暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

心地よい

2023年04月03日 | 古民家
 心地よいカタチがある・・・クルリと吹き抜け、踊る感覚・・・
夏の暑さに逃げ込む場所の無い時間・・・蒸し暑い空気の先に飛び込む古民家の住まいは・・・
キリリと刺される施設とは違う心地よさが待っていて・・・
湿る空気はさほどでもなく・・・頬を触る風は何ともやさしすぎて・・・
寝転がりでもするなら・・・昼寝の時間と相成りそうなほど・・・。

スピーカーから流れ出る音よりも・・・その場で奏でる楽器の音が刺激的なのは・・・
音の出る場所がてんでバラバラで、弾けてるからだと思う・・・。
綺麗に整った居場所よりも・・・少々だらけていた方が落ち着くのは・・・
誰もが逃げ場を探しているからで・・・自然の中にある曖昧な世界観を、真似する事に繋がっているのかも知れない・・・。

里山の暮らしは・・・どれだけ人の暮らしをフラットにするか・・・
自然の中に隠れるのを競っているようで・・・
ケモノ道が住まいの近くに出来てしまえば・・・それこそ自然と言わんばかりに得意げになり・・・
手を伸ばした中で暮らしが整う・・・心地よい暮らしになるかも知れない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする