ブログ
ランダム
gooブロガーの今日のひとこと
記事を書く
検索
ウェブ
このブログ内で
ログイン
ブログ開設
トップ
dポイント
メール
ニュース
辞書
教えてgoo
ブログ
住宅・不動産
サービス一覧
閉じる
雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
遙かなり、マリカンアンチェーン(2月の奇跡その5)
2016年02月23日
|
天体写真(系外銀河)
今月は8日に撮れたのでこれで終わりかと思っていたところ、
その後11日になんと一晩中晴れるという奇跡がおきました。
その時撮れた5タイトルを雪国の「
2月の奇跡
」シリーズとして順次お見せしています。
このシリーズ最後になる5回目は、おとめ座銀河団の中でも有名な領域
マルカリアン チェーン
です。
マルカリアン チェーン
(おとめ座)
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大表示 )
元画像では少なくとも7個の人工衛星の軌跡が写っていましたが、そのまま重ねています。
撮影DATA
: 2016/ 2/12am 03:30’~ Vixen
R200SS+コマコレクタPH
(合成
f=
760
mm
F
3.8
) 露出
10
分×12枚
ISO
1600
Cooled 60D (冷却オフ) タカハシ EM-200 Temma2M ガイド鏡GS-60S PHD2Guiding ステライメージ7
チェーンの意味は銀河が鎖(くさり)の様に連なっていることだそうです。
小さくかすかなものまで無数の銀河が写っていますが、
主なものは以下のとおりです。
この朝の薄明は5時13分からだったので、最後の2枚はその影響を受けています。
例によって過去に撮影したものと重ねて 累積露光時間を増やそうとしたのですが、
これまでに何度も挑戦しているものの まともな画像はありませんでした。
そこで、昨年VC200L+レデューサー
(合成f=1278mm)
で拡大して撮った画像に無理やり重ねてみました。
昨年の画像は →
こちら
昨年の画像を実測により縮小して重ねた上に、共通部分をトリミングしました。
中央の
M 86
までは
5,500万光年
、わたしたちのお隣の
アンドロメダ銀河
の 20倍以上遠い距離になります。
重ねて見て初めて構図が回転していたことに気がつきました。
( この前のM81付近を撮影したときのまま直してなかった。 )
撮影中の風景 おりおんショットです。
( 画像クリックで 星座線入りの画像を表示します。)
今回は地上を多めに入れたら、マルカリアンチェーンの位置が外れてしまいました。
================================================
このシリーズもついに終わってしまいました。
次は月が下弦を過ぎたころに晴れてくれるとありがたいのですが・・
今年に入って初めてのウォーキングをしてきました。
ついでに、もうそろそろ顔を出しているはずのあれも。
いつもの場所はまだちょっと早かったので、道路脇のものを。
今回は少しだけにしました。(天ぷらか ふき味噌か?)
雲上
(
くもがみ
)
ブログランキング参加しています。
←いつもポチッとありがとうございます。
にほんブログ村
==========================================
#科学
コメント (8)
«
春の系外銀河の先駆け M81 ...
|
トップ
|
そして、再び 「親亀子亀」。
»
このブログの人気記事
塵に埋もれたIC342銀河(C11鏡筒開眼 ! ? その4)
さんかく座銀河 中心部(C11鏡筒開眼 !? その3)
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
ASI 533MC Pro 導入検証(その4)撮ってみんと わ...
月明りも 雲もない夜に、C11鏡筒ついに開眼 !?
8 コメント
コメント日が 古い順 |
新しい順
Unknown
(
やまねももんが
)
2016-02-23 17:36:27
こんにちは。
今年の冬の天候はかなり変でしたね。
でも2月は雲上さんには良いほうにブレたようで、思わず徹夜してしまったというわけですね。
撮影中はずっと外におられるのですか?
それとも家の中で休まれているのですか?
返信する
Unknown
(
びっけパパ
)
2016-02-23 18:36:47
760mmだと鎖も窮屈そうですね(笑)
ここしかないと言うような構図です。
でも余裕を持ってモザイクしたものも見てみたい。
しかし7つも人工衛星が写るんですね。
確かに拡大してみるとうっすらと軌跡が。
楽しい2月でしたね。
さて3月や如何に?!
