を変え・・・
旅立ちは、魔法の言葉で唱えている。