折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

素敵なママたち

2015-09-17 12:35:03 | 子育てもろもろ
こどもが、大人からしたら分かりきったことを納得しないとき・・・・・どうしますか?

明らかにわがままを言っているときは別。
でも、子どもの少ない体験からは、どうしても納得できないとき、親は邪魔くさいから「こうなってるのよっ」と言って切り捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。
ママも忙しいですもんね・・・・。

何でこんなことを書いたかと言いますと、一月ほど前、あるお母さんとお話していてこんなことを言われたのです。
「ものすごく楽しみにしているお稽古が先日はお休みでした。
言って聞かせたけれども納得できないようだったので、一度お稽古場に連れて行って『やっぱりお休みだったね~。残念だったね~。』と言いながら帰ってきました。」


子どもは自分の気持ちに寄り添ってもらえると、いろんなことをそこから学んでくれるものですが、それには手間も時間もかかります。
このお母さんは暇な方ではなくて、教室のお母さんの中では多分一番忙しいお母さんの一人だと思うのですが、ちゃんと子どもの心に寄り添ってわが子であっても一人前の扱いをしておられる。
学習が終わって教室の隅っこで本を読んで待っている子ども。
お迎えにいらしたお母さんがそれを見ていて、読み終わるまで待ってらっしゃる・・・・なんていう光景も時々目にします。

教室の中にはこんなステキなお母さんたちが沢山いらして、こんな仕事をしていなかったらきっとお会いすることもなかっただろうなあ・・・。
手前味噌になりますが、公文がもともとステキなお母さんたちをさらに鍛えてくれた・・・と言うのもほ~~~~んの少しはあるのじゃないかなあ・・・と思っています。
だってイヤイヤ期の子どもに学習させるのは本当に大変。
楽しいときも多いけど、毎日やらせようと思ったら、大人のほうが頭を使わなくちゃなりません。(ちょっとだけ名女優になる必要もある・・・・。)

どうしたら楽しく続けられるのか。

お母さんたちの相談に乗ることが、教室に通ってもらう一番の意義だと思っているくらいしょっちゅう話題に上がるテーマなのです。
幼児コースから来てくれている子のお母さんに子どもの心が分かるステキな方が多いのは決して偶然ではないと思っています。
(もちろん大きい子たちのお母さんの中にも沢山素敵なママがいますよ。それはまた別の記事で・・・)


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