雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

クローズアップ! りゅう座の銀河トリオ (ASI533MC導入検証)

2023年05月26日 | 機材
11日夜(といっても翌日の深夜から早朝)の3タイトル目に選んだのはりゅう座の銀河トリオです。
ここまで4月に購入したカラーCMOSカメラ ASI533MC の導入検証用に撮っていたのは
見栄えのする明るくて見かけの大きいものばかり。
本来はセンザーサイズが小さくて写野の狭いASI533MCで狙うべきは
まさに見かけの小さな系外銀河がうってつけなのですが、
導入検証用の撮影とは言え いきなり難物で ”がっくり” したくなかった というのが本音。

 りゅう座の銀河トリオ左から NGC5985・5982・5981) 
( 元画像の 50%に縮小 ほぼノートリミング )
(  上が北になっています )
撮影DATA : 2023/ 5/ 12 01:20’~(5/12)03:20’ Vixen VC200L (fl=1,800㎜)
露出 300秒 × 24枚  Gain300 ASI533MC Pro(冷却-10°) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
*ダーク処理、フラット処理はまじめにやっています
総露光時間2時間ではまだ画像が荒いようですが、追加露光はたぶん来年になるでしょう?

ほぼノートリミングでもフレームいっぱいに広がる系外銀河のトリオは迫力ありますね。
銀河単体では小さすぎて見栄えがしなくても、コンビやトリオの銀河は以前から撮影してきました。
今回の銀河トリオも2021年にフルサイズのEOS6Dで撮影しています。
( 四角の枠は今回のASI533MCの写野 )
同じVC200L鏡筒での撮影になるのですが、さすがにフルサイズカメラでは写野が広すぎて 寂しすぎます。
上の画像の撮影DATAは → 悩んだ末に、りゅう座銀河トリオ を参照願います

当ブログ恒例の「只今撮影中」ショットです ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年 5月12日02時22分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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我が家の『かたてま野菜』は順調にそだっています。
最初の収穫となるのは きゅーり か ズッキーニか?
家の裏庭の芍薬(しゃくやく)はわたしの担当。
ほんとは真っ白が好きなんですが、ここ数年きれいにひらいてくれません。


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