暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

消えゆく

2020年03月23日 | 古民家

 高速道路に計画道路・・・数十年も昔に計画された工事がにわかに始まり・・・

住民説明会・・・地権者への個別相談・・・今までの暮らしが一変する事態です・・・。

新規路線もあちらこちで工事が進む一方・・・地方の廃線が進んで、最後の日に多くのファンが集まる・・・。

便利な暮らしの場所が益々便利になって・・・不便な田舎暮らしは益々不便になる・・・

何やら滑稽で納得の行かないような感じがします・・・。

道路拡張で引越しをするか・・・住まいを移動して、同じくその場所で暮らすか・・・・?

ダムなどの建設で町が無くなる悲しさと・・・道路で地域が分断される寂しさ・・・

政令指定都市として町の名前が変わる・・・大合併で失われる地名・・・・

名前と同じように・・・なにかしら意味を持って名付けられた地名や名前が変われば・・・

そこで暮らす人の歴史が無かった事になってしまうようで・・・

(変わった地名は多く・・・解りやすい場所で言えば、鬼怒川・足摺岬・首切峠・・・

その場所であった出来事をあらわす解りやすい地名です・・・。)

歴史を感じる・・・その場所でどんな事があったのか・・・それを知る手掛かりにもなりますが・・・

一番大切な地域とのつながりが無くなってしまい・・・助け合い暮らす・・・

そんな感情が薄くなる・・・そんな町作りを見ているようです・・・。

豊かな暮らしと思った行動が・・・地域を疲弊させてしまっているように思えて・・・

古くから残る景色やしきたり・・・みんなで守って来た暮らし・・・

里山や・・・結いの心で、・・・穏やかで、ゆっくり流れる時間の田舎暮らし・・・

次の世代に伝えると言う想いが・・・少しづつ薄れてしまっているような気がします。

 

 

コメント
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