くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ4 第10話「運命の女」

2006年12月20日 | CSI:マイアミ
麻薬の売人フィッシャーが自宅で射殺されていたが、その現場を鑑識作業中に天窓からジョニー・ニクソンという男が落下、現場を汚染してしまう。
ジョニーは容疑者として逮捕されるが、デルコに麻薬を売っていると告発して取引に使おうとする。デルコは麻薬を買っていたことを認めるが、軽減事由があってのことだと主張。しかし内務調査局のステトラーが早速調査を開始する。
フィッシャーの家の防犯装置を車でぶつけて逃走した人間がいて、現場に落ちていた安全ガラスからディーナ・ウォルターズが浮上するが、持っていた銃と現場の銃弾は一致しなかった。
現場を調べたところ、被害者に命中していた9ミリ弾とは異なる、45口径の銃弾が壁に命中していた。現場にはもうひとり射手が存在していたのだ・・・

------------------------------------------------------------

今回の邦題、色んな意味でアレはないよなぁ・・・(ぼそ)
・・・ひとまず内容の意味するところは置いとくとして、だ。
なんだか今シーズンの邦題は演歌っぽかったり、80年代アイドルポップみたいだったりしてる感じ。

このところ、謎が次から次へと山積みにされていたので、どこでどう片付けるつもりなんだろうと思って心配していたが、デルコの金銭&遅刻問題には答えが出た。
お姉さんの腫瘍の化学療法(その割に健康そうではあったけど)の世話をしていたせいだったのだな。病院とマリソルが出てきた時点で大体路線は読めたけど。でもこれでデルコがちゃんと捜査に集中できるかなと思うと、やっぱりほっとする。
 「いい弟だ・・・」
 「いい姉なんです」
 「あぁ・・・」
この後にホレイショが「確かに。・・・いい女だ」とか言いそうな雰囲気だったことは内緒だ(いい場面なのに何を茶化す)。
しかし、金銭面で解決がついたわけではないので・・・またホレイショが援助してあげたりするのだろうか?
ホレイショがいくら高給取りでも、限界というものが・・・。

しかし、また新たな謎や問題が。
ウルフの目は、やはり正常ではなかったのだな。当たり前だけど。1エピ何事もなかったかのようにスルーしてつっこませるという、ツッコミ待ちの演出とはミエミエな。
素直にアレックスのいうことを聞いて、ちゃんと病院に行きましょうねウルフくん。
トリップに整形ツッコミ入れてる場合じゃないっすよ。
でも絶対何週かしたら、症状を隠して捜査に参加しているうちに致命的なミスを犯して「ウルフ・・・お前目はどうした」とホレイショにビシっとシメられるウルフとか、そんなのがあるあるある、きっとある。
あと、ナタリアさん(なぜかさん付けしてしまう自分)は本格的に押し出しが始まったようだが、このままなんとなく「ワタシ捜査官になりたいんです」で捜査官になっちゃうみたいな路線じゃないといいんだけど。
彼女に関しては「なぜか高級住宅街住まい」という謎が新たに追加されてしまった。

ステトラーがなぜホレイショを必要以上に敵視するのか、という理由も語られていた。
結局、昇進争いに負けた腹いせに、別の方向から攻撃していたっていうことなのか。ステトラーがイェリーナと付き合ったのは偶然だと思っていたが、あれも「ホレイショがほれていた女だから取ってやる」という意識があってのことだったのか。
ステトラー・・・お前そんなちっちぇ~男だったのか。
ベガスのエクリーですら、ちゃんと主任の仕事については認めるくらいの器量は持っていたというのに。ホレイショのライバルとか天敵とかに認定するのもはばかられる。

そんなステトラーにホレイショのキメ言葉。
「規則はどうでもいい。彼は罪人じゃない」
・・・どうでもいい・・・ってことはないんじゃないかなーと。まぁ、ホレイショですから。

「俺達が勝つ。 か な ら ず !」
これはメリックに対しての台詞。結局負けて持っていかれてるわけだが、負けてることは認めない。何しろ負けず嫌いだから。常に勝利宣言。証拠がないだろって言われても「これから見つける」だし。
常勝ホレイショ、それは負けてることを認めない男

