暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

気付き

2020年11月14日 | 古民家
 日和の時はトロトロと流れるか細い小川も・・・
雨が続けば川幅いっぱいに押し寄せて来る・・・。
健康的な森が育つ山が幾重にも連なり・・・人をあらがう深い森があれば・・・
少しくらいの雨や台風でも・・・受け止める森は強く、川の勢いは柔らかくなるはずなのに・・・
暗い木立が並んで・・・おひさまの光が入らない森は冷たく・・・
植物も動物も・・・ましてや、人などが入る場所では無くなり・・・
木は枯れ・・・下草も生えず・・・死んだ森になって、力の無い山肌は・・・
大きな雨に流されてしまいます・・・。

シェルターのような住まい作りが当たり前になる・・・?
変化する環境を、少しでも昔に戻そうと思うのなら・・・
持続可能で循環型の住まいが良いと思うけれど・・・
変化する環境に合わせた住まいや暮らし方をしようと・・・閉ざされた空間を作ろうとしている気がします・・・。

風が頬を触り・・・あたたかな風が通り過ぎる・・・
草の匂いに・・・水の香り・・・咳き込む埃や、むせる湿気・・・
人が作り出すのでは無く・・・変わらないと思っていた自然が運ぶ風を感じ暮らしたいと思っていても・・・
いつの日か・・・人の手が作った風しか感じられなくなってしまいました・・・。
感じない事に慣れてしまわない・・・
いろんな気付きを手に取れる暮らしであってほしいと思います。




コメント
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