返信する
こたつでヌクヌク待機です。
(
雲上(くもがみ)
)
2016-02-23 18:59:21
やまねももんがさん こんばんは。
これまでの記録ノートを見ても2月に一晩中撮影できたのは初めてみたいです。
いつのまにかカメラ操作もタイマーリモコンから、PCからに変わりました。
シャッターの操作だけはその都度やっているのですが、
それ以外の時間はこたつでヌクヌクしています。
返信する
3月も徹夜できるといいな
(
雲上(くもがみ)
)
2016-02-23 20:46:06
びっけパパさん こんばんは。
言われる通り、このエリアはもっと広い範囲に銀河がちらばっています。
以前f400mmで一回り広い範囲を撮ったのですが、
銀河が小さくなって個性がわかりずらくなります。
広く、詳細にとなるとモザイクで撮って、大画面で見るしか。
今回は自分でもびっくりするくらいに人工衛星が写り込みました。
方向がてんでバラバラなので静止衛星じゃないようです。
ほんと、3月は徹夜できる夜が2晩は欲しいですね。
返信する
Unknown
(
おりおん
)
2016-02-23 23:55:29
雲上さんのマルカリアンを拝見して、ずいぶん前に撮ったものの未処理だったマルカリアンがあったことを思い出しました(笑)
迫力ありますね~。私もこれくらいのが撮れたらいいんですけどね(笑)
夜空も植物も春なんですね。
返信する
Unknown
(
雲上(くもがみ)
)
2016-02-24 00:32:51
おりおんさん マルカリアンチェーンは毎年撮っているのですが
なかなかものにならなくて。(今回はましの方)
幸い機材はいろいろ揃っているので大きく撮ることはできるのですが、
その分 星像がふやけてしまうのが悩みのたねです。
今回のふきのとうの初物はてんぷらでいただきました。
返信する
Unknown
(
テナー
)
2016-02-24 16:38:40
こんにちは
絶妙なバランスでM84,M86,NGC4388を配置し、より多くの
銀河を入れた構図になりましたね。自動導入でM84を中央に
入れ失敗作を量産してます。
撮って楽しい、見て楽しい銀河のエリア、モザイクでエリアを
広げるのも面白いですね
返信する
R200SSは銀河には手ごろ
(
雲上(くもがみ)
)
2016-02-24 19:05:28
テナーさん こんばんは。
欲を言えばきりがないのですが、R200SSのf800mmというのは
銀河を撮るには手ごろな拡大率かも知れませんね。
モザイクで撮ってもおもしろいし。
私は更に欲張ってVC200L(1800mm)でいきたいのですが、
露光時間がとてつもなく長くなって、どこかで妥協するしかありません。
返信する
規約違反等の連絡
コメントを投稿
goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます
名前
タイトル
URL
※名前とURLを記憶する
コメント
※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
コメントを投稿する
「
天体写真(系外銀河)
」カテゴリの最新記事
JPEGで2時間撮影 子持ち銀河(またやってしまったポカ!)
M83 南の回転花火銀河(うみへび座)
追加露光でもまだ足りない”触角”銀河
10億光年より遠い「かんむり座銀河団」に初挑戦
NGC4565”針”銀河(かみのけ座) [ステラショット3 再始動]
M64黒眼銀河 (かみのけ座) [ステラショット3再始動その2]
おおぐま座の銀河 NGC2841(再始動! ステラショット3)
アンテナより、”触角”銀河の方がピタッとくる世代です
リベンジというより追加露光 M63 ひまわり銀河
形のユニークさNo.1(?) 銀河 おおぐま座NGC3718(黄砂の夜、二夜目)
記事一覧
|
画像一覧
|
フォロワー一覧
|
フォトチャンネル一覧
«
春の系外銀河の先駆け M81 ...
そして、再び 「親亀子亀」。
»
プロフィール
フォロー中
フォローする
フォローする
自己紹介
雲上(くもがみ)
めったに星の見えない雪国で、30年ぶりに天体写真に挑戦しています。
ログイン
編集画面にログイン
ブログの新規登録
最新記事
塵に埋もれたIC342銀河(C11鏡筒開眼 ! ? その4)
さんかく座銀河 中心部(C11鏡筒開眼 !? その3)
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
月明りも 雲もない夜に、C11鏡筒ついに開眼 !?