銃器ラボのジムは今回が最後。ダラダラした嫌われ者のまま、あっさりカリーに追い出されて終了とは、なんだかあっけない。
でも、やはりカリーは「恋する弾丸ガール」(違)じゃなくちゃ。

ところで。
ホレイショからみなさんクリスマスのご挨拶を。はぴほりで~。
(・・・いなくなったひとが入ってるのは気にしないでクダサイ)


【 脇俳優チェック 】

◆モニカ・ウェスト州検事 .... Bellamy Young
このエピを含めて、今シーズン中6エピに登場予定。
「ER」第8シーズン7話「もし神の慈悲に背いたら」では、親の期待と自分の意志の、法学部と医学部の志望のはざまでプレッシャーに押しつぶされて自傷癖に走ってしまっていた大学生、グレース役を演じていた。
「ザ・ホワイトハウス5」10話、「ミディアム2」7話に登場予定。

◆歯にダイヤのあるディーナ・ウォルターズ .... Paula Jai Parker
映画「フォーンブース」では、コリン・ファレルに電話ボックスを明け渡せと騒ぐ売春婦役で登場。この間「ホークス先生を探せ」でレポートした「ゲットオンザバス」では途中ナンパされる女子大生役を演じていた。あの時はとってもかわいかったのでギャップにびっくり。
「CSI:7」3話に登場予定。

◆賞金稼ぎのデュエイン「ブル」・メリック ....  Brian Bosworth
NFLの元シアトル・シーホークスのラインバッカーで、アメフトのスーパースター的存在であったが俳優に転身。しかしデビューの主演作「ストーン・コールド」では、演技ができなさすぎてラジー賞にノミネートされたらしい。
他に「刑事ナッシュ・ブリッジス」にゲスト出演など。

◆被害者ジェイ・フィッシャー .... Dex Elliot Sanders
「コールドケース2」1話「バッドランズ」で、虐殺の現場になったレストランで働いていた女性タイラーの恋人で、彼女に暴力を振るうジャマール役で登場していた。

◆賞金稼ぎに追われる男バイロン・ディラー .... Cameron Bancroft
鏡に映っていたり、ガムのDNAで判明した、整形を重ねていた男。
「ビバリーヒルズ青春白書」第6シーズンに、アメフトのヒーローでドナの恋人だったジョー・ブラッドリー役を演じていた。レイの暴力からドナを守ったことで裁判沙汰に巻き込まれたり、心臓の病気でアメフトを断念する騒ぎになったりしていた。
「24」第4シーズンではCTUの捜査官キャッスル役でシーズン中ずっと登場していて、なかなか押し出しも良かったのだが、マルワン捜索の過程で・・・
主演ドラマの「コードネーム>エタニティー」は日テレのうしみつ枠で放送されていた。
この間WOWOWで放送されていた「大草原の小さな家2005年版」ではチャールズ・インガルス父さん役だった。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレイズ・アナトミー2 第11話「孤独の癒し方」

2006年12月19日 | グレイズ・アナトミー
5つ子の帝王切開手術は成功し、インターンたちはそれぞれ自分の担当する5つ子の成長を競い合いながら見守っていた。
しかしイジーはアレックスの浮気が許せない上に、産婦ドリーの担当をはずされてイライラ。ドリーのケア担当はメレディスがあたることになったが、ドリーは度重なる5つ子のトラブルに産後鬱状態を悪化させ、子供たちに背を向けようとしていた。
イジーに無視され、マーティンの失敗によってデレクに冷たくされているアレックスは、落ち込む一方。なんとかマーティンを救う方法はないかと必死になるが、その気持ちが空回り。
アレックスとオリヴィアが寝ていたと知ったジョージも心穏やかではなく、同じ患者を担当することになって患者の前でいざこざを繰り広げてしまう。
一緒にバークの部屋で暮らし始めたクリスティーナだったが、生活パターンがまったく違うのでぎくしゃく。カミソリを飲んだ囚人コンスタンスを担当するが・・・

------------------------------------------------------------

メレディスの出てくる場面を早送りするようになったら、それはヒロイン嫌い症候群がそろそろ悪化してる症状。
早期発見と治療が必要です。魅力的なヒロインのドラマを見ましょう。
・・・って、例えば?・・・うーん。
メレディスって、仕事じゃミスも笑いもなくてつまらないし、恋愛だとバカップルだし、どうつっこんでいいのかわからない。だって「頑張ってる」のはみんな同じだし。

