Ｍ１０９銀河 二等星とのツーショット（おおぐま座）

この銀河を撮ったのは初めてです。『ガイド星図２２時』でもピックアップしている銀河ですが、これまで撮る機会がありませんでした。Ｍ１０９ のガイド星図２２時です。 （ 画像クリックで拡大したものを保存して、Ａ４×２枚印刷 ）撮らなかった理由の一つに、ごく近くに北斗七星のひとつγUMa(フェクダ2.4等星) が輝いている事があります。（今回も鏡筒のたわみ防止で、接眼部付近に補強用のバンドを巻いています。）そのため、輝星によるハレーションやゴーストがひどい事が予想されました。反面ごく近い星（８３光年）と、遥か彼方の系外銀河（５５００万光年）が、クローズアップでも一枚の画像に納まる魅力的なエリアでもあります。先日、ミッチーさんのブログ記事 でＭ１０９の画像を見てから俄然撮りたくなりました。
先月２７日夜（正確には日が替わった２８日am）、透明度の悪い空で敢えてエクステンダーで１．４倍に拡大して撮影しました。（ 画像クリックで拡大表示 ）撮影ＤＡＴＡ：　２０１４／ １／２８am　０２：２５’～　VixenＲ２００ＳＳ＋canon1.4Xエクステンダー（合成ｆ＝１１２０mm F5.6）バーダーMPCCⅢ 露出 １０分×９枚 コンポジット　Cooled ６０Ｄ (気温－４℃ 冷却オフ) ＩＳＯ １６００　LPS-P2FILＥＭ－２００ＵＳＤ赤道儀　OrionSSAG　ガイドスコープGS-60S　PHD Guiding　ステライメージ７ FlatAideミッチーさんの画像の２倍以上の露光時間をかけたのに、写りで負けているのは空が悪かったせいという事で・・（負け惜しみです）ごみによる影は目立たないよう処理したのですが、左下のゴーストは雰囲気重視で残しました。

==========================================このところオートガイドが安定してきてうれしい限りです。エクステンダーを使った拡大撮影もやりやすくなります。
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