くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち2 第10話「家庭の事情」

2006年12月07日 | デスパレートな妻たち
【ガブリエル】
カルロスはますますシスターメアリーをあがめて慈善活動にのめりこみ、夫婦で共にする時間が減ってガブリエルはイライラ。
そんな時、クロウリー神父からボツワナへの慈善旅行の費用が足りず、シスターメアリーが行くのを諦めたと聞き、8000ドルを投じてシスターをボツワナへ追い払おうと画策する。ところがカルロスも一緒に行くことになり計画が台無し。
ガブリエルがどんなに説得してもカルロスは耳を貸さず、どんどん準備を進めてしまう。そこに、予防注射でカルロスの卵アレルギーは副作用があると聞き、アレルギーを伏せて予防接種を打たせ、狙い通りカルロスは発熱してボツワナ行きはおじゃんに。
内心ほくそ笑むガブリエルだったが、熱に浮かされたカルロスがうわごとで「君が欲しい・・・抱いて、シスターメアリー・・・」と口走ったことに愕然とする・・・

【ブリー】
警察から呼び出され内心ドキドキだったブリーだが、バートン刑事から「ジョージは自殺だった」と聞かされ、ほっとする。しかしジョージが自分の下着を盗み、等身大の人形で妄想していたと知っておぞましさに激怒する。
ジョージが死んだことで、アンドリューをキャンプから呼び戻し事情を説明するが、ジョージがブリー目当てでレックスを殺したと知り、かえって「パパはあんたのせいで殺された」と、アンドリューは一層頑なな態度をとるようになる。
そしてアンドリューは友人のジャスティンを自宅に呼んで、ゲイ関係をブリーに見せ付けるかのように振舞い、いつかブリーがへまをしたらズタズタにしてやると誓うのだった。・・・そしてそのチャンスはすぐに訪れた。
ブリーが家族でセラピーを受けようと提案するが、アンドリューは拒絶。「ジョージに復讐しないと気持ちがおさまらない。アイツは自殺だから裁きを受けていない」と言う息子に対して、ブリーはジョージの死の真相=自分が見殺しにしたことを打ち明ける。
アンドリューはブリーを受け入れたふりをして、母親の弱みを握ったことに暗い笑みを浮かべるのだった・・・

【スーザン】
実父プルーディを家に招き、思い出の写真を見せて「つながりが欲しい」と願うスーザンだったが、プルーディは興味を示さない。ところがプルーディは買春で逮捕されると、警察にスーザンを呼びつけて保釈させようとする始末。
さらにプルーディの妻キャロルがスーザンのことを浮気相手だと誤解して、自宅のガレージの扉に「アバズレ」とスプレーででかでかと描かれてしまう。
プルーディはキャロルに話すと約束するができなかったようで、キャロルはスーザンの後をつけてスーパーで物を投げつけて大立回りを演じてしまう。仕方なくスーザンは娘だと打ち明けることに。
キャロルは結婚生活のほとんどが裏切られていたことを知ってがっくりと落ち込み、「覚悟して、彼は平気で人を裏切るから」と不吉な言葉を残して去っていく。
後からプルーディがやってきて詫び、「夫婦の問題が収まったら、また話そう」と言うが、スーザンの心には不安が残った。

【リネット】
リネットはエドに、会社の保険を使った社内託児所の設置を持ちかける。しかしそれには託児対象の子供が15人いなければならない。社内の子供をかき集めてギリギリ15人だったが、エドの子供ミンディは、妻フランが片時も離れようとしないために無理だという。
直接フランに話してみるが、逆に「私には関係ない」と突っぱねられてしまった上に、託児を使おうとする子育て姿勢をバカにされて、リネットは内心ブチ切れ寸前。
エドは内心子供との時間を持ちたいのに、フランが手放さないため不満を持っていた。そこでエドを煽って「フランに立ち向かえ」とそそのかす。
すると、エドはフランに黙ってミンディを連れ出し会社に連れてきてしまう。そこにフランが怒鳴り込んできて、家を出ると大激怒。そこで別れられては託児所が夢と消えてしまうため、リネットは二人とミンディを引き離し、「冷静になってコミュニケーションをとれ」と説得、エドとフランを仲直りさせることに成功する。
そしてリネットはなんとか託児所設立にこぎつけるのだった。

【ポール、ザック、マイク】
ザックはスーザンからもらったお金を使い果たし、ウィステリア通りに戻ってきた。そしてポールが戻っていたことを知り、ポールもまたザックを温かく迎え入れた。
あらためて「僕の父親は?」とザックに問われたポールだったが、「わからない」としらを切るのだった。
ポールはマイクに引越しを宣言し、脅しをかけようとするが、逆に「引っ越したら(ディアドラ殺害を)警察に言う」とマイクに脅されてしまう。

【ベティ、マシュー、ケイレブ】
ケイレブは逮捕されたものの、ベティの指示通り口をつぐんだため、警察に身元は判明していなかった。仕方なく警察はケイレブを精神病院に収容。
べディはボランティアのふりをして病院のラウンジでピアノを弾いて注意をひきつけ、その隙にマシューがケイレブをこっそり連れ出した。
ところが、謎の男モンローもケイレブを狙っており、連れ出されるのをじっと見ていたのだった・・・

