雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

もっと大きく そして もっと光を。(今年のテーマ)

2015年01月09日 | 天体写真よろず話

年が明けて、はや十日近くになるのですが、写真撮影の方は冬眠状態が続いています。
雪国につき、いつもの事ではあるのですが気持ちまで冬眠しないよう
今年の目標を考えてみました。

もっと大きく
まずはなんといっても昨年9月に購入した長焦点のVC200Lの成果を出す事。
それには1800㎜という焦点距離に耐えうるガイド精度の向上が課題となります。
またF9と暗くなる事から、R200SS(f800mmF4)の5倍もの露光量が必要となります。
必然的に もっと光を

冬から春にかけてVC200Lで挑戦したい対象です。
( 緑色の枠線がVC200Lの写野になります )
画像内の記載は背景画像の撮影DATAです。 記載のないものは ISO1600
目標 総露光量: 15分×10枚×2夜 (計 300分)

目標 総露光量: 15分×12枚 (計 180分)

目標 総露光量: 15分×10枚×2夜 (計 300分)
構図的にはレデューサー付き(合成f1278㎜)の方が良さそうです。

目標 総露光量: 20分×10枚 (計 200分)

目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)

目標 総露光量: 20分×6枚 ×2夜 (計 240分)

目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)

目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)

目標 総露光量: 20分×6枚 ×2夜 (計 240分)

目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)

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目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)

目標 総露光量: 20分×12枚 ×2夜 (計 480分)


VC200Lの能力を最も発揮できるはずの春の銀河シーズンに向けて
欲張ってピックアップしましたが、実際に撮影できるのはこのうちの一部になるでしょう。
もともとがクローズアップに向いている明るい対象は限られており、
多くはR200SSやVC200Lにレデューサーで撮る機会の方が多くなるでしょう。

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実際にVC200Lをレデューサーなしで使うのは大変です。
ガイド精度の問題だけでなく、運が悪いと導入すらできないかも。
それにしてももう少し晴れてくれれば、
下手な鉄砲も数打ちゃあたる事も期待できるかも知れないのですが・・

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6 コメント

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予告編 (テナー)
2015-01-09 22:12:15
こんばんは
予告ターゲットは12天体、どれも名のある系外銀河ですね。
雲上さんのことですからR200SSで経験済みの天体でしょう。
期待は カニ ・ 触角 ・ 子持ちですね。
1日でも2日でも撮影出来る日が早く来る事を願っています。
返信する
たっぷり露光もポイント (雲上(くもがみ))
2015-01-09 23:29:27
テナーさん こんばんは。
今回の構図決めに使った背景画像はこれまでに自分で撮影したした画像です。
冬は天候が不安定で長めの機材はちょっと怖いので、
本格的に撮れるのは3月くらいからでしょうか?
これまでもR200SS+エクステンダーで拡大撮影はしているので、
たっぷり露光をかけることで差別化したいと考えています。
返信する
触角 (さすけ)
2015-01-10 10:02:31
http://urx2.nu/g3Pz
の一番下の写真で「触角」の意味がわかりました。このくらいの大きさで撮影できるといいですね。
返信する
参考になります (コナン)
2015-01-10 10:11:31
おはようございます。
やはり撮りたい対象天体は同じでがんばりましょう。
アトラクス赤道儀だとVC200L+ST-402MEで
M1やNGC891を導入するとほぼ真ん中に来ます。
これは重宝します。 ただ彗星導入にはかすりも
しませんでしたが!
返信する
やはり多くの露光時間が決め手 (雲上(くもがみ))
2015-01-10 10:20:23
さすけさん 触角銀河はハッブル画像で知っていたのですが、
アマチュアの機材でも形が十分わかって意外でした。
触角部分は淡いので、きれいに撮るには多くの露光時間が必要なのですが、
南天で低いため、一晩で撮れる時間が限られます。
何夜にも分けて撮ればいいのですが、晴れる夜が限られている中で
一つの対象にそれだけ時間がかけられるかどうか・・
返信する
自動導入ってうらやましい (雲上(くもがみ))
2015-01-10 10:26:46
コナンさん おはようございます。
こちらは春の銀河は春までおあづけなのですが、そちらはもう撮影可能ですよね。
自動導入はうらやましいです。
画像の中央でなくても、TST撮影で画像の隅にでも入ってくれていたらどれだけありがたいことか。(笑)
長焦点撮影は大変ですが頑張りましょう。
返信する

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