イジーがヒロインだったら、このドラマどうだっただろうか。やっぱりメレディスがアレックスと喋ってるだけでぎゃーぎゃー言って無視してるイジーにムカついているような気がしないでもない。
某ブログで「ウザジー」と呼ばれるのが見えるようだ。
でも、メレディスがいるので・・・「まぁやりすぎの気はあるが、イジーが言ってることは正論だよな」とか思ったりしてしまう。私にメレディスの毒は相当まわってるらしい。
アレックスをさっさと見限って次に進めばいいじゃないかーと思うのに、イジーは美人過ぎて意外と誰も近寄ってこないのだな。その堅さがサブキャライジーの弱さとして愛せたりするのだが・・・

ジョージひたすらかわいい。
回を追うごとにかわゆうてかわゆうて、って感じに。WOWOWのグレイズホームページに担当声優さんたちのインタビューが載っているけれど、好きなキャラは?って聞かれて、多くが「ナチ」と「ジョージ」って答えるという現象が。
そらそうよ。
ジョージの愛らしさはメレディスのウザさをジョージで中和してなお余りある、って感じ。
今回の話は「人という字は支えあってできてる」みたいなテーマだったわけだけど、ジョージは一生懸命メレディスを支えようとして空回りしてて、そこが愛らしい。
「ツッコンでいい?」とイジーに詰め寄られて「・・・ダメ」と陥落するジョージ。オリヴィアにメレディスのことを言われて「な、な、な、」とキョドってるジョージ。デレクがいるのをみて部屋に入れないジョージ。また患者に狙われちゃった?ジョージ。
そして犬に追いかけられてうわぁぁぁとなってるジョージ。
・・・・なんでこんなにかわいい生き物が存在するんでしょうか。
あんな「ゆるキャラ」反則すぎ!!
メレディスとイジーがわんこを拾って来たけれど、犬や猫って家の中の強弱関係を見抜いて、「自分は下から二番目」ってポジション取りするわけで・・・ジョージは明らかに「犬以下」に認定されているよなぁ。

クリスティーナもだんだんかわいくなってきてしまって・・・
今回のクリスティーナは「バークの懐かない猫」だったような気がする。クンクン匂いかいでマーキングして、エサをやろうとするとちょっと威嚇、みたいな。
これがまた、バークが「猫って、このなつかなさ具合がかわいいんだな」っていうような愛しさ満杯な眼差しで見つめるし・・・
朝ごはん作って仕事もフォローしてくれる、バークってそんな満点彼氏??
どこかに落とし穴があるのでは?というように、なかなかリラックスできないクリスティーナにゃんこは見てると楽しい。
「看護師に彼氏未満の男を寝取られた女くらい怖いものはない」
「イラついたあんたって好き」
・・・爪の研ぎ味も抜群だしね・・・
しかし今回のクリスティーナの担当患者は、アークエットブラザースの姉ちゃんだったわけですが・・・クセモノ俳優らしい演技で、クセモノ同士のクリスティーナとの対峙がなかなか味があった。

アディソンはかつて部長に、イジーにしたように荒療治されたことがあったのか。
いい医者って何?そんなもの私はなりたくない」って同じように思って・・・イジーも同じ道を通ってやがてはアディソンになるのだろうか。
デレクがアレックスに厳しく当たるのも、かつての自分とシンクロしているからなので、イジー&アレックスカップルはやがてアディソン&デレクカップルになるってこと?
・・・やっぱしイジーは、アレックスとはこの辺で引き返して考え直した方がいいような。
「サビシイ」って、ちゃんと大事な人に甘えられるアディソンは夫婦の修復に向けて努力して心を開いているのだけど・・・でも、アディソンがどんなに頑張ってもデレクとは最初から「合わなかった」ってことのような。
そのことにアディソンがあがいてあがいているうちに、いつか気づくのだろうか。メレディスが問題なんじゃなくて、愛情のあるなしの問題でもなくて、最初から相性があわなかったのでした、っていう。なんだかそういう結末だとアディソンがかわいそうだ。

