雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

自宅でアイソン彗星撮るぞ! 作戦

2013年10月10日 | 機材
現在アイソン彗星は朝方、火星の近くに見えているようです。
まだかなり暗いのですが、
さんやさんのブログ写真を見るとはっきり尾が写っています。
わたしも撮りたい!のですが、
それには大きなが・・、東側は家屋のがじゃまして北極星が見えないのです。
つまり、赤道儀の極軸設定ができないためガイド撮影が困難なのです。
そこでこんなものをポチッとしてしまいました。
( 画像クリックで梱包を開いた写真、及び側面から見た写真を表示 )
Vixenのポーラメーターです。
パッケージには「北極星がすぐ見つかる」とありますが、見えないから買ったのです

台風24号が去った後、さっそく使ってみました。

 
いつもの裏口付近の設置場所で、三脚は北の方向を向いています。
(コンクリート面には、ペンキで三脚位置をマーキングしてあります。)
ポーラメーターの指す北(磁北)は約7度、西にずれています。
このずれは磁気偏角といって地域によって異なります。
国土地理院のHPで調べたところ、上越市は7.5度とありました。

 
いよいよ東側が見える玄関前での設営場所です。
ご覧のとおり家屋がせまっているため、北極星を見る事ができません。
コンクリート面の水平が大体あっていたため、ポーラメータを見ながら三脚位置を決めます。

位置が決まったので三脚位置をマーキングして、仮設営してみました。
 
撮影鏡筒は極軸設定の精度が望めないことから、R200SS(f=800mmF4)では無く、
ヨンニッパ(NFD400mmF2.8)としました。
ヨンニッパレンズには手製絞り(F4相当)を兼ねた、梅雨除けフードをはめ込んでいます。
(彗星が暗い場合は、F2.8開放で撮影予定)

仮設営で気が付いた点としては
極軸方位微調整時の指標も赤道儀に追加しておいた方が良い事。
それよりも一番の気がかりは
東の方向には、はす向かいのお宅の屋根が・・
ポーラメーターで測ったところ、屋根の鬼瓦で高度25度

今月15日 朝4時の空です。(アイソン彗星、火星、レグルスが並ぶ)・・・・・・・ ステラナビゲータ9で作成
薄明30分前には高度28度でなんとか撮れそうです。

ただこれから太陽に接近するため、徐々に低くなり、
11月上旬には屋根の陰に入り、撮影不可能となりそうです。
近日点通過(11/29)後は、12月18日頃まで待たねばなりません。
(もう雪国では星が望めない季節ですが・・)
なんとか見頃の、12月上旬の彗星が低い時に撮影するとすれば・・
  
2階のベランダに設置する方法もありますが・・
ベランダ床はフニャフニャで、室内からシャッター操作を行うしかないようです。

もともと東側は高速道路ICや市街中心部の方向となり空が明るいため、
固定撮影が可能なくらいに彗星が明るくなったら、
プチ遠征した方が良さそうです。


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なんだ、かんだ言っても、最大の敵は天気です。
週間予報もかんばしく無く、当ブログでアイソン彗星をおみせできるかどうか・・

雲上くもがみ
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コメント (4)
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