暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

探り合い

2024年02月11日 | 古民家
 あちらこちらと顔を覗かせ・・・言葉返しと、愛想笑いの忙しさで・・・
興味を振りまく出会いと・・・いつもの調子のご挨拶は・・・
生存確認に・・・体調管理と、お節介の出来心が身に付いて・・・
町の御用聞きとはいかないまでも・・・お互い様の暮らしが成り立っていた・・・。

薄壁の向こうで一日は始まり・・・
2歩先の・・・向かい側では今日が始まり・・・
三軒長屋の両隣で・・・知った顔のご挨拶と、井戸端会議の忙しさで・・・
廻る暮らしに思案は無くても・・・日々の愚痴に想い残り・・・
今日も明日もカドをとがらせ分かち合い・・・
知らぬはお上の袖の下と・・・無邪気な言葉の探り合い・・・。

与えられた暮らしで過ごし安堵するのか・・・
好き勝手の道筋が、思案するのか・・・。
自由が歩いても・・・選べないもどかしさがあり・・・
知識に迷子の空回りと・・・一歩が踏み出せず・・・
過去を頼りに遊んでも・・・長続きしない目新しさが交差して・・・
繰り返す流行りに目を奪われて、逃げ場を失ってしまうのかも知れない。


コメント
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