ナチ様の赤ちゃん言葉にドン引きで固まってるクリスティーナの図は爆笑だった。
「妊娠で丸くなったりしない!」って・・・まぁ充分色んな意味で丸くなってるわけですが・・・(おい)


【 脇俳優チェック 】

◆ヒル治療のアウトドアおやじマーフィー .... Timothy Bottoms
70年代には「ジョニーは戦場へ行った」で悲惨な傷を負いながらも生き続けさせられる兵士ジョー役を熱演して話題になった。
そのためか「戦場にかける橋2 クワイ河からの生還」など社会派の作品に出演することが多かったが、次第に娯楽色の強い作品に出演するようになって、コミカルな演技に幅を広げている。
最近では容姿が似ていることからブッシュ大統領役で大統領を揶揄したシットコム「That's My Bush!」に出演、さらに「DC911」でもシリアスにブッシュ大統領役を演じている。

◆かみそりを飲んだ女囚コンスタンス .... Rosanna Arquette
「マドンナのスーザンを探して」では謎の広告にひかれたことから、マドンナに影響されるなどして自分を解放していく主役の平凡な主婦ロベルタ役。「グラン・ブルー」ではジャック・マイヨールにかなわぬ切ない思いを抱き続けるジョアンナ役。「隣のヒットマン」では「フレンズ」のチャンドラー役マシュー・ペリーの倦怠期を迎えた妻の役を演じているなど、数多くの作品に出演し、印象的で幅広い演技を残している女優。
2002年には「デブラ・ウィンガーを探して」を製作・監督・出演して大いに評価された。
父はコメディアンのLewis Arquetteで、彼の三男二女は全員俳優(リンク先の写真を見て、男女比が間違っているってつっこまないでください・・・)になっている。
「ミディアム」のアリソン・デュボア役のPatricia Arquetteは妹、「スクリーム」の共演で「フレンズ」のモニカと結婚したDavid Arquetteは弟で、五人の中では長姉。五人共にぶっ飛びきょうだいで個性的な役柄を演じるタイプの俳優でもある。
数回の結婚はすべて破綻。ミュージシャンが好きらしく、2回目の結婚相手James Newton Howardはあの「ER」のテーマ曲を作った人。その他に元ジェネシスの Peter Gabrielと同棲していたこともある。しかし最も有名なロマンスはTOTOのSteve Porcaroとの同棲で、それによって作られた曲がTOTO最大のヒット曲「ROSANNA」。
デブラ・ウィンガーを探して Toto IV

◆イジーと一緒に夜勤でエミリーを看ていたナース .... Monica Garcia
「ER」第11シーズン8話「疑惑の銃弾」には強盗と撃ち合いになって負傷した警官エディの治療法を巡って、息子アルロと今の妻と確執を繰り広げた前妻ベニータ役を演じていた。
「PEPPER」5話「目標!好感度アップ」では、ペッパーが好感度アップのためにレポートするはずの病院の完成式典で、建築工事現場の労災の隠蔽が行われていることを暴露してしまう。でも失敗続きで落ち込むペッパーに、スクープによって夫ディアスが救われたと感謝の言葉を述べた妻の役で登場していた。
「CSI:2」18話「暴走バス24人の運命」のバスの事故では、乗客の中に夫婦で乗っていて、「カジノで勝つには~」という話をしているアメリカ国旗を刺繍していた女性役で登場していた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン4話「汚れた血 欲望の海」では、ビーチでレイプされた被害者の女性の容態をメーガンに報告しているナース役。
「インベイジョン」の今週放送予定の13話にもナースとして登場予定で、ナースとしての出演が結構多い。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「BONES」デヴィッド・ボレアナズ@MARTHA

2006年12月19日 | MARTHA
久しぶりにドラマスターが登場したので、MARTHAのカテゴリでエントリーできます。

今回のゲストは「ANGEL」や「BONES」のデヴィッド・ボレアナズ。ブース!

