暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手を

2023年10月07日 | 古民家
 ボロボロにはぐれた手の内で・・・恵みの雨をすくい上げ・・・
祈りの中で戦いながら・・・言われるがままに見つめても・・・
帰る道の半ば過ぎに・・・携える荷物の多さにあきれながら、ノラリと暮らしている・・・。

厚みを増した手の平に・・・命を授ける想いを乗せて振舞えば・・・
伝統の中に預けるチカラの行先は・・・結び合う両の手が揺れ合う度に・・・
繋がる大きさと・・・見つめる先の片方が行き交い・・・
先に広がる小さな背中を見つめる前に・・・正す道を探し始める・・・。

先を急ぐ人と・・・後を残す人と・・・。
片付けながら、いそいそ旅をして・・・歩く命はのんびりでも・・・
集まる暮らしは暖かに・・・透かした手の平の橙色は温もりと・・・
迷わず変わらない、魅惑の香りを手に取って・・・
何度も通る同じ道をテレテレと・・・ひたすら真面目にすくい上げて行けば・・・
続いた道のりに飽きる事も無く・・・働く手の平は綺麗に汚れて行く。


コメント
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