暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

数える

2023年10月30日 | 古民家
 朗々と読み上げる圧に負けて・・・眠る兆しも無いまま時間は過ぎ・・・
興味があるかと言えば、さほどでも無く・・・
言葉の音は、かすりもせず・・・
威圧も無ければ・・・心地よさの欠片も無いほど雑なはずなのに・・・
聞かずにはおられない抑揚に・・・揺さぶられ、ため息が吐かれるほど・・・
どこか姑息な態度が現れる・・・素直な意地悪さがある・・・。

七つ数えて振り返り・・・大きな瞳で数えてる・・・
数え違いの拙さは・・・夕暮れ色に入り込み・・・
何度も重なる遊びの中に・・・掛け違いの時間の狭間が落とされて・・・
あやかしの時間と並び始めるれば・・・
足跡につまづき差し出された手の平は・・・ふいに出会う世界にいざない誘われる・・・。

朝夕時に打たれる想いは・・・この世にまとわりつき始めるお話で溢れ・・・
おとぎ話しに含まれ・・・創作されてしまうには・・・
謎解きの多くを毛嫌いする大人の悪戯で・・・
闇を恐れ、食い物にして育つ・・・人の謎は豊かに変化しても・・・
建ち並ぶビルの谷間や暗渠の下に・・・
新旧狂い咲く・・・影に闇の数え歌が聞こえる。

コメント
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