マーサがデヴィッドと一緒に「イワシのイメージを変える」料理を作るという企画です。

デヴィッドは例のゴージャスなセットに入るなり「母が気に入りそうだ!」と感心。
デヴィッド自身も料理をするとかで、イタリア系のお父さんから教わったイタリアンがお得意だそうです。グラチォーレ(チーズを肉で包んで煮込むとか言ってた)が得意だとか。
しかし、お料理が得意で食べるのも大好きだという彼ですが・・・今回の出演でMARTHA始まって以来のトンデモなことをやらかしてしまうのでした。



まずは最近のお仕事の話から。「BONES」について型どおりの説明をして、マーサにボーンズについて「法人類学者ってご存知ですか?」と聞いたところ、「法廷会計士しか知らない」とダーティなネタを返されて、デヴィッドも苦笑。思わず話題を変えていました。
マーサは最近、裁判ネタとか刑務所ネタを積極的にふりまくってますね。
で、「BONES」について『「こちらブルームーン探偵社」と「Xファイル」を足して2で割ったような感じ』と説明していたのですが・・・
それは・・・説明として適切??

それと、2007年公開予定の「Suffering Man's Charity」という映画についての話題。
マーサの説明がかなりぶっちゃけてて
「女性の下着をつけるシーンがあって、アラン(=Alan Cumming マーサとお友達だそうで)に虐待されるんですってー」
「いや、ちょっと説明させて」ってデヴィッドがもう一度ちゃんと説明しなおすのですが・・・あんまり印象が変わらなかったのはナゼ。
ブラックコメディ映画だそうです。
『「ザ・プロデューサーズ」と「サンセット大通り」を足して2で割ったような映画』
・・・ってどういう??

そして家族の話題・・・

ひとり息子のジェイドンくんを抱っこしてるサンタさんはもちろんパパサンタなのですが、サンタさんの正体は内緒にしておきたいらしいです。
ブースはドラマの中でもパーカーくんという、ジェイドンくんと同じくらいの息子がいる設定ですが、まさにブースとパーカーくんて感じの図ですね。


それとペットで9ヶ月のわんこ・・・ラブラドールかな?名前は「ブッダ」だそうです。
デヴィッドはアジア趣味にかぶれてるのかな?
ちなみにブッダくんは写真だとわからないかもしれませんが、ボールをあぐあぐと咥えているポーズです。ドラマは順調だし家族は幸せそうだし、なんかいいですねぇ。

しかし、ここから料理コーナーに入ると、デヴィッドは不幸のどん底に。



最初に書いたように、今回は「イワシ料理」です。
しかし・・・デヴィッドはイワシと牡蠣が大嫌いだったそうで・・・前もって聞いておかなかったんでしょうかね。
イワシが嫌いな理由は、「イワシに毛が生えてるから!」
・・・ イ ワ シ に 毛 ??
どうやら小骨のことらしいんですけど。毛って。

それでもなんとか乗り切ろうとするマーサですが、デヴィッドは茶化してないといられないようで、落ち着かないことこの上ない状態。

レモンを首すじやわきの下になすりつけてみたり、ナマでイワシを食べるふりをしてみたり。

イワシの頭は嫌い!とデヴィッドが駄々をこねるので、「しょうがないわね1匹だけよ!」とマーサが頭を落としてくれたのですが、その頭を・・・

なぜか水洗いしてます。「仏教の弔いの儀式のつもり」だそうで。そしてどうしたかというと・・・


シンクに放置。なにやってんですかもう。
マーサもこの時点でフォローするのを完全にやめました。

そしてマーサは、オーブンに入れてちょうだいとデヴィッドにやらせたのが失敗のもと。


「この辺にできあがりがあるんじゃないの~?」と、下のオーブンを開けてみたら・・・


「あった!!」


ほんとに料理の完成品が下のオーブンに入っていたのでした。お客さんは爆笑。次の手順をやろうとしていたマーサはもう無茶苦茶になってしまって、お手上げ状態でした。

それでまだ「おいしい!」って食べてくれれば終わりヨシだったのでしょうが・・・
デヴィッドは匂いの時点で顔をしかめ、鼻を覆ってしまう始末。無理に食べてましたが、もうおいしくなさそうなのがアリアリ。


ここまで「おいしくない!」ってやってしまったゲストは前代未聞。
デヴィッドって、ブースの役はけっこう素に近いというか、あそこまでいたずらっ子な悪ガキくんだったとは思いも寄りませんでした。
今まで番組を引っ掻き回したゲストは結構いましたが、ブース、今までで最悪かも・・・

もうひとり出演していたのはご長寿ソープオペラの「All My Children」に12年間の長きに渡ってレギュラー出演しているWalt Willey

日本でもこの手のベタなソープオペラを、途中からでもいいから放送して欲しいなぁ。どうせ途中からでもそんなに影響ないと思うから。
スタンダップコメディアンらしい軽妙な雰囲気で、奥様のアイドル風オーラをビシバシ放っていました。
彼がマーサと作ったのはレモンスフレ。そっちがデヴィッドだとよかったのでは?



