暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ゆとり

2020年03月28日 | 古民家

 家の前・・・子供達が遊ぶ姿を見かけなくなったのは何時の頃からか・・・

縄跳びや・ゴム飛び・・・メンコに缶蹴り・・・

家と家の間は鬼ごっこの逃げ道で・・・缶蹴りの隠れ場所・・・

ロウ石で丸や四角を書いて・・・けんけんぱや陣取りで道路を平気で占領していました・・・。

路地裏まで、誰かが入って来る事が少なかった理由もあれば・・・

宅配や営業の車が走り回る時代でも無くて・・・

たまに通るのは・・・郵便局の自転車か・・・回覧板を回るおばさんくらい・・・

ちょっとした雑木林に裏山・・・いつの間にか入れなくなって・・・

ガーガーとシャベルカーやダンプカーの音が鳴り響いて・・・メリメリと木が倒され・・・

・・・子供の隠れ家も・・・秘密の基地も見つかってしまい・・・真新し住宅街が出来上がり・・・

ただただ、自転車で家の周りを走り回り・・・公園のなんてことないブランコや滑り台で遊んで満足して遊びは・・・

子供の成長と・・・時間の流れと共に、沈んで消えてしまいました・・・。

お父さんも・・・おじいさんも、ひいおじいさんも・・・そのまたおじいさんから受け継いで来たモノを・・・

自分の代で無くしてしまうのは忍びない・・・

そんな気持ちが理解できなかった・・・・考えようともしなかった慌ただしい社会の進み方に・・・

ようやく、少しのんびり歩きだして・・・考える時間が出来たと思えて・・・

まだまだ、都会に出てくる若者は多く・・・目まぐるしく慌ただしい暮らしに揉まれていても・・・

二十歳も後半を過ぎると・・・ふと考える時間が生まれて・・・

移住を考える・・・田舎に戻る事を考える・・・生きる・暮らすとは・・・?

そんな生活もあるのかな・・・?と・・・思える・・・。

のんびり・・・ゆっくりだけでは生活出来ない現実があって、人がいなくて仕事が無くて都会に出る事情があっても・・・

どこで暮らしていくかを真剣に考える時間を持てる・・・そんなゆとりある時間を持っても良いと思います。

 

 

 

 

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