くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ4 第8話「別れても憎い人」

2006年12月05日 | CSI:マイアミ
「別れても憎い人」」

ゲイリー・ホールの離婚係争中の妻ブレンダがホール家の増築現場で殺害されるという事件が発生。元々デルコとカリーが呼び出された事件だったが、デルコが応答しなかったため、ウルフが出向いて担当することになった。
ホールはブレンダと離婚しようとしていたが、ブレンダが書類にサインしないために、元秘書で婚約者のシャーリーンといつまでも結婚できないでいた。ホールとシャーリーンはホールの息子ルーカスと三人で暮らしていたが、再三ブレンダは家に押しかけて騒ぎを起こしていたのだった。
ブレンダの自宅には、ホールが脅すかのような留守録が残されていたが、テープの音声を分析したところ、何者かが音声を加工したことがわかった。
捜査が混迷を深める中、ホレイショがNYで受け取った召喚状についてステトラーから問い詰められる。またチームの不和が限界にきていたことで、ホレイショはデルコに釘をさすことに・・・

そんな中、ウルフが捜査中にネイルガンで顔面を負傷し、駆けつけたデルコが車で病院に搬送する・・・

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土曜日にリアルタイムで見られなくて、日曜日の再放送の時間帯に見た。
そしたら別に狙ったわけではなかったのだが、偶然「マイアミ7話」→「NY7話」→「マイアミ8話」と、アメリカの放送順に見たことになった。
普通にリアルタイムで見ていると、「マイアミ7話」→「マイアミ8話」→「NY7話」という順になるわけで。
後から考えると、ホレイショのNYでもらった召喚状の話が時系列で理解できたので、結果的によかったような気がする。

ウルフの負傷は、最初に搬送シーンを持ってきて、その後は「いつやられるんだろう」というヒヤヒヤの緊張状態がいかにもな演出で・・・しかも一瞬気を抜いたところでやるという鬼畜ぶり。
演出さんの意地悪。鉛筆がこっち向いて置いてあってもいやな気分になる、軽い先端恐怖な自分にとっては、とってもイヤーなエピだった。
しかしあれは痛そうだ・・・
と思ったら、ラストでホイホイ歩いて退院してたウルフ。大丈夫なんだろうか?
視力とかには全然影響はないのか?
ベガスで主任が「耳が捜査に影響」と悩んでいたり、他のドラマでも、一度銃で撃たれたことでトラウマになってしまうような話を見てきたので、このまま済んだらびっくりだ。
そうなったらある意味鉄人ウルフ

ウルフに対して冷たかったアレックスが情の深いところをみせていて、今回の殺伐とした展開にほんの少し温かみを与えていた。
アレックスはほんとに情が濃い。あんな風についていてくれたら、傷の痛みもやわらぎそうだ。

さすがにデルコの体たらくはホレイショも見逃せる段階を超えていたようで、ビシッと叱られてしまった。
ウルフがことあるごとに文句をいったり、カリーが板ばさみになったり、マイアミのチームのガタも行くところまで行っちゃったかなぁという感じだったが、デルコがウルフを搬送したという荒業を繰り出したことで、二人の確執がスポ根的解決を見たということなんだろうか。青春だなぁ(違)。
それでもデルコの「言えないこと」のトラブルが取り除かれたわけではないので、問題が全面解決したわけではない。
ホレイショにすら打ち明けられない事態・・・まぁ、ドラッグ買ってたからなー・・・

しかし、「きれいなデルコのお姉さんは好きですか」な展開。ヒスパニックのお姉さんは天然なお色気があって美しいなー。
彼女の存在がまた謎を増やしてしまった。
このシーズン、ほんとに謎多すぎ
ホレイショのNYの問題は、例の「昔のパートナーと連続夫婦殺人事件」の話だけかと思ったら、NYクロスオーバーはまったくその話がからまず、母親の話がさらに上積みされてしまった。
このシーズンでちゃんと全部謎を拾ってくれるのだろうか。

今回は犯人がこぞって反省していたために、ホレイショの太刀裁きも湿り気味。
しいて言えばデルコに「後で話がある」とキメていたところか。
あんな運昇さん声で上司から言われたら、自分なら話しをされる前に辞表書きたくなっちゃうな・・・。

ところで、11時からの「コールドケース」が終了して、1月からはNY2がそこの枠で始まるわけだが・・・
来週から年末にかけての3週は「主任が選ぶCSIベストセレクト」ということで、各CSIのボスの声優さんが選んだベストエピを放送するという企画になっている。
ベガスの主任の野島さんは長くやってらっしゃるだけあって、演出が凝っている第5シーズン19話「冷たい街」で、NYのマックの中村さんは始まったばかりなので第1シーズン1話の「まばたき」。
そしてマイアミのホレイショ役の運昇さんは・・・第3シーズン1話「永遠の旅立ち」。
スピードルエピは印象深かったのでしょうね。それぞれ「らしい」チョイスだなぁと感心してしまった。
当日のインタビューも楽しみ。