吸血キラー 聖少女バフィー ファースト・シーズン DVD-BOX vol.1
サラ・ミシェル・ゲラー
吸血キラー 聖少女バフィー ファースト・シーズン DVD-BOX vol.1
吸血キラー 聖少女バフィー ファースト・シーズン DVD-BOX vol.2 吸血キラー 聖少女バフィー シーズン II DVD-BOX vol.1 吸血キラー 聖少女バフィー シーズン II DVD-BOX vol.2 吸血キラー 聖少女バフィー シーズン II DVD-BOX vol.3
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「許されざる者」@「コールドケース」ヴェラを探せ!

2006年12月18日 | コールドケース
クリント・イーストウッド監督作品「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」2本のヒットを記念するエントリー(違)ということで。
というか私はまだ見てないわけですが。
 「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」公式サイト

この2本が賞レースにかかりそうだという評判も非常に高いですが、そうすると過去のイーストウッド作品がテレビなどで放送されたりすることも多くなることでしょう。もしかしたら「許されざる者」も放送されるかもしれませんし、レンタルで見てみようという方も出てくる、かな?

その時、ぜひこのポイントでのチェックも忘れちゃいけないと・・・・
「許されざる者」「コールドケース」のヴェラが出ているということを。
 WOWOWの「コールドケース」公式サイト
 ヴェラの俳優さんJeremy Ratchfordの公式サイト



許されざる者 特別版 スペシャル・エディション
クリント・イーストウッド ジーン・ハックマン モーガン・フリーマン

許されざる者 特別版 スペシャル・エディション
夕陽のガンマン アルティメット・エディション ザ・シークレット・サービス 続 夕陽のガンマン アルティメット・エディション ミリオンダラー・ベイビー 荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション


「許されざる者」は、イーストウッドがアカデミー賞監督賞、作品賞、ジーン・ハックマンが助演男優賞を授賞した名作です。
西部劇といえば、善と悪がシンプルに描かれたわかりやすいドラマが多かったわけですが、正義は一本ではないという複雑な現代性のある人間ドラマを盛り込んで、しかしなお西部劇としての面白さを保っている作品です。でもある意味西部劇というジャンルにとどめを刺してしまった「最後の西部劇」ともいわれています。

ストーリーは・・・
ワイオミングのビッグ・ウィスキーという町で、娼婦を買いにきた牧童がいざこざで娼婦の顔を切って傷つけてしまい、その処分に不満を覚えた娼館の女たちが金で殺し屋たちに賞金を出してしまいます。そのことが、保安官(ハックマン)の強権によって平和が保たれていた町に波風を立てることに。
その話に乗ったキッドという男が、助太刀としてかつての冷酷な殺し屋マーニー(イーストウッド)を頼んで、一緒に仕事をしようともちかけるが・・・という話です。

ヴェラことJeremy Ratchfordが演じているのは、ハックマン演じる保安官の助手のアンディ役。
えーと、ちなみにまずは現在のヴェラを復習しておきますと・・・

こんな感じ。

そして、92年公開なので14年前当時27歳の「許されざる者」でのヴェラは・・・


・・・誰??


なにこの二枚目。

他のヤセてる写真も見たことがありますし、CSIではちょっと細めな彼を見たことはありましたが、ここまで違うのが動いてるのは初めて見たので、けっこう衝撃。
アンディは、ヒゲが生えてないということは若手なわけですね。イカつい西部の男たち勢ぞろいの中では、ポジション的にはかわいい系として配置されてるような感じです。

序盤、イングリッシュ・ボブという殺し屋が町にやってきますが、それを見つけるアンディくん。



保安官が決めた町のおきてで、町にいる間は保安官が銃を預かることになっています。ところが、銃が見えているのにもかかわらず、イングリッシュ・ボブは「銃を持っていない」と言って提出を拒みます。