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シスターメアリーといい、フランといい、脇が強烈すぎる・・・
主食までいきつかない幕の内弁当状態ですね。

リネットの上司エドはどのくらい無能なのかと思ってたら、ものすごーく深く物を考えられないタイプだったんだなぁ。フランは彼のどこがよくて結婚したんだろう。扱い方によっては操縦しやすい夫なのかもしれないけど。
フラン自身も、すばらしいタマだ。
「自分で育てないのに、どうして子供作っちゃったの?」
・・・・怖っ。こういう「地雷の上でサンバ」なタイプは身近にいて欲しくないなぁ。あまりに天然なので攻撃しにくくなるという、最悪のパターンだ。
「最高の母親」目指す前に、「人として」最悪って感じが。
しかしあんな風に社内に15人子供がいれば託児所、っていいっすね。ああいう風に簡単に作れるシステムがあれば、さぞかし少子化にも歯止めがかかるであろうに。

シスターメアリーは、カルロスというよりレックスと知り合っていたほうがよかったんじゃないかという、「ドS」。汚れなき聖・女王様だ。「祈りなさい」とか言いながら、真っ白いピンヒールでぐいぐいやられたら、レックスは天国行き間違いなしっていうか。(もう行ってるし)
常にアルカイックスマイルをたたえながら、神の御名の下にやってることは超腹黒。あぁ、なんか彼女に萌えてきてしまった。カルロスは、清らかだと思ってる相手に邪念を抱いているわけだが、実は汚れまくってると知ってるほうが魅力的なんだけどなぁ。多分カルロスには彼女の真の魅力は理解できまい。
シスターメアリーってきっと、表ではブリーと仲良くできそうだが、裏ではイーディと気が合いそう。つーか、イーディすら支配下におきそう。
あああ、彼女に「やっぱり、クチだけ、か」とか言い捨てられてみたい。(どういうプレイだ)
来週以降のガブリエルの反撃も楽しみ。このまま終わらせる彼女ではないだろうし。
しかし、来週の予告で・・・リネットとカルロスなにやってるんだ???

スーザンのことを、今までは「あの母にしてこの子あり」だと思っていたが、間違いだった。
「あの父であの母だからこんな子」だったんだなぁ。
娘に対して「こういっちゃなんだが、あんた鈍いのか?」という父、そしてまさにその通りの娘。血って怖い。
母からはお人よしを、父からは懲りない性格を受け継いだんだな。
「つながりが欲しい」って、マイクのそれを阻害したのはどのクチだ!あーもう、スーザンの口の所をきぃーっとつねりあげてやりたい。
それにしても・・・スーザンは38歳だったのか。ガブリエルを除いて40代なのかと思ってたのに。スーザンより年上そうなブリーとリネットは、どっちが年上という設定なんだろう。

これもまた「あの母にしてこの子」パターン。ブリーとアンドリューってほんとに親子。二人とも思い込んだら蛇のように目的を果たすタイプなんだなぁ。
アンドリューは前に牧師さんに「ゲイじゃない」って言っていたが、アレは目くらましだったのか、それとも目的と手段がすりかわってしまって、ブリーへの復讐心だけからゲイをやってみてるだけなのか。
彼は結局のところブリーを欲して欲して、自分だけのママであることを求めた末の反抗、って感じがするからなぁ。ゲイやってるのがどこまで本気なのか・・・。
ズタズタにしてやるっていうけど、アンドリューはブリーをなめてるっつーか。返り討ちにあうのが関の山だと思うなぁ、いくら最愛の息子だからと言っても。今までブリーが自分に対して手心を加えたことがあったかどうか、よ~く考えてみた方がいいと思うんだ。

それにしてもジョージのいかがわしい部屋・・・ちょっと見てみたい・・・。そういえば忍び込んで下着物色したりしてたっけなぁ、忘れてました。
等身大ブリー・・・欲し・・・・いや、えっと。

謎の男モンローはどういう動きをするのだろうか。
マイケル・アイアンサイドを使うからには、盛大にやらかしてほしいものだ。

ところで・・・ガブリエル婚約おめでとう~!ま、今更婚約?って感じもしないではないですが。
 「デスパレートな妻たち」のE・ロンゴリア、NBA選手と婚約


【 脇俳優チェック 】

◆背が低い方の刑事 .... Scott Allan Campbell
5話「悲しいすれちがい」で、レックスを再埋葬することについて、ブリーに「ハムスターを埋めるように」とか非難されていた刑事。役名スローン。
「FBI~失踪者を追え2」5話「捜査官の人生」では、かつてジャックと一緒にロックヴィルキラーの捜査を担当したジョン・ケイシー刑事(現在は刑事部長)。冒頭に新たに発見したドリス誘拐事件についてジャックとサマンサに説明している。
「NYPDブルー」では内務調査担当のJerry Martens役で第2シーズンから12シーズンまで登場。
「ザ・ホワイトハウス5」12話に登場予定。

◆予防接種の病院の受付 .... Mary Kathleen Gordon
「CSI:5」3話「天使の生き血」では、兄のドナーにされていた被害者少女アリシアの学校のシスター役。
「コールドケース」11話「オフィーリア」で、殺された女子大生ホリーの母親役で登場していた。「ザ・ホワイトハウス」「Xファイル」「ザ・プラクティス」「Six Feet Under」など、ほんのちょっとの出演がたくさんある。

◆モンローの仲間の髪の長い男 .... Sven Holmberg
役の名前はジェリー。
「CSI:NY」第1シーズン2話「夜の獣たち」では、麻薬取引のトラブルで路地裏で射殺され、傷口をネズミに食べられた被害者ジョーディ・トンプキンズ役。
「CSI:3」第5話「父と子と精霊と」にロックバンドペキンパーのベーシストとして登場。「FBI~失踪者を追え」第1シーズン4話「あこがれの街」では多分教会のボランティアをしていた青年だと思うが、シェム役。
「コールドケース」13話「手紙」では、『ミルクマン』ジョーンジーの孫フランキー役。あとマイアミに出演すればブラッカイマーフルハウス達成。
「OC」第3シーズンに2エピ、「エイリアス4」8話などに登場予定。

◆ケイレブの病院に忍び込んだモンロー .... Michael Ironside
このひとは、チェックしないとダメ?と天を仰いでギブしてしまうほど、出演作多すぎ。多すぎるので、映画関係は「トップガン」「トータルリコール」とか、あとはこちらが詳しく書いておられるので、ご参照ください。きっとどこかで見ている俳優、それがこのひと。
テレビドラマでは、「ER」でER部長のスイフト役、「V」シリーズでは元CIAのレジスタンスのハム・タイラー役など。
日本では1~2シーズンのみ放送された「シークエスト」の、未放映の第3シーズン「Seaquest2032」ではハドソン艦長役。

◆エドの妻フラン .... Penelope Ann Miller
「CSI:NY」第1シーズン23話「この目に映るもの」では、事件現場になったコーヒーショップでマックをずっと見ていて、マックが一歩前進してデートすることになった女性ローズ役。その後第2シーズン以降は登場していないので、マックとは実らぬ恋だったのかな?
デビューは「ベビーシッターアドベンチャー」で、エリザベス・シューを危険に巻き込んでしまう親友ブレンダ役で、そこから「カリートの道」ではアル・パチーノの恋人のダンサーゲイル役や、「キンダガートン・コップ」でシュワちゃんが思いを寄せるジョイス役、「レナードの朝」でもデニーロが思いを寄せることで症状悪化の原因となるポーラ役など、多くの作品に出演。
「カリートの道」ではゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされている。
WOWOWで放送していた「グルメ探偵ネロ・ウルフ2」5話(WOWOW放送順による)「マザーハント」では、亡き夫の子供らしい赤ん坊を家の前に置き去りにされて、ウルフに母親探しを依頼するルーシー役で登場していた。

◆ケイレブが入院している病院のナースのデラニー .... Bunnie Rivera
ベティがピアノを弾きに来たのを案内してくれたナース。
「CSI:5」4話「鏡よ鏡」で、ホテルのスイートルームでエボラ出血熱に似た症状を示した殺人事件の被害者を発見し、動揺して泣いていたメイド役で登場。第6シーズン10話にも出てくるが、もちろん違う役。
「ミディアム2」17話にも登場予定。

◆ジョンの友達ジャスティン .... Ryan Carnes
初登場は第1シーズン9話。今シーズン終盤まで登場が予定されている。
探してみると、なぜか脱ぎ系の写真が多く、ゲイ方面の役も・・・・
「CSI:NY2」6話に登場予定。

◆フラム夫人 ....  Betty Murphy
猫を散歩させていて、スーザン宅の「アバズレ」を見て目が点になっていた女性。
第1シーズン5話「招かれざる客」でスーザンに猫を預けるという役で登場。その面倒を見るためにスーザンがフラム家に行ったところ不法侵入があったのを発見(実はマイク)し、ウィステリア通りは大騒ぎに。必ず出てくると猫の話題が出てくる、猫溺愛家。今回初めてその噂の猫が登場。
「コールドケース3」19話に登場予定。

◆クロウリー神父 .... Jeff Doucette
ガブリエルの反省しない懺悔を毎度聞かされそのたび呆れる神父。第1シーズンで3エピ、今シーズンでも3エピに登場が予定されている。
「コールドケース2」21話「制服」では、連続殺人犯ロイ・ブリガム・アンソニーが働いていたレストランのオーナーラリー・パパスの現在版を演じていた。
「グレイズ・アナトミー」5話「大人のメリット、デメリット」には、イジーが担当していた腸閉塞の患者スターマン役で登場している。
「That's '70s Show」第2~3シーズンではレッドの友達のデイル役。「インベイジョン」第1シーズン9話では、ラッセルが愛してやまない美しい沼に肥料などを廃棄して、ついには生物を枯らしてラッセルを怒らせた麻薬の密造人ボブ役だった。
コメント (2)
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