【 脇俳優チェック 】

◆被害者の元?夫ゲイリー・ホール .... Stephen Caffrey
「新・刑事コロンボ」11話「殺人講義」でシリーズ最年少の犯人二人組の片割れ、大学生のジャスティン役を演じていた。コロンボは彼らの大学に犯罪学の講義に招かれており、ジャスティンはその教授を殺害したのだった。
「グッドラック・サイゴン」のゴールドマン役、「Dr.マーク・スローン」のテレビ映画版のジャック役など、古いドラマの期待の若手だった。こちらのサイト(英語)に昔の彼の作品の写真などが豊富に紹介されていて、そのハンサム度が伺える。

◆デルコの姉マリソル .... Alana De La Garza
オフィシャルサイトはトップページだけあって中身なし。マリソル役では今シーズン中ずっと登場予定。
日本では放送されていないが、「Low & Order」では今年の第17シーズンからルビロサ検事補役でレギュラー出演している。
「BONES」「ANGEL」のDavid Boreanazと共演した映画「Mr. Fix It」が今年公開になった・・・のかな?

◆工事業者ランプリー .... Mark Dobies
オフィシャルサイトあり。学生フットボールの選手からの転身で、デビュー当時はマッチョナハンサムボーイで売っていたらしい。
「Hey!レイモンド」第4シーズン8話「お熱いデブラ」で、デブラが通っているエアロビのインストラクターニック役で登場。デブラは彼のコースを受けた日には必ずレイモンドを求めるので、レイモンドはジェラシーを感じて教室に乗り込むのだった。

◆ホールの新しい妻シャーリーン ....  Jennifer O'Dell
BS2で放送していた「ロストワールド~失われた世界」のヴェロニカ役でレギュラー。
「ビバリーヒルズ青春白書」第9シーズン22~23話に、デヴィッドが夢中になるが、彼女のセックス依存症のせいでうまくいかなかったケイティ役で登場している。
「NIP/TUCK」第2シーズン9話「ローズ&レイブン・ローゼンバーグ」では、NYで知り合った女性ルネ役で登場。シャム双生児の分離手術のためにNYに出張オペをしに行ったクリスチャンとショーンは、仲違いで歪んだ心を抱いたまま、ルネをジュリアに見立てて3Pしたことで、お互いの必要性を再確認してしまうのだった。

◆ホールが別れようとしていた妻ブレンダ .... Lisa Waltz
「コールドケース」第1シーズン1話「テニスラケット」では、学生時代親友ジルに隠れてジルの彼氏トッドとつきあっていたが、ジルの死によって今はトッドの妻になっているメラニー役を演じていた。
「CSI:5」11話 「ホームズ最後の夜」では、なりきりホームズのキングズリーの亡き妻役で、ホームズ宅の写真の中に登場していた。写真だけだったのでほとんど顔は一瞬しか映っていない。
「NIP/TUCK2」14話「トゥルーディ・ナイ」では、タイトルになっているDV被害妻トゥルーディ役で登場している。DV夫は服役中だが、昔殴られた鼻を整形することで決別しようとするが、いざ出所してくると離れられずに共依存から抜け出せないという悲惨な役。
「メルローズ・プレイス」第1シーズン15話「新しい住人」でもマイケルとジェーンが親しくなったマクベイン医師の妻で、これも暴力を振るわれている役柄。何か幸薄い相なのだろうか。
「Xファイル」第1シーズン5話「影」では、殺された他殺体の「気」に襲われた女性ローレン・カイト役を演じていた。どうも不幸の影が付きまとうタイプの役が多いようだ。

◆ホールの息子ルーカス .... Mark L. Young
まだまだ売り出し中なのかデータはあまり見つからなかったけれど、「OC」の第2シーズンに2エピ、「コールドケース4」7話、「シックスフィートアンダー4」2話に登場予定なので、これから見ることも多いかもしれない。

◆ウルフを診察したドクター .... Wayne Wilderson
オフィシャルサイトあり。
「グレイズ・アナトミー」第1シーズン9話「彼の秘密」では、バークの友人で男性なのに卵巣が体内にある患者ビル・アダムズ役で登場していた。
「CSI:科学捜査班」では第1~2シーズンに検死官、または医療助手として3話出演していた。しばらく姿を見せていなかったが。第5シーズン25話「CSI“12時間”の死闘 [後編]」で救急隊員役で登場していた。
「ジョーイ」の第1シーズンのパイロットでは、予定していたドラマがキャンセルになってしまったジョーイがエンタメ番組「ハリウッドミニット」のキャスター役のオーディションを受けに行くのだが、そのオーディション対応をしていたディレクター役。結構場面は長く出てきている。その他ゲスト出演など数多い。
コメント (7)
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