フワリ傘の向こうに・・・隠れて消えて・・・
すれ違いの雫に肩を叩かれ・・・振り向きざまの姿は愛おしく・・・
からまる雨音に気が付く度に・・・恨めしく・・・
宿の窓から格子の枠の・・・縛り付ける時と空模様は・・・
心の枷となって・・・足をさらう・・・。
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長雨も・・・カラ天気も・・・
自然に寄り添い歩く者にしてみれば・・・
きまぐれの手元をすくわれて・・・日和見の暮らしもほどほどに・・・
朝から晩まで働き通しの・・・砕ける心に掛け合いながら・・・
出来る事の先読みと・・・繋がる先の歯がゆさに、打ち解け合う場所が歪んでいる・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/88/b5b48092caf98922a9501a5b22158738.jpg)
過酷に弱い動物が・・・命を守り、手にして囲い・・・
残念なまでに脆い暮らしを組み立てても・・・
集まれば・・・手をこまねく訳でも無い大きな輪を廻し・・・
良し悪しも解らない程度に先に進み、こまねいて・・・
流れる大海に育つ歴史の中で・・・無くてはならない暮らしもあるはずで・・・
役割と、手を携え選ばれるそれぞれが・・・どこまでなのかは雨の向こうへ。