くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ4 第9話「名前のない奴ら」

2006年12月12日 | CSI:マイアミ
マスクをした銀行強盗が発生し、その場に居合わせたデルコがひとりを射殺したが、三人が死傷、犯人の残り二人は支店長を拉致して逃走した。
金庫の金には手をつけず、現場でレイプをしようとしたり、ダイパックに気づかなかったり、また盗んだ金を捨てておいたりと、通常のプロの手口ではない筋の通らない手法に捜査官たちは首をひねった。それは新しいタイプの犯罪者集団を思わせた。
発見した支店長により、次のターゲットが現金輸送であることがわかるが、その一連の流れから、ウルフはゲームのシナリオと事件が一致することに気づく・・・

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ウルフに傷がない!
マイアミだけに、整形外科の腕のいいこと(NIP/TUCKじゃないって)
なんという鉄人ぶり。しかも元気にコンをつめてゲームしまくってるし。しばらく目を使う仕事は控えましょうとか、そういうことも全然ないらしい。

しかし、ウルフの苦労に水をさすのもなんだが・・・
アメリカじゃ攻略本とかはあるのかどうかは知らないが、マニアが再現するほどのゲームだったら、ネットで検索すれば攻略法とかステージの説明とか・・・あると思うんだよなぁ。
その辺はゲームをやらないホレイショが知らないのは無理もないが、実際ゲームをプレイしたことがある(らしい)ウルフがつっこまないでどうする、と思ってしまった。署内にひとりくらい、さらっと答えが出てくるようなゲーマーがいないのか?
手っ取り早く攻略法を知る方法としては、ベガスに長距離電話を一本かけて、「AVラボのアーチーさんお願いします」って呼び出せば、多分一発。マイアミはその点人材不足だな。(違)

ウルフの話といえば、エリカ・サイクスが言いかけたトラブルが。
ホレイショが内々に処理したようだが、自分が知らないうちにホレイショの耳に入るくらいなら、まず自分で聞いておいたほうがよかったんじゃ・・・
それもまた明らかにならずに先送り。ほんとにこのシーズン、先送りされる謎多すぎ。
やっとのところでデルコの謎が来週解消されるので、そこら辺はほっとできるのかな。

デルコはまた金銭トラブル。来週には解決してくれるのですか?ほんとに?
ひと月の給料が即消えるって、どういう財政状態なんだろう。
それと、アメリカの公務員(思えば、公務員なんだよね・・・ホレイショも主任もみんな)の給料って銀行振り込みじゃないのか。自分で小切手で振り込まないといけないとかそういう?アメリカのドラマや映画では小切手は基本なのだが、どうもそればっかりは慣れないな~と思ったりする。
今回冒頭でデルコが銀行で強盗に巻き込まれて、っていうのはベガスでロックウッド刑事が亡くなったパターンなので、イヤな記憶がよぎってしまった。
デルコはスピードルの霊が守ってくれてるから大丈夫・・・か?

いい守護霊がついててくれるデルコはいいが、カリーの場合は死してなおストーカーな守護霊が。
ヘイゲン・・・今後カリーに男ができるたびに、ヘイゲンの霊が邪魔をしそうだ。
しかし、一応カリーも仕事に私情をからめて手心を加えたりしてたんだなぁ。恋愛対象じゃなくなった途端の態度が切り替わって、いきなり厳しくなってるし。ゴマシオ頭のデカ鼻くんもびっくりしたことだろう。
エリオットとはなんとかなってると思ってたのだが、なんともなってなかったんだなー。
カリー、きっといい人見つかるよ・・・多分ね。

今回のホレイショのキメは
「まぎれもない現実だと思い知らせてやる。
  嫌 と い う ほ ど な 」

と、青少年に向かってあんな風に銃を突きつけていいんでしょうか。かえって現実だと思えないってば。
弁護士つけてもらえない、病院には行かせてもらえない、ホレイショに睨まれてる・・・そんな現実怖すぎだ。
来週は・・・ステトラーが得意げに、スーパーモデルばりの腰ふりウォーキングしていたが、ホレイショにとってはまた苦難となりそうだ。
タイトルから察するにホレイショがきれいなお姉さんに癒してもらえる展開になるのかなぁ。ならない?

つーか、ナタリアさんはいつになったらレギュラーっぽい活躍をするのだ?


