雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月明かりにもめげず、カシオペア座の2対象

2015年10月06日 | 天体写真(星雲・星団)
2日夜、前回記事のアイリス星雲の後に撮ったカシオペア座の対象になります。
アイリス星雲が上ってきたばかりの月明かりで、ここまで悲惨な結果になるとは予想していませんでした。
それでも月が上るにつれて空が明るくなってきている事はわかっていたので、
次に選んだのは、できるだけ月明かりにも負けない対象という事でめったに撮らない散開星団を。

散開星団 NGC 7789 (カシオペア座)
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大 ) ノートリミング
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/10/ 2 23:43’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出10分×6枚 ISO 800
Cooled 60D (気温14℃ 冷却 -5℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7

散開星団というとプレアデス星団和名スバル)くらいしか撮ったことはないのですが、
さすが星だけの集まり、月明かりに負けず写ってくれます。
初めて撮ったのですが、明るさの揃った暗めの星が密集してまるで球状星団のよう。

撮影中のおりおんショットです。

もうずいぶん月が高く昇ってきていたのですが、粘ってもう1タイトル。
今度は同じカシオペア座の明るめの散光星雲。
その形からパックマン星雲との愛称もあるようです。
NGC 281 (カシオペア座)
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大 ) ノートリミング
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/10/ 3am 00:50’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出15分×4枚 ISO 800
Cooled 60D (気温14℃ 冷却 -5℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7
なんとか写ってくれましたが、かなり画像処理に無理をしたため
背景が荒れてしまって透明感がありません。
これを撮っている時には、まもなく家の屋根から月が顔を出すくらいまで上がっていました。

この後、VC200L鏡筒に載せ換えて、高く昇った月を撮っています。(前回記事で掲載済)

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只今、例の”キ ”の字の光条の検証を兼ねて
撮影中なのですが、まったく能率があがりません。
できれば作品もと思ったのですが、
検証でカメラを何度も付け外しを行い、
何が何やらで結果の整理もぐちゃぐちゃ。
それにしても寒くて集中できません。
3時現在の気温12℃。
じたばたしている間に下弦の月が上ってきました。

雲上くもがみ
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コメント (6)
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