C11鏡筒の”結露”、月明りの中で対策検証(その2)
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
去り行く紫金山・アトラス彗星(ラストショットはヨンニッパと赤道儀で)
C11重厚長大フードは期待外れ
自宅で撮った紫金山・アトラス彗星(10月14日)
サンニッパ持って行ったのに、写っていたのは広角ズーム(紫金山・アトラス彗星)
C11鏡筒 実戦初ショットは低空の月
C11 vs VC200L 星像の差は歴然?『C11鏡筒がやって来た』
光軸調整 これが限界?(屋外検証 第三夜) 『C11鏡筒がやって来た』
初めて見えた星像は?(屋外検証 第二夜) 『C11鏡筒がやって来た』
いよいよ屋外設置で検証(第一夜)『C11鏡筒がやって来た』
星が見えなくてもやれる事。『やって来たC11鏡筒』
続3・夢のお告げで問題解決?『やってきたC11鏡筒』
続2・無理なのは赤道儀ではなく 私の体力だった。『やって来たC11鏡筒』
わたしのブログでは評判の良くなかった NGC281パックマン星雲
10ヶ月後のリベンジ 『象の鼻』(ケフェウス座 IC1396内)
>> もっと見る
バックナンバー
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
カテゴリー
上越天体写真友の会
(8)
全記事一覧(カテゴリー別)
(5)
天体写真(系外銀河)
(263)
天体写真(星雲・星団)
(288)
天体写真(月・惑星・彗星)
(153)
天体写真(流星群・星野写真)
(27)
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
(64)
画像処理のはなし
(86)
それでも星は流れる
(44)
天体写真よろず話
(114)
機材
(146)
手作りグッズ
(10)
ガイド星図22時
(17)
天体アルバム2021
(4)
天体アルバム2020
(4)
天体アルバム2019
(4)
天体アルバム2018
(4)
天体アルバム2017
(5)
天体アルバム2016
(5)
天体アルバム2015
(5)
天体アルバム2014
(4)
天体アルバム2013
(8)
天体アルバム2012
(3)
みんなの宇宙(そら)
(35)
今夜のターゲット
(6)
春の銀河アタックプラン
(6)
ブログのはなし
(13)
我が家の四季
(96)
日記
(20)
5年前のそら
(7)
そら(宇宙)のかるた
(6)
木製帆船
(10)
ブックマーク
「上越清里 星のふるさと館」
新潟県内最大の口径65cmの望遠鏡、プラネタリウム設置。
アクセス状況
アクセス
閲覧
990
PV
訪問者
491
IP
トータル
閲覧
3,960,359
PV
訪問者
1,401,394
IP
最新フォトチャンネル
ch
212204
(24)
天体アルバム2012
>> もっと見る
ポチッとお願いします。
天体写真 ブログランキングへ
文字サイズ変更
小
標準
大
カレンダー
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
次月
goo blog
お知らせ
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】最も利用するコンビニはどこ?
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
goo blog
おすすめ
おすすめブログ
【コメント募集中】
最も利用するコンビニはどこ?
@goo_blog
お客さまのご利用端末からの情報の外部送信について
最新コメント
雲上(くもがみ)/
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
さすけ/
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
雲上(くもがみ)/
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
さすけ/
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
雲上(くもがみ)/
自宅で撮った紫金山・アトラス彗星(10月14日)
さすけ/
自宅で撮った紫金山・アトラス彗星(10月14日)
雲上(くもがみ)/
いよいよ屋外設置で検証(第一夜)『C11鏡筒がやって来た』
マルさん/
いよいよ屋外設置で検証(第一夜)『C11鏡筒がやって来た』
雲上(くもがみ)/
星が見えなくてもやれる事。『やって来たC11鏡筒』
さすけ/
星が見えなくてもやれる事。『やって来たC11鏡筒』
メッセージ
メッセージを送る
今年の冬の天候はかなり変でしたね。
でも2月は雲上さんには良いほうにブレたようで、思わず徹夜してしまったというわけですね。
撮影中はずっと外におられるのですか?
それとも家の中で休まれているのですか?
ここしかないと言うような構図です。
でも余裕を持ってモザイクしたものも見てみたい。
しかし7つも人工衛星が写るんですね。
確かに拡大してみるとうっすらと軌跡が。
楽しい2月でしたね。
さて3月や如何に?!
これまでの記録ノートを見ても2月に一晩中撮影できたのは初めてみたいです。
いつのまにかカメラ操作もタイマーリモコンから、PCからに変わりました。
シャッターの操作だけはその都度やっているのですが、
それ以外の時間はこたつでヌクヌクしています。
言われる通り、このエリアはもっと広い範囲に銀河がちらばっています。
以前f400mmで一回り広い範囲を撮ったのですが、
銀河が小さくなって個性がわかりずらくなります。
広く、詳細にとなるとモザイクで撮って、大画面で見るしか。
今回は自分でもびっくりするくらいに人工衛星が写り込みました。
方向がてんでバラバラなので静止衛星じゃないようです。
ほんと、3月は徹夜できる夜が2晩は欲しいですね。
迫力ありますね~。私もこれくらいのが撮れたらいいんですけどね(笑)
夜空も植物も春なんですね。
なかなかものにならなくて。(今回はましの方)
幸い機材はいろいろ揃っているので大きく撮ることはできるのですが、
その分 星像がふやけてしまうのが悩みのたねです。
今回のふきのとうの初物はてんぷらでいただきました。
絶妙なバランスでM84,M86,NGC4388を配置し、より多くの
銀河を入れた構図になりましたね。自動導入でM84を中央に
入れ失敗作を量産してます。
撮って楽しい、見て楽しい銀河のエリア、モザイクでエリアを
広げるのも面白いですね
欲を言えばきりがないのですが、R200SSのf800mmというのは
銀河を撮るには手ごろな拡大率かも知れませんね。
モザイクで撮ってもおもしろいし。
私は更に欲張ってVC200L(1800mm)でいきたいのですが、
露光時間がとてつもなく長くなって、どこかで妥協するしかありません。