繋ぐ意味さえ解らないほどに・・・豊かさに守られる暮らしの中に・・・
どこか知らない場所では・・・ひもじさに揺さぶられ、逃げられない暮らしが育っている・・・。
闇市を知らない・・・配給を知らないと言いながら・・・
災害に迷い、食の文化は失われて・・・差し伸べられたやさしさの中に、憤る毎日があるのかも知れない・・・。
どこまで行けば贅沢なのか・・・境界線も解らないほど、モノに囲まれた暮らしの中で・・・
悲しい出来事は片隅に置かれて・・・古民家に田舎暮らしを取り戻しても・・・
まだ知らない悲しい出来事は・・・違うカタチで戻って来てしまう・・・。
火を相手にすごすなら・・・一瞬で過ぎる暮らしとは反対を向いて・・・
我慢と余裕が無ければ・・・キリキリと痛みが増えてしまう・・・。
生き急ぐような時間を過ごして・・・一瞬立ち止まっては見たけれど・・・
廻りがまだまだ急ぎ足でいると・・・よそ見の間に足は動き出し・・・
同じような顔が並んで向いている・・・。
変わらない事が奇跡と信じて・・・簡単に手に入る暮らしが夢だとしたら・・・
有り余る暮らしが・・・どこかで悲しい顔を育てる毎日と歩いてしまうのかも。