【 脇俳優チェック 】

◆カメラマンのカール・ハイアット .... Jeremy Kent Jackson
学生たちに武器の受け渡しをしていたカメラマン。
「CSI:5」3話「天使の生き血」の少女アリシア殺害事件で、姉のエイプリルが「妹はコンビニでさらわれた」と証言した、そのコンビニの店員役で登場していた。コンビニ店員は色っぽいエイプリルの尻に気をとられていて、事件(実際は起こってない)にはまったく気づいていなかったのだった。

◆ホッケーリンクのマネージャー .... Marty McSorley
リンクを案内してくれたひと。あまり顔ははっきり映っていない。
1988年からプロのアイスホッケー選手としてNHLをはじめとしてプロリーグで活躍、2001年で引退しその後はコーチ業に転じている。
その引退の原因になったのが、Donald Brashearという選手の後頭部を故意に後ろからスティックで殴打して長期の出場停止(NHLの最長記録になっている)を命じられた事件。裁判でも有罪&保護観察処分を受けた。
映画「バッドボーイズ」「コン・エアー」などに出演している。

◆ゲーム制作会社の社長 .... Philip Winchester
映画実写版「サンダーバード」に、トレーシー一家兄弟の長男スコット役で出演している。

◆ピーター・エリオット捜査官 .... Michael B. Silver
初登場は第2シーズン17話「消えた320万ドル」。第3シーズン17話「終わりへの伏線」ではカリーといい感じになっていたことで、ヘイゲン刑事の心の闇を刺激してしまっていた。
「コールドケース2」18話「闘犬」では、甘い言葉で女性に近づき、ボランティアのセラピストであるかのように装って女性を食い物にするリック役を演じていた。
「BONES」第1シーズン10話 「自分を消し去った女」では、LAの整形外科医グッドマン役で登場していた。
「CSI:3」2話「科学捜査班の失敗」では、CSIサイドの失敗によってピンチに晒される検事役で登場。「CSI:NY」では第1シーズン6話「外れた男」に切断願望の男を幇助する救急隊員役で登場。
彼はベガス、マイアミ、NYの3つに出演し、CSIスリーカードをそろえた最初の俳優だそうだ。さらに「コールドケース」の第2シーズン13話にも出演しており、あとは「FBI~失踪者を追え」に出ればブラッカイマーフルハウス(ストレートかな?)完成だ。頑張ってほしい。
また「ER」第2シーズンから精神科医のマイヤー先生役や、「NYPDブルー」でコーエン検事補を演じている。「名探偵Mr.モンク」第1シーズン15話(NHK放送順による)「ホームランボールの謎」では元メジャーリーガーのスポーツキャスターダリルの弁護士として登場していた。「NIP/TUCK」第3シーズン4話に登場予定。
妻は女優のKatie Mitchell(「CSI:5」23話「死体たちの運命」で、大学の寮で二酸化炭素中毒で死亡したヤリヤリ青年とリップの母親役など、ドラマに多く出演している)。
彼の祖父はアカデミー賞脚本賞をとったこともある「スミス都へ行く」「クレオパトラ」(エリザベス・テイラー主演)などの脚本家Sidney Buchman。
コメント (8)
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BONES 第22話 「マルコとポーロの再会」

2006年12月12日 | BONES
研究所に保管されていた頭蓋骨の鑑定を進めたところ、復元された顔からそれがテンペランスの母の頭蓋骨であることがわかった。
あらためて両親について捜査をしなおしたところ、両親は偽造IDで成りすまし生活を送っていたことが発覚、しかもそれは自分の誕生以後のことだとわかり、テンペランスはショックを受ける。
このことで長く疎遠だった兄と再会することになるが、兄が現在保釈中で、しかも偽造IDについて知っていたことからテンペランスは素直にわだかまりを解くことができない。
さらに、母が失踪後2年は生きていたことがわかり、テンペランスはあらためて自分が捨てられたのだという思いにうちのめされる・・・

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やっと見られた~。なかなか面白いクリフハンガー!

両親の失踪については長く棚上げになっていたが、シーズンファイナルまでとっておいたのか。
おかげさまで2nd見る気になっちゃったじゃないか!

