暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

文字

2020年03月15日 | 古民家

 先人が残した書物・・・落書きなのか、生活に必要だから書き始めたのか・・・

洞窟に絵がかれた人や動物の壁画・・・

何を思い・・・何を考えてその場所に書き残したのか・・・?

獲物を仕留めそこねて・・・悔しい思いを壁にぶつけたのか・・・

狩りの途中・・・仲間が獣に命を奪われた悲しみを描き殴ったのか・・・

深い意味があるのかないのか・・・名作と言われている書物や絵画・・・

数千年も過ぎれば・・・その真意は解らず、想いを馳せて夢見るしかありません・・・。

屋根裏の束や・・・梁と柱の仕口・・・床板の裏や雨戸の裏・・・

当時の職人さんが書いた落書き・・・?

上棟の日付や・・・手直しした日付・・・

なんとなくその時の話題を書きなぐった文字を見る事が出来ます・・・。

古い時代ですから墨に筆書き・・・なかなか読めない字が多いですが・・・

当時の風刺的な文化が見て取れたり・・・その建物の建築に誰が携わり・・・何時頃建てられたのか・・・?

年配の人が、家電や家具に買った日付を書く人は多いように・・・(個人的な見解です。)

古民家のや箪笥を良く見ると・・・暮らしていた人の息遣いが聞こえて来ます・・・。

写経が流行っています・・・。

文字を書く・・・手紙を書く・・・

パソコンやスマホで文字を打つ(タイプライターをイメージした表現なんでしょうか?)習慣が生まれ・・・

文字を書く習慣が減っていますが・・・

ほれぼれする文面には・・・きれいな文字や個性的な文字は不可欠だと思っています・・・。

読みやすいか読みにくいか問われれば・・・印字されたほうが読みやすいのですが・・・

・・・文字離れで、美文字も減っているよう思えて・・・

人間味ある文字を書く人を見かける機会も減って来ました・・・。

時代と共に変化して来た文字・・・これからも変化して行くとしても・・・

人が書き残す・・・生きた文字が、この先も残ってほしいと思います。

 

 

 

 

コメント
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