暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

関係

2020年11月11日 | 古民家
 ふるくて・・・ずっと古くからの仲間だった犬との暮らし・・・
出会ったのが、たまたま犬だったのか・・・?
それがイノシシだったら・・・熊だったら・・・
今頃、庭先でバタついているのはイノシシだったかも・・・?
ソファーの脇でくつろぐのは、ひと抱えもある熊だったのかも・・・?

野生動物と・・・人は相いれない関係、だけど互いに許された距離感で尊重し合い・・・
人が怖くて・・・獣を恐れ、でも・・・神聖な気持ちで、良き関係だったのだけれど・・・
住む環境が変わり・・・人が一線を越えて暮らしを広げるようになってから・・・
そんな関係に・・・お互いの、相いれない意見をぶつけるようになってしまった・・・。

古民家のように、長い間暮らしを支える住まいの大敵は・・・
熊やイノシシでは無く・・・白蟻や腐朽菌・・・
でも・・・森の中・・・倒木は、白蟻や腐朽菌の活躍で・・・
次に育つ幼い芽の栄養となり・・・豊かな土壌へと戻してくれます・・・。
大敵と思うのは・・・人の暮らしだけで、自然の流れの中では連鎖の一つです・・・。
人の社会が自然を変化させ・・・綱渡りの中、わずかなバランスで保たれていた暮らしを壊してしまい・・・
さらに大きな力で、その変化を防ごうとしています・・・。
ウリ坊はかわいいけれど・・・小熊は愛嬌いっぱいでも・・・・・
抱き合い・・・散歩して、一緒に大人になる訳には行きません・・・。
互いの距離を保てる、良い環境と関係を取り戻せたら、と・・・思います。


コメント
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