くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

グレイズ・アナトミー2 第10話「失意のセックス」

2006年12月14日 | グレイズ・アナトミー
メレディスはデレクとふんぎりがついた後、ジョーの店で男を拾ってはとっかえひっかえを繰り返してジョージやイジーから呆れられていた。ところがある日、前夜の男スティーブが「元に戻らなくなった」と言って病院にやってきて、ナチやデレクにも最近の行状がバレてしまう。
アレックスは試験のことで頭がいっぱいで、仕事でも失敗続き。色んな意味で自信喪失して、イジーに誘われてもうまくいかない。
クリスティーナはバークから部屋の鍵を渡されてパニック。「私のことを何も知らないくせに」と言いながら、自分自身について予防線を張っているのはクリスティーナのほうだった。
イジーはアディソンの下で五つ子を妊娠した患者ドリーを担当することに。最初イジーはドリーに対して批判的に考えていたが、次第に彼女の子供への深い愛情に打たれていく。しかし出産は様々な困難を抱えていた・・・

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タイトルから中身から、色んな意味でまとめにくいエピだこと。
それもこれも・・・色ボケヒロインが悪いわけですが。

ヒロインがこれだけ出来が悪いウザウザタイプだと、周囲のキャラはそれに乗じておいしいところの入れ食いになるわけで。
ジョージがかっこつけて
 「どんなに必死に懇願されても、君と寝るわけには行かない」とか、
 「君にはもっといい恋愛がふさわしい」とか、
本人の意図とは違うところで笑いの神が降臨してみたり、
クリスティーナが
 「言っちゃまずいコメント次から次に浮かんできちゃーう。やるねっ!」とか
 「おめでとうございます、フニャチンです」とか
いつもに増してキレのある毒舌を爆発させていたり。
メレディスが本来持っていくはずのオチを、メレディスのせいで脇が食べ放題にしている。

お色気担当ですら、イジーとクリスティーナが食い荒らしてるし。
メレディスは・・・お笑い担当にすらなってないのはどういうことなんだろう。腐ってもヒロインのはずなのに。
今現在、ウザネタ以外はシモネタ担当でしかないのか。「私ってホラこーんなに不幸!」って、周りが見かねて手を差し伸べるまで暴れ続けるつもりか?
そのせいで来週またバカップルな予告がチラ見えていたのは私の目のせいだろうか?むしろ血を抜いてフニャらせる必要があるのは、メレディス自身じゃないかと。

クリスティーナとバークは、割と似たもの同士なのかなと思っていたのだが、ある意味対極にあるからこそ余計に近く見えるタイプだったのか。
「君に関することで知りたくないことなんかひとつもない」
・・・の台詞の後に。
汚部屋ー!!
バークもさすがに「これはちょっと早まったか?」と思ったのかもしれないが、ちゃんと納得して受け入れているあたり、バークってすごい。
クリスティーナがバークのペースにはめられているはずが、実はなんとなくバークのほうがクリスティーナのクモの巣とかあり地獄とかに徐々にかかっていってるように見えるのは・・・きっと気のせい。

イジーはやはり産婦人科にむいてるんだなぁ。アディソンもさすがお目が高い。
あの5つ子ママドリーがおなかの上から名前を呼んであげてるのって、そんなわかるものなのだろうか?母体の神秘だ。来週もう一度出てくる予定のドリーママだが、5つ子ちゃんがみんな無事でありますように。
5つ子を産むのって、病院を上げての大事業なんですね・・・そりゃーアディソンがひとりいるだけで病院の評価が変わってくるわけだ。自分に何かあったら、アディソンとイジーのコンビに診てもらいたいって思ってしまう。
しかし仕事がうまく行くと裏腹にプライベートが落ち込むもので。

・・・アレックス、最低。
オリヴィアちゃんも、梅毒うつすような男となんでまた・・・
二人とも、昔調子よかったころの相手とよりを戻したくらいで、自分の調子が取り戻せるわけじゃないってことがわからないからダメなんだよ!
イジーかわいそうに。イジーはアレックスとの関係で悪いこと何もしてないのに。
アレックスもちょっと血を抜いてもらえばいいのだ。