しかし、クリフハンガーは・・・大抵「次を見せるためのこけおどし」であることが多いわけで、いざ「この謎はどうなった?」と意気込んで見てみると、あっさり解決してたりとかスルーされたりとか、おあずけされたりとか・・・・
現在本国で放送している2ndは半分ぐらいまで進行しているので、まだ次が来るのは先の話かな。
その半分の12話の段階で・・・
 ・ ●は全然出てきていない。
 ・ ▲も全然出てきていない。
 ・ ○○も全然出てきていない。これは降板?
という状況だけはわかっている。またファイナ(以下自粛)
箇条書きの三番目は・・・キャラとして好きだったのに残念・・・(涙)。

でも、そういう「先を見る」ことをしなければ、このファイナルは充分楽しませてくれたと思う。
テンペランスは15歳で親に逃げられてしまい、運よくいい里親に引き取られたせいで犯罪者にもならず、高度な教育を受けさせてもらえて、人間的に欠けているなりに新しい人生を再構築してこられた。
しかし妹と全然似てない兄ちゃんラスは、当時19歳だったのが不運というか、かえって保護者になってくれる存在もなく、世間にただ放り出されてしまったわけだ。
15年の時を経て、やっと「マルコ」「ポーロ」と言い合えたことは、テンペランスにとってもだが、ラスにとって人生のリスタートになったのではないだろうか。

「いつも心配してくれる人がいればいいのに」
アンジェラ・・・そこで「ブースがいるでしょ」とツッコめよ!と思ったのだけど・・・
あの献辞を書いたってことは、結局テンペランスもブースが自分の守護天使だってことは充分わかってるってことなんだろうなー。
彼はどこに行ってもエンジェルだったのか。

中学生レベルのほのかなブースとテンペランスの距離感がそのままキープされて、いい感じで2ndがスタートしますように。
・・・って、それはいつ?


【 脇俳優チェック 】

◆テンペランスの兄 .... Loren Dean
「エネミー・オブ・アメリカ」ではジョン・ヴォイトの右腕としてウィル・スミスを追い詰める国家安全保障局のエージェントのヒックス役を演じていた。
「ガタカ」ではイーサン・ホークの弟役など。他に「スペースカウボーイ」「アポロ13」など。

◆要注意人物マクビカー .... Pat Skipper
「Xファイル」では、スカリーの兄ビル・スカリーJr.役で4エピに登場。父の後を継いで軍人になっており、妹思い。
「ザ・ホワイトハウス4」12話「多数派工作」に、海外援助法案の票集めに大統領のスタッフが腐心していた時、賛成票を投じる見返りに「患者に対して祈ることで心臓病の治療に効果をもたらす」という代祷の研究に11万ドルの予算をと申し出てきたホーバック議員役で登場していた。
「ボストン・パブリック」第1シーズン15話「第15章」では、ティーナに触られたからとチアリーディング部を辞めると申し出た、生徒アニーの父ウェッブ役。

◆テンペランスが原稿を読ませたデヴィッド .... Coby Ryan McLaughin
15話「パートナーの危機」が初登場。テンペランスが出会い系チャットで知り合った相手で、銀行の投資家。彼とデートしようとしたら事件に巻き込まれてしまったのだった。

◆女性FBI捜査官 .... Dee Wallace
テンペランスの両親の事件を昔担当していたということで三人で事情を聞きに行った捜査官。
「コールドケース2」19話「チェス」では、当時少女だったシャーロットの現在版を演じていた。黒人青年ジークがヘイトクライムによって殺害された事件で、ジークの父とシャーロットの叔父が同じ工場で働いていたことから不幸な事件を生んでしまう。
「E.T.」では一家の母親メリー役。「クジョー」(「フレンズ」でジョーイがレイチェルにオススメだと言っていた。狂犬病のセントバーナードに教われるホラー映画)の主役ドナ役で、不倫相手を演じていたChristopher Stoneとは実際の夫婦だったが、彼は心臓発作で亡くなり未亡人に。その後映画編集者と再婚している。
「フェリシティの青春」第4シーズンで、ベンの母親アリソン・コヴィントン役で7話と11話に登場。ずっと酒浸りな夫に裏切られ続けてきたが、それでも体が弱ってひとりで生活できない様子を見て復縁を考え、さらに肝臓を移植しようとする。その許しをみて、母親の苦しみをずっと知ってきたベンは理解できずに苦しむ。
「FBI~失踪者を追え5」7話に登場予定。
コメント (4)
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