雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

網状星雲 西側(久しぶりに反射鏡筒R200SSで)

2022年11月01日 | 天体写真(星雲・星団)
9月に入って2か月ぶりにやっと星の撮影ができました。
久しぶりだったので とりあえずお手軽な(?) サンニッパヨンニッパレンズから始めたのですが、
9月だけで3夜も撮影できたので 望遠レンズに適した撮影対象が無くなってきました。
そこで10月の新月期での撮影には反射鏡筒のR200SSを使う事にしました。

実は 短焦点(+コレクターPH 合成fl=760mm)で明るいR200SS反射鏡筒は
フルサイズカメラを買ってから めっきり出番が減っていました。
撮影ノートを調べてみたら、2年前(2020)の2月に使った後は
昨年の7月に一夜使っただけ。
フルサイズカメラで写野が広くなったため、星雲や系外銀河の撮影はより拡大できる
VC200L(+レデューサーHD 合成fl=1,386mm)での撮影がほとんどとなりました。

2020年2月に設営したときのR200SS鏡筒

久しぶりの出番となったのは ほぼ新月の10月20日の夜で朝まで持ちそうな雲予報。
灯火が暗くなるのを待ちきれずに最初に撮ったのは ・・・

NGC 6960 網状星雲 西側 (はくちょう座)  
( 元画像の30% 縮小画像 )
( 上が北の方角  )
撮影DATA : 2022/ 10/20 20:25’~  Vixen R200SSmm(+ コレクターPH 合成 fl= 760mm F3.8)
露出 分 × 20枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

写野の広いフルサイズカメラによる撮影ですので、もう少し拡大撮影したくなりますが
サンニッパヨンニッパ による画像に比べれば格段に細部の解像度が上がっています。
同じ範囲を切り取って比較してみました。 ↓
拡大率が上がる事により星雲細部の描画画素数が増加
さらに口径が大きくなることにより光学的な分解能も向上しています。

『只今撮影中』ショットになります。 ↓
( 四角枠は今回のR200SSでの撮影範囲です )
10月20日21時11分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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撮影はステラショット2のリモート撮影で趣味部屋から。
それでも『只今撮影中』ショットだけは屋外に出て撮影しています。
夜間の気温が下がってきたのでリモート撮影のありがたさを痛感。

裏庭のリンドウ 夏の強い日差しに葉が焼かれても頑張って咲いています


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
稼げたのでは? (さすけ)
2022-11-03 18:58:28
数日前、連夜で稼げたのでは(^_^)?
ホクホクです。 (雲上(くもがみ))
2022-11-04 09:46:49
さすけさんお久しぶりです。
お察しの通り先月は20日と26日の2夜も徹夜撮影できました。
おかけで ブログ1ケ月分くらいの画像ストックができました。
晴れてさえくれればいい趣味なのですが、雪国越後は ・・・

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