暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

本物

2023年04月12日 | 古民家
 絵を一生懸命描いても・・・本物そっくりには描けないけれど・・・
見間違うほどの技だったり・・・写真が生まれて、映像が残されて・・・
時間を切り取って張り付けて・・・時間を巻き戻して映していると思える技術も・・・
体で受け取る空気や音や景色は・・・その場所・その時間が造る現実に・・・
今を知る事が出来るような気がする・・・。

建物や町をそのままの姿で残す事は叶わなく・・・
いつかは失う現実ばかりで・・・写真や映像を残そうと躍起になっても・・・
当時の暮らしに触れてその場所に立つと・・・大きく現実が生まれて、想像が膨らんで・・・
どんな語りに、リアルな映像よりも・・・見えないモノが見えて来る・・・。

文化財として居続けるモノ・・・
大きく庇護を受けている、重要文化財や国宝は・・・伝統的な技術を後世に伝える意味もあり・・・
社寺仏閣にしか携わらない棟梁と・・・民藝には無い伝統文化で育てられているけれど・・・
目を向ける暇もないほど目まぐるしく変化する・・・普通の暮らしと住まいに・・・
本物の文化は残されて・・・繋げる大切さが生まれるような気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする