くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ4 第10話「運命の女」

2006年12月20日 | CSI:マイアミ
麻薬の売人フィッシャーが自宅で射殺されていたが、その現場を鑑識作業中に天窓からジョニー・ニクソンという男が落下、現場を汚染してしまう。
ジョニーは容疑者として逮捕されるが、デルコに麻薬を売っていると告発して取引に使おうとする。デルコは麻薬を買っていたことを認めるが、軽減事由があってのことだと主張。しかし内務調査局のステトラーが早速調査を開始する。
フィッシャーの家の防犯装置を車でぶつけて逃走した人間がいて、現場に落ちていた安全ガラスからディーナ・ウォルターズが浮上するが、持っていた銃と現場の銃弾は一致しなかった。
現場を調べたところ、被害者に命中していた9ミリ弾とは異なる、45口径の銃弾が壁に命中していた。現場にはもうひとり射手が存在していたのだ・・・

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今回の邦題、色んな意味でアレはないよなぁ・・・(ぼそ)
・・・ひとまず内容の意味するところは置いとくとして、だ。
なんだか今シーズンの邦題は演歌っぽかったり、80年代アイドルポップみたいだったりしてる感じ。

このところ、謎が次から次へと山積みにされていたので、どこでどう片付けるつもりなんだろうと思って心配していたが、デルコの金銭&遅刻問題には答えが出た。
お姉さんの腫瘍の化学療法(その割に健康そうではあったけど)の世話をしていたせいだったのだな。病院とマリソルが出てきた時点で大体路線は読めたけど。でもこれでデルコがちゃんと捜査に集中できるかなと思うと、やっぱりほっとする。
 「いい弟だ・・・」
 「いい姉なんです」
 「あぁ・・・」
この後にホレイショが「確かに。・・・いい女だ」とか言いそうな雰囲気だったことは内緒だ(いい場面なのに何を茶化す)。
しかし、金銭面で解決がついたわけではないので・・・またホレイショが援助してあげたりするのだろうか?
ホレイショがいくら高給取りでも、限界というものが・・・。

しかし、また新たな謎や問題が。
ウルフの目は、やはり正常ではなかったのだな。当たり前だけど。1エピ何事もなかったかのようにスルーしてつっこませるという、ツッコミ待ちの演出とはミエミエな。
素直にアレックスのいうことを聞いて、ちゃんと病院に行きましょうねウルフくん。
トリップに整形ツッコミ入れてる場合じゃないっすよ。
でも絶対何週かしたら、症状を隠して捜査に参加しているうちに致命的なミスを犯して「ウルフ・・・お前目はどうした」とホレイショにビシっとシメられるウルフとか、そんなのがあるあるある、きっとある。
あと、ナタリアさん(なぜかさん付けしてしまう自分)は本格的に押し出しが始まったようだが、このままなんとなく「ワタシ捜査官になりたいんです」で捜査官になっちゃうみたいな路線じゃないといいんだけど。
彼女に関しては「なぜか高級住宅街住まい」という謎が新たに追加されてしまった。

ステトラーがなぜホレイショを必要以上に敵視するのか、という理由も語られていた。
結局、昇進争いに負けた腹いせに、別の方向から攻撃していたっていうことなのか。ステトラーがイェリーナと付き合ったのは偶然だと思っていたが、あれも「ホレイショがほれていた女だから取ってやる」という意識があってのことだったのか。
ステトラー・・・お前そんなちっちぇ~男だったのか。
ベガスのエクリーですら、ちゃんと主任の仕事については認めるくらいの器量は持っていたというのに。ホレイショのライバルとか天敵とかに認定するのもはばかられる。

そんなステトラーにホレイショのキメ言葉。
「規則はどうでもいい。彼は罪人じゃない」
・・・どうでもいい・・・ってことはないんじゃないかなーと。まぁ、ホレイショですから。

「俺達が勝つ。 か な ら ず !」
これはメリックに対しての台詞。結局負けて持っていかれてるわけだが、負けてることは認めない。何しろ負けず嫌いだから。常に勝利宣言。証拠がないだろって言われても「これから見つける」だし。
常勝ホレイショ、それは負けてることを認めない男

銃器ラボのジムは今回が最後。ダラダラした嫌われ者のまま、あっさりカリーに追い出されて終了とは、なんだかあっけない。
でも、やはりカリーは「恋する弾丸ガール」(違)じゃなくちゃ。

ところで。
ホレイショからみなさんクリスマスのご挨拶を。はぴほりで~。
(・・・いなくなったひとが入ってるのは気にしないでクダサイ)


【 脇俳優チェック 】

◆モニカ・ウェスト州検事 .... Bellamy Young
このエピを含めて、今シーズン中6エピに登場予定。
「ER」第8シーズン7話「もし神の慈悲に背いたら」では、親の期待と自分の意志の、法学部と医学部の志望のはざまでプレッシャーに押しつぶされて自傷癖に走ってしまっていた大学生、グレース役を演じていた。
「ザ・ホワイトハウス5」10話、「ミディアム2」7話に登場予定。

◆歯にダイヤのあるディーナ・ウォルターズ .... Paula Jai Parker
映画「フォーンブース」では、コリン・ファレルに電話ボックスを明け渡せと騒ぐ売春婦役で登場。この間「ホークス先生を探せ」でレポートした「ゲットオンザバス」では途中ナンパされる女子大生役を演じていた。あの時はとってもかわいかったのでギャップにびっくり。
「CSI:7」3話に登場予定。

◆賞金稼ぎのデュエイン「ブル」・メリック ....  Brian Bosworth
NFLの元シアトル・シーホークスのラインバッカーで、アメフトのスーパースター的存在であったが俳優に転身。しかしデビューの主演作「ストーン・コールド」では、演技ができなさすぎてラジー賞にノミネートされたらしい。
他に「刑事ナッシュ・ブリッジス」にゲスト出演など。

◆被害者ジェイ・フィッシャー .... Dex Elliot Sanders
「コールドケース2」1話「バッドランズ」で、虐殺の現場になったレストランで働いていた女性タイラーの恋人で、彼女に暴力を振るうジャマール役で登場していた。

◆賞金稼ぎに追われる男バイロン・ディラー .... Cameron Bancroft
鏡に映っていたり、ガムのDNAで判明した、整形を重ねていた男。
「ビバリーヒルズ青春白書」第6シーズンに、アメフトのヒーローでドナの恋人だったジョー・ブラッドリー役を演じていた。レイの暴力からドナを守ったことで裁判沙汰に巻き込まれたり、心臓の病気でアメフトを断念する騒ぎになったりしていた。
「24」第4シーズンではCTUの捜査官キャッスル役でシーズン中ずっと登場していて、なかなか押し出しも良かったのだが、マルワン捜索の過程で・・・
主演ドラマの「コードネーム>エタニティー」は日テレのうしみつ枠で放送されていた。
この間WOWOWで放送されていた「大草原の小さな家2005年版」ではチャールズ・インガルス父さん役だった。
コメント (5)
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