ああ・・・年末の大掃除に、バークとジョージに来てもらいたい・・・
(なぜジョージ・・・そりゃかわいいからだけど)
ドラマの録画をあいうえお順にそろえてもらいたい。・・・でも実際来たら、オペのような大掃除とか、オペのようなおせち料理とかやられてしまうわけだ。
・・・ジョージだけでいいです。かたづかなさそうだけど。


【 脇俳優チェック 】

◆水を飲みたがる患者マーティン .... Robert Martin
「こちらブルームーン探偵社」では途中から登場するブルームーン探偵社のスタッフのハーバート・ビオラ役でレギュラー出演している。
「アリーmyラブ3」11話「夢見るころを過ぎても」で、ビリーとの関係がこじれたジョージアが、ケイジ&フィッシュ事務所を結婚を破綻させた責任アリと訴訟を起こすが、その時ジョージアが代理を依頼した離婚専門の凄腕弁護士「豆っ子ティム」役を演じていた。
「フェリシティの青春」第1シーズン20~22話では、役立たずなのにクビにできず、かえって副店長に昇進してしまったディーン&デルーカのバイトのダニー役で登場していた。
トム・クルーズ主演「卒業白書」ではハーバード行きを決めている秀才のマイルズ役。

◆五つ子の妊婦ドリー .... Margaret Welsh
このエピは五つ子の無事はぼかされて終わったが、次回のゲストにも名前があるので、今回の続きがあるのだろうか。
「プロビデンス」ではアニカ役で3エピに登場していた。「FBI~失踪者を追え3」18話に登場予定。
夫は「アリーmyラブ」で「剣呑ですな」の弁護士スティーブン・ミルターや、「ジョーイ2」でボビーの独占欲の強い恋人アルバート役を演じているJohn Michael Higgins。

◆ドリーの夫トム .... Pat Healy
「CSI:5」19話「冷たい街」で、少年たちが酔った挙句の行き過ぎた遊びによって起こった事故を隠蔽しようとして、ニック担当の事件を複雑にしてしまったコインランドリーの店長役で登場していた。
「コールドケース2」4話「ボス」で、囚人に厳格であろうとするあまり、虐待行為に走ってしまう刑務所長ウィルバーの68年版を演じていた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン13話「死の料理人」で、老女の変死事件の起こった老人ホームで、庭師として働いていた性犯罪の前科を持つ男キース・スウェル役で登場していた。
「FBI~失踪者を追え3」14話に登場予定。

◆メレディスの行きずりの前夜の男スティーブ ....  Sunkrish Bala
「CSI:NY」第1シーズン20話「需要と供給」では、惨殺された学生ウィルがやっていたダフ屋稼業を手伝って、報酬としてもらったチケットでリア王を見に行った学生役を演じていた。
「マイネーム・イズ・アール」5話「アール先生の役に立つ英会話」では冒頭で、アールが「なまり」をからかったためにカルマを背負うことになった医者の役でちょっとだけ姿を見せている。「コノキズ、スゴクスゴクヒドイデース」みたいな。
「HUFF」第2シーズン7話に登場予定。

◆マーティンからクビにされたアシスタントのドイル .... Jon Hershfield
「コールドケース」第1シーズン19話「小切手」では、クリントン陣営のボランティアをしていた被害者ヴァネッサと当時付き合っていた元彼アーロン・デュトラの92年版を演じていた。アーロンはヴァネッサと当時もめていたので容疑者として名前があがっていたのだった。
「ダナ&ルー~リッテンハウス女性クリニック~」の第5シーズン以降にサブレギュラー出演しているが、LaLaTVが続きを放送していないので日本では現在見ることができない。
「CSI:2」2話「偶然の失踪」では大学生役、「ザ・ホワイトハウス2」13話「ファーストレディーの憂うつ」では世論調査員など、細かい登場をしている。
コメント (3)
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