暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

至福

2024年07月24日 | 古民家
 ガサツな暮らしを拍手でしのぎ・・・風を頼りの夕暮れ時が・・・
体を癒す一助になれば・・・ひと降り雨模様で廻りは色を変え・・・
だらしなく遮る水たまりの中はいそいそと・・・
命の奪い合いを越えてせめぎ合い・・・
生き残りの術で返り咲く・・・潜んだ時間のわずかな時を・・・
至福の水面は慰めている・・・。

鳴かずににはいられない・・・遠くに届く音造りは・・・
愛の詩や、命をかける唄もあれば・・・
つまらない言い合いに、笑いの中で並べられた歌もある・・・。
コトバの伝わり方に・・・方言や文化は育ち・・・
好き勝手に造られた、ツギハギだらけの暮らしの中で・・・
生き物もが進化して行くほど、コトバは姿を変えてしまう・・・。

大きくなれば失われ・・・幼ければつかめない・・・
近所の物知りのおじさんに・・・憧れる隣のお姉さん・・・
いつもどこかで、のらりくらりのおじいさんと・・・
独り言ばかりのおばあさんは・・・
自分の言葉で息をして・・・当たり前をこぼしながら・・・
真っすぐ前を見ているようで・・・どこか上から物珍しそうに・・・
聞こえない言葉を吐きながら・・・夕立に恋をする。



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