ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

ワーキングプアⅢ。

2007-12-19 17:05:45 | TV
NHKの「ワーキングプアⅢ」を見ました。
(2日前に感想を書き終えた途端、消えてしまいまして
 気を取り直すのに時間がかかりました・・)

今回は海外の事情(韓国・米国・英国)と
その解決策を紹介していました。
韓国は日本以上のワーキングプアなんですね。
初めて知りました。
大卒の半分しか正規雇用されないとは。
だから大統領選挙でも経済重視の声が大きいのですね。
韓国では、法律を作って非正規雇用者を守ろうとしたのに
生き残りを模索する企業側が抜け道を見つけ
かえって労働者を苦しめる結果を生んでいました。
米国では、非正規雇用イコール医療保険がない、
という命のセーフティネットすらない状態で苦しんでいました。
解決策は、自治体が企業(かなり吟味をした産業)を誘致し
その人材の育成するという策がとられていました。
また英国では貧困の連鎖を防ぐために
若者を中心にしたきめ細かな支援を図り
社会的事業と呼ばれる企業にはかなりの援助をしていました。
貧困を未然に防ごうという意思が15兆円という
予算から見えます。

翻って日本は?というと
これという解決策はまだまだ、遅れている現実です。
私は勿論、詳しい理論はわからない。
これ、という案がある訳もない。
ただ、このワーキングプアなんて横文字で呼んでる現実が
ひたひたと忍び寄っていて
人間全体を不気味な焦燥感で包み
現実にくたびれて無気力になってゆくか
他人を蹴落とす事に尖ってゆくか、
そんな未来が不安で仕方ありません。
現実に20代のわが子を考えても不安です。
娘は来春就職ですが、正社員の負担も増えている現在
どれだけ耐えられるのかは全くわかりません。
一度辞めてしまえば、次はワーキングプアへの道かもしれない。
頭の痛い息子は、もっと現実的にワーキングプアに近いでしょう。

科学や技術の発展は、よりよい生活・社会を目指していたはず。
その発展が今の状態を生み出した、とも言えるのでは?
皮肉な現実ですよね。。
やはり現実的に食える社会、というのを政府は作らなければ
いけないでしょう。
誰かの善意や犠牲で解決できる問題ではないのですから。
需要のある産業の育成、人材の育成、
より高度で付加価値の高い製品の開発。。などなど。
難しいのでしょうが、是非政府には早急に対策を立ててほしい。
だって、人間の尊厳を失って生きていくのは辛すぎるし
そういう無気力さは大きな社会不安を生み出すから。
問題山積みの日本だけれど、大きな問題だと思います。

(う~ん、やっぱりまとまらない。
 駄文でした。でも、私の日記なので
 記録の一つとして残しました。。)



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