雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ワケありで掲載してなかった画像(その1 M100周辺)

2016年04月25日 | 天体写真(系外銀河)
前回 M51子持ち銀河を撮影したのは上弦の月を過ぎた頃、
今は既に満月を過ぎていますが、もう2,3日は春の系外銀河の撮影はお預けです。

そんな訳で新しく撮影したものはありませんので、4月 8日夜に撮影してまだお見せしていなかったものを。
すでにお見せしたNGC2903 の後に撮ったものです )

M 100 銀河 周辺 (かみのけ座)
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大表示 )
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2016/ 4/ 8 23:54’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出 10分×12枚 LPS-P2FIL
 ISO 1600 Cooled 60D (冷却-8.5~-9.5℃)  タカハシ EM-200 Temma2M ガイド鏡GS-60S PHD2Guiding ステライメージ7

NGC No.を持つ銀河をピックアップしましたが、他にも多くの遠方の系外銀河が写っています。
NGC No.でも ”4321” と覚えやすいM100 までの距離は約6,000万光年だそうです

お見せするのが今頃になった理由は・・
対 銀河砲VC200Lを誤って2日早朝にコンクリート面に落下させてしまい、
急遽ピンチヒッターとしてR200SSエクステンダー1.4xで行くことにしたのですが

( 以前にその構成で撮ったもの )

エクステンダーの拡大に耐えられるよう光軸の再調整をやったつもりが、
逆に詰めがあまくて前より星像を悪化させてしまいました。
仕方なしにエクステンダー無しに変更して撮ったのですが、
湿度100%というひどい透明度の空もあり、がっかり画像になってしまいました。

撮影時のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りを表示します )

手持ちの温湿度計は湿度99%(2ケタ)までしか表示できませんが、
2時過ぎには100%に到達していたと思われます。
撤収時の「灯火遮蔽パネル」には結露が滝の様に流れていました。

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今年はいろいろあって、恒例の「高田の夜桜」記事を
掲載する機会を逃してしまいました。
12日に親戚と行ってきました。(写真は浜松からのお客様)

雲上くもがみ
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2 コメント

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Unknown (びっけパパ)
2016-04-27 08:31:53
ネットショッピングやオークションでは訳ありってよく目にしますね。
えーっと、この画像からは訳ありの判断ができませんでした。
NGC4321、綺麗に渦巻いてます。
他にも小さい銀河がたくさんありますね。
しかし湿度100%にはまいりますね。
返信する
小さいものは大きく撮りたい (雲上(くもがみ))
2016-04-27 15:47:18
びっけパパさん こんにちは。
贅沢な望みかもしれませんが、小さいものは大きく撮ってみたいということで、
エクステンダーで拡大撮影する目論見がかないませんでした。
宇宙の広さはこれで表現できるのですが、
できれば主役の系外銀河にもう少し画素数をつぎこみたいです。
こちら日本海側は冬の雪だけでなく、年中湿度が高いのも悩みです。
返信する

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