暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

家族

2020年11月01日 | 古民家
 家族が多ければ楽しいのだろう・・・そう思いながらも、自分の取り分が少なくなるとか・・・
なんでもおさがりになってしまうとか・・・それはそれで困ってしまう・・・。
農家の田舎の家族は子だくさんで・・・3世代が住む大所帯・・・
(あくまでも個人的な見解です。)
お兄さんやお姉さんが結婚して、一緒に住みはじめると・・・
家族以外の知らない顔が突然、家の中をキョロキョロとし始めて・・・
なにやらこそばゆい気持ちになってしまうのです・・・。

人口が少なく・・・経済もそこそこの時代、大家族は多かったように思う・・・。
今よりも家が少ないのに・・・一つの住まいは大きく、地域は多くの人が寄り添うように暮らしていました・・・。
息が詰まる事もあれば・・・理不尽な出来事もあって・・・
それでも助け合う心や敬う心が育ち・・・かけがえの無い時間を過ごせていたんだろうと思います・・・。

帰る実家も無くなり・・・空き家が増えて・・・
想い出を語る場所も消えてしまう暮らし・・・。
これから大家族の住まいは難しい世の中ですが・・・
次の世代に残る住まい造りと、大切な暮らしを残し・・・
多くの家族が助け合い、人が寄り添い地域が育つ暮らしがあったと思います・・・。
それぞれの生き方が大切にされていても・・・さみしい心が育っているようにも思えます。



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