保安官事務所に戻った彼は、「銃が見えたのに!」と文句を言いますが、強権を発動して検査をするだけの度胸は彼にはありません。でも「撃たれるなら、寒い時と暑い時、どっちがいい?」と聞かれて「俺は撃たれないよ!」と虚勢を張る自信家でもあります。若くてアツいけど、チキンハートのかわいいヤツ、そんなキャラが少ない出演シーンで描かれていました。
あとはほとんど保安官の後ろについて、サポート的立場の出演シーンがほとんど。

これ↓は保安官がモーガン・フリーマンを鞭打つ場面。

横で平然としていようとしつつも、鞭の音に耐えられずふっと目を伏せたりしています。




いやー・・・この体型をキープしていたら、今頃は二枚目系で売り出せたのでしょうか?
・・・難しいタラレバではありますが。

彼がどうなったかはネタバレになりますので、ぜひこの名作をご覧になっていただいてということで。
でも、今のヴェラでも充分かわいいですよね、うん。

オヤジのむんむんとした魅力が満載という意味でも傑作の一本。
 「お前は生きるに値しないのさ」
 「地獄で会おうぜ、マニー」
 「・・・そうだな」
キメ台詞がただカッコイイだけではなく、ズシンとしみます。
(上のは吹き替えでの、字幕だと全然違う台詞になっています)
もしイーストウッド特集などで放送されたら、ぜひヴェラチェックもお忘れなく!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゲットオンザバス」@「CSI:NY」ホークス先生を探せ!

2006年12月17日 | CSI:NY
今回の「ゲット・オン・ザ・バス」は「ラストゲーム」と同じスパイク・リー監督作品です。
amazonではDVD販売がなくビデオだけ扱われていますが、最近レンタル用にDVDが出たばかりのようなので、探すと多分見つかるのではないかと思われます。(TSUTAYAのDISCASではまだ新作扱いです)


「ラストゲーム」より2年前、「ER」の出演の前年、「漂流教室」の翌年の96年公開の作品なので、ちょうど10年前ですね。
ホークス先生は30歳。しかし、今回はやっと高校生役から脱出しています!
(というか、2年後に高校生役に若返ったともいうが)


この映画では、映画学校に通う19歳の青年エグゼビア役です。いつもひいきの大学バスケチームのパーカーを着てカメラを持っています。ヒゲ面です。


・・・もしかして・・・ホークス先生は「CSI:NY」でもヒゲ生やしてますが、彼ってヒゲがないと童顔になってしまうということなのでは??

1968年にキング牧師が呼びかけて行われた「ワシントン大行進」は、「コールドケース2」19話「チェス」にも出てきましたが、1995年にルイス・ファラカンの呼びかけによって行われた、やはりワシントンでの「100万人の大行進」がこの映画のモチーフになっています。
「100万人の大行進」に参加すべくツアーに参加した黒人の男たちが、LAからワシントンを目指しアメリカ横断のバスの旅に出発するのですが、目的は同じはずなのに立場の違いから様々なトラブルが起こる・・・というロードムービーです。
全編ブラックミュージック満載。「ジェームズ・ブラウンの無いバスツアーって?」と、大合唱でツアーが開始されるところから、音楽が効果的に使われています。ブルースにラップにソウルに。バックにはマイケル・ジャクソンをはじめいい曲使われています。あーこれはサントラ欲しくなるなーと思ってしまいます。

Get on the Bus
Original Soundtrack
B000001Y31

サントラの1曲目の「Shabooyah」は、試聴を聞いていただくとわかりますが、「Shabooya! sha sha shabooyah roll call!」の合いの手を挟んでラップ調にリズミカルに、4フレーズでオチをつける自己紹介をするというものです。前回書いた「ラストゲーム」にもこれが出てきたので、「ブラザーの決まりごと」なのでしょうか。
それを次々決めていくのだから、いやー黒人の人たちはやっぱしリズム感いいなぁ(プラスの偏見)とか感心して見ていたら、エグゼビアはフレーズが思いつかずにコケて笑われてしまうのでした。
おいおいオチですか!




エグゼビアはバスに乗ってきた人たちにカメラを向け、「なぜ大行進に参加するのか?」と質問をします。そこでカメラを向けられた人々はそれぞれに理由を語り、そして自分の人生を語り、次第に隠された思いを吐露していきます。
カメラを向けられることによってそれぞれが自分の内側を見つめなおすことになり、立場の違いから軋みが生まれ、時間と共にバスという狭い空間の中に黒人社会が凝縮されていくようになります。

ブラザーとして同じ目的を目指す同志だったはずが、被差別者の中に差別があり、ブラザー同士の暴力があり・・・敵のように憎みあったり罵りあったりが始まることに。

役名「エグゼビア」ですが、一度エグゼビアの別の名が呼ばれます。「スパイク・リーJr.」と。
そう、彼が演じているのは監督自身なのですね。
ホークス先生は非常においしい役割です。監督の分身ですからね、かなり見込まれてのキャスティングといえるわけで。
隠れ主役といえる存在で、このロードムービーはエグゼビアの成長物語でもあるのです。

車中、キャラの濃い人ばかりなのですが、メンツがまたドラマファンには嬉しい顔ぶれが揃っています。

ツアーを仕切ってるジョージ役は、「FBI~失踪者を追え」でチェット・コリンズ役で記憶に残るCharles S. Dutton。
彼が約20人のブラザーをワシントンまで連れて行き、最後に旅の意義も総括します。


「デンゼルとの映画が決まりそう」とか虚勢を張ってひとこと余計なことを言ってしまうために、トラブルメーカーになりがちな俳優のフリップ役Andre Braugherは、「ホミサイド/殺人捜査課」の一匹狼フランク・ペンブルトン刑事役。


途中でバスのトラブルで退場するドライバーのクレイグ役のAlbert Hallは、「ザ・プラクティス」と「アリーmyラブ」での厳格なウォルシュ判事役や、「24」の第3シーズンではパーマー大統領の後援者アラン・ミリケン(パーマー弟が妻を寝取った男)役を演じていたオジサマ。


「ホミサイド」組がもうひとり。クレイグと入れ替わりにドライバーとしてツアーに帯同したユダヤ人ノリック役のRichard Belzerは、「ホミサイド」ではマンチッチことジョン・マンチ刑事役。


途中で乗り込んできて、自分も黒人なのに「ニガー」連発のイヤーな男ウェンデル役は「サード・ウォッチ」の第1シーズンに出演していたキャンディマンことコンラッド巡査役のWendell Pierce。


いきなり「僕を愛してると認めたらどうだ!」と言って車内の空気を凍らせるゲイカップルの片割れランドール役は、「ER Ⅲ」でジェニーの恋人だったドクターフィッシャー・・・というよりは「マトリクス」のロック役で映画スターになってしまったHarry J. Lennix。
この間「HOUSE」では、黒人の大統領候補なのにHIV疑惑、という患者として登場していました。


そのランドールのゲイの恋人カイルは・・・なんと!今飛ぶ鳥を落とす勢いの!(え?)
このひとです!!



「グレイズ・アナトミー」のドクターバークこと、Isaiah Washington!!
このひとが・・・ゲイカップルの片割れ・・・

「んもぅ(はぁと)」って感じにランドールの唇を愛しげについたりする仕草をするわけですよ。色んな意味で、思わずニヤニヤ笑いと複雑な気持ちをこらえきれなくなってしまうわけで・・・。


うわあああ。あのバークがこんなことを。
・・・これ以外では、歌ったり、カッコイイ喧嘩シーンを演じたり、彼のファンにも嬉しいなかなかいい場面もあります。

黒人社会のパワーの原動力と、そのパワーが作り出す陰というものを、強く強く感じられる映画です。
我々にとっては異文化であると同時に、普遍的な課題でもあるわけで。なかなかいい映画でした。オススメです。
そして、ホークス先生にとっては転機になったであろうこの作品がこんないい作品でよかったなぁとしみじみ感じたのでした。
作品全体に重みを与えているジェレマイア役のOssie Davisは公民権運動の活動家でもあった俳優ですが、昨年2月に88歳の大往生を遂げたそうで。

映画の中では彼からブラザーの魂を教わったエグゼビアのように、ホークス先生もやがてはルーツを守る黒人俳優として、そしてさらにその枠を超えて大成して欲しいなと思ったりしたのでした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする