くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

アリーmyラブ2@tvk 第9話「決めつけないで」

2006年05月20日 | アリーmyラブ
もうすぐ感謝祭でアリーはイライラ。相変わらず一人で、何もいいことがないからクッションに当たりたくもなろうもの。
しかし、また!リンがさらにイライラの種を持ち込む。「部下にいやらしい目つきで見られた」というだけで、セクハラ訴訟を起こそうというのだ。
ジョンはネルに「本気のデート」に誘われるが、びびってしまってパニックになり、デートもうまくいかない。そこで相談されたビリーが余計なおせっかいをしたせいでネルが激怒してしまう。
イライラしているアリーを見かねて、レネはウォーリーとのボーリングデートをセッティングするが、ウォーリーは最低最悪な男だった・・・・


相変わらずリンちゃんの暴走は留まるところを知らず。
 「スィートハート!」
 「そんな呼び方やめて。アタシ、スィートじゃない
いきなりがっつんとかましてくれる。スィートではなく超ビターだなぁ。カカオ99%チョコ並み。歩くポリフェノールですよリンちゃん。
しかし、かわいくは呼ばれたいという複雑な乙女心か、「食べ物で呼んでほしい」と。それで「シュガーとかハニーとかパンプキン」ってどういうこと?みたいな。・・・・それは甘いじゃないですか?
それでリチャードが呼んだ名前の数々が「ポークチョップ、ロールパン、ベーコンちゃん、みかんちゃん、大豆ちゃん」て。だんだん適当になってきてる気がする。

思うのだが・・・・アリー主役じゃなくて、リチャードが一応主役の群像もので、ヘンテコ弁護士事務所の新しいタイプのシットコム、っていう位置づけだったらどうなっていただろう。多分今も続いていたかもしれないけど、ブームになって日本に売りに出されるほどのヒット作にはなっていなかったかも?
でもこの第2シーズンのメンバーでスタートしていたらどうなっていたかなぁと考えると・・・・やっぱりシットコムになってしまいそうだ。リン&ネルコンビがキャラ的に幅を利かせて、アリーは「なんかウザイ」と視聴者に言われ、ビリーは「なんでいるの?」とか言われ・・・みたいな。
その存在感のなさをカバーするために、今回はネルと絡むことになったビリー。
今の話は彼のためではないってことよね
と、図星を指されてしまっていたが・・・・要するにビリーは、この先ジョンとネルがもめることになって「事務所内恋愛は」って言われるようなことになった時、自分とアリーのことを持ち出されて立場が悪くなって、妻妾同居の心地よいバランスが崩れるのがイヤなだけなのだ。
今はみんなが見ないふりしていてくれるアリーと自分の関係に視線が集まったら、きっと自分の気持ちの隠れ不倫にジョージアが気づいてしまう、それが怖いんだな。

どんなにぶっ飛んでてもリンちゃんやアリーが支持されるのは、二人とも基本的に自分を偽っていないからだ。それがたとえ周囲に多大な迷惑をかけようとも。
だからこそ「リンはヒーロー」と呼ばれるゆえんなわけだが。
しかしビリーは常識的な振る舞いに終始しておきながら、行動原則が自己保身だ。だからウザイ。
それでもそんなキャラクターも配置しておかないと、ただのアブナイ事務所になってしまうわけだから、ビリーはそれを極めればよかったのだ、嫌われようが存在感がなかろうが。それがビリーだから。
ところが・・・・自分がわかっていないビリーはこの先「本当の自分」「新しい自分」に目覚めようとしてしまう。わかっちゃいない。ビリーがビリーじゃなくなったから存在意義を失ってしまうってことを、一番ビリー自身がわかっていないという感じ。

ビリー、リンのストレートさを見よと。
 「輝かしい未来が待ってるように見えて、本当の幸せって1つしかないのよ」
 「・・・・ってつまり?」
 「買い物!」
・・・・いや、かなわないって。誰もリンには勝てない。

唯一対抗できるリチャードも、常人では勝てない。
「(リンは)事務所にとってどんどんミルクが絞れる
   乳牛的存在だからさ」
・・・・それを、これから「寝よう」と狙ってる相手に言うかな。
そんなリチャードだからこそ、リンに対抗できるのかもしれないが。リチャードなんて「縦方向のフルチェック」なんて毎度の上に、たるみタッチまでやらかすわけだが、でもリンに訴えられずにすんでいるのはとりあえずは気に入られてるってことなんだろうなぁ。

アリーが今回紹介されたウォリーや、なんでまだレネが付き合ってるんだかわからないベンも、多分リンに訴えられるクチだろう。
下品な豚となると悪夢です」といったレベルの攻撃が、もしウォリーに浴びせられたら・・・・
悪いヤツじゃなさそうなんだけどね、彼も。でも、多分ウォリーなら・・・・「彼は私の名前をリンと呼びました」とかで訴えられそうだ。
アリーも毎回極端なネタで追っ払う羽目になるわけだが、ジョージアとのキスはなかなか熱演。もしリチャードとビリーに目撃されていたら、後々いろんな面で尾を引きそうな気がする。
女同士のキスについてネルがコメントする場面があったわけだが・・・・ネルの中の人のことを知ってから見ると、なかなかドキッとする台詞だったりするな~。

それにしても今回のネルの衣装はとてもチャーミングだった。
↓「お砂糖とミルクはいかが?」の図。

おおお、リチャードとビリーならずともごっくんだな。

ところで、アリーのキャリスタ・フロックハートが、秋からABCのテレビシリーズに登板することが決まったらしい。コメディではなく、ファミリードラマのようだ。
 『アリー・myラブ』キャリスタ・フロックハートが新ドラマに出演
「Brothers & Sisters」というタイトルのドラマで、IMDbにもキャストの予定が出始めている。けっこう知ってる顔ぶれもあったりして、なかなか楽しみだが・・・・しかし「アリー」のイメージが強い彼女のこと、どうなるだろうか。
このメンツの中で密かにニヤニヤしてしまうのは、「FBI~失踪者を追え」のジャックおやじことAnthony LaPagliaの弟Jonathan LaPagliaがいるあたりだろうか。兄ちゃんを塩抜き&等分油脂分控えめにして、ぎゅっと絞り込んだ感じの雰囲気でずいぶんさっぱり系だ。どんな感じなのか、ぜひ日本に渡ってくるようなヒット作になってほしい。(なんという遠まわしなポイントでの下心)
イメージが強いと言えば、「フェリシティの青春」のフェリシティのイメージが固定しているKeri Russellもトム・クルーズと「ミッションインポッシブル3」に出るし、「次の段階」って強烈にドカンとやらないと大変そうだ。アリーも頑張ってほしいものだ。

一週遅れてるけど、来週WOWOWの土曜放送ドラマが三本お休みになるので、そこで追いつけばいいやーと思いました。

【 使 用 楽 曲 】

★ 冒頭アリーのイライラの時の曲
アリーのテーマ曲「Tell him」。アリーのサントラの1stの9曲目。
アリー・myラブ サウンドトラック featuring ヴォンダ・シェパード

★ ジョンが部屋で踊ってる時の曲
The Pipkinsの「Gimmie Dat Ding」。第7話「突然の旅立ち」で、ジョンがステファンの死を乗り越えるための乱舞の時にもかかっていた。
70's

★ ジョンとネルの気まずいバーでのデートの時の曲
「恋のダウンタウン」などのヒット曲で有名なPetula Clarkの「This Is My Song」。アルバム「Today」の12曲目(試聴あり)
Today

★ ウォーリーの部屋の外でのセレナーデの曲
元ルイジアナ州知事をつとめたJimmie Davisの作で、選挙の時にキャンペーンソングにもなったという逸話つきの名曲「You Are My Sunshine」。色んな人がカバーしているが、コンピレーションアルバムでオーソドックスなカントリーアレンジのものに試聴があったので、ご紹介。
Americana Roots: Essential Album

★ エレインがラジカセで流したいつものジョンのテーマ曲
Barry Whiteの「You're the First, the Last, My Everyting」。アリーのサントラの3rdに入っている。
Ally Mcbeal - For Once In My Life
Ally Mcbeal - For Once In My Life


★ ラストのバーでのダンス曲
ロックンロールの原点「Johnny B. Goode」などの名曲で知られるChuck Berryの「You Never Can Tell」。この曲のタイトルは今回のエピソードの原題にもなっている。「Rock 'n' Roll Rarities 」の12曲目(試聴あり)。
Rock 'n' Roll Rarities


【 脇俳優チェック 】

◆リンの訴訟の判事 .... Larry Brandenburg
第1シーズンの1話で、一番最初にアリーがケイジ&フィッシュ事務所に来たときに担当した事件の判事。個人的な感情をもろ出しにして、ケスラー牧師対マンメイド事件でアリーを敗訴にしてしまう。(控訴してアリーは勝訴)
「名探偵Mr.モンク2」15話(NHK放送順)「ファイナルアンサー」では、あまり頭が良くなさそうなのにクイズショーで7連勝もして、番組プロデューサーであるトゥルーディの父ドワイトから不審がられる回答者バーチ役を演じていた。
「コールドケース」11話「オフィーリア」で、殺害された女子大生ホリーの父親役。父のカンで教授のことをずっと怪しんでいたがその思いがリリーによって晴らされたのだった。
映画では「ショーシャンクの空に」など、出演作はドラマ映画問わず多数。

◆相手側弁護士 .... Michael Reilly Burke
「CSI:4」23話「キメラの遺伝子」で、クームス兄弟の末弟で警備会社に勤務していたベイリー役で登場していた。「デスパレートな妻たち」では、ブリーの夫レックス役にキャスティングされていたが、パイロット撮影の段階でイメージに合わないことがわかり、降板の憂き目になってしまった。
「テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者」では主演のテッド・バンディ。ドラマはゲストであちこち顔を出している。「トゥルー・コーリング」の最終話で遺体の不倫相手ラッセル・マークスや「コールドケース」の第1話「テニスラケット」でダメ弟エリック役現代版で記憶に新しいが、古いところでは「ビバリーヒルズ青春白書」第8シーズンでケリーのクリニックに医師としてやってきたジェフ・ストックマンだったり。

◆ジョンとデート中のネルをナンパした男ショーン .... Micheal DiMaggio
「フレンズ4」10話「ロスは遠距離恋愛がお好き」で、チャンドラーがレイチェルを誰かに紹介しようとして最初に声をかけた同僚のドルー役。「誰か付き合ってる人とかいる?」と聞いたら、ナンパされたのかと思われて退かれてしまい、チャンドラーは「俺はゲイじゃない!」と叫ぶハメに。

◆リンに訴えられた部下ウィットン .... Neil Giuntoli
「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」では、ATM泥棒ドレイク役で登場していた。
「CSI:NY」では、自転車メッセンジャーたちの無謀な運転にキレて凶行に及んだ、新聞スタンドのオヤジ役を演じていた。

◆アリーのデート相手ウォリー .... Bob Glouberman
「ザ・ホワイトハウス3」5話(NHK放送順)「ドナの日記」で、学校再建法案に賛成することの見返りに「1セント銅貨の生産を永久に中止」する法案(法定貨幣改正法)に賛成してくれとサムに提案する、議員の側近テリー・ベックウィズ役。
細かいゲスト出演が多数で、「FBI~失踪者を追え」では、第4シーズンに嘘発見器の技術官で2エピ登場する。
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FBI~失踪者を追え!2 第7話「夢の国 アメリカ」

2006年05月18日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ネルソン・ロドリゲス 】
FBI着手:失踪2時間後

路上で空き缶や瓶を集めていた少年が、車に無理やり乗せられて連れ去られたという通報があり、ジャックたちが出動することに。しかし目撃情報はどれも曖昧な上に両親が名乗り出ないので、そもそも身元が誰だかわからない。
不法滞在者の多い地域でもあり、両親は強制送還を恐れて通報しないのではないかと考えられたため、不法滞在がらみのギャングの犯罪から性犯罪者とあらゆる角度から捜査を開始。ジャックはウォーカー神父(第2シーズン2話「聖職への道」)の教会に協力を仰ぐ。
地域の学校の生徒だったことからやっと身元が移民の子弟ネルソン・ロドリゲスと判明する。教師やヤミ私書箱の男の証言から、ネルソンは最近不穏な行動をとっていたことがわかる。

母親の仕事先を見つけるが、母親も怯えて逃げる有様。やっとのところで説得に成功するが、最近出所のわからない金を持っていたりと、母親のアナもネルソンは違法行為にかかわっていたのではないかという疑問を持っていた。
一家と同じ階に性犯罪者が越してきていたことがわかるが、彼はネルソンとネルソンの兄テオが男に脅されていたことを証言し、事件への関与を否定する。しかしテオは事実を隠して言い逃れをするばかり。

そんな中、ネルソンと特徴が似た少年の遺体が発見される・・・・

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「CSI:マイアミ2」4話「餌食」で、白人の富裕な一家の少女が失踪したらマスコミも警察も大騒ぎなのに、ヒスパニック移民の家の娘が行方不明になっても、警察はまったく動いてくれない、という話があった。今回はちゃんとFBIが動いていることに感心したり。
でもアルベルトについては警察が動かなかったものだから、マーティンがアルベルトの両親に、警察もFBIも一緒くたにしてなじられていたわけだ。
それでも不法滞在者では子供が拉致されても警察に届けることもできず、耳をそがれても泣き寝入りをしなければいけない人々がたくさんいるのだろう。被害者の子供たちは満足な教育も受けられず、しかもギャングに体を傷つけられたゆえにまっとうな職にも就けず・・・・
そこにさらにギャングがつけいり、はびこる温床を生むという悪循環になるわけだ。

もはや、アメリカはその病巣が相当進行していて、かなり深刻なことになっている。マンデルの店やスモールズの店で売られていたのは、正規の流通に乗らない中古品なわけで、しかも盗品くずれだったりするし。経済の敵、法律の敵であったりもするのだ。移民の子供たちがカワイソーというセンチメンタルな話では片付かないものがある。
「いい子」のネルソンでさえ、大金を作ろうとあっさり人の金に手を出してしまう。少年売春も簡単にありそうな環境だし、先生に売りつけた帽子だって母親の工場から持ち出した盗品だろう。犯罪が日常なのだ。
それでも、テオの心に届いたであろう「自分の力で人生を変えよう」というダニーのメッセージは、救いであり光明となっていたように思う。テオやネルソンがまっとに「人生をリセット」できますように。

ダニーはテオやネルソンに、かつての自分を見る思いだったわけで・・・・手に取るように、移民の町の少年たちとそれを取り巻く環境、ギャングのやり口を身をもって知っていた。
でも、一方マーティンは・・・・
「甘いね、君は」
とダニーに鼻で笑われるようなスィートさ。お坊ちゃまゆえか。そしてそんなマーティンに容赦なく突きつけられるディープな現実。
そして、発砲。

サマンサの「心の傷」は、実はさほど心配していなかった。なぜなら元となった事件が、サマンサの過失で起こったわけではないから。それに隠していることもなかったし。
しかし今回のマーティンの場合はちょっと深刻だと思う。
よほど前回の資格審査室のねっとりした責めがこたえていたのか、あのヴィヴがことの隠蔽を図ってしまった。ジャックに報告したことに嘘はついていない。でも本当のことを報告したわけではない。マーティンが発砲した肝心の部分、感情の発露がトリガーとなったことを伏せて報告してしまったので、マーティンはかえってそれを誰かに相談することが出来なくなってしまったわけだ。
もし正直に報告していたら、それはもう大問題にされてチームからはずされることは間違いないわけだが、今回の隠蔽がマーティンの心に及ぼした影響はかなり心配だとおもう。
ジャックがまったくマーティンの心の傷に気づいていない・・・・自分のことで精一杯だったから。
これで、ジャックが神父に話しをした後で、ある程度自分に余裕が出来てからだったら、多少は違ったのかもしれないが・・・・色んな意味でタイミングが悪かったように思う。

がんばれマーティン・・・サマンサの誘いなんてずっと断ってもいいから、でもほかの誰かにちゃんと話して立ち直ってほしい。

今回、あんまり笑い&ツッコミポイントがなかったが、ベンツのウィンドウがぴーっと下がったらダニー、っていうのはかっこよかったですね・・・
ダニーファンにとっては、最後の少年のようにロリポップ買って買えるダニーのあたりまで、結構こたえられない場面が多かったのでは?マーティンファンにはちょっとつらいエピだったかな。
ジャックファンにとっては・・・・なんか、髪型が微妙


【 使 用 楽 曲 】

☆ ネルソン誘拐場面
冒頭の雑踏に流れるラテンの曲は、Kinkyの「ATLAS」から2曲目の「The Headphonist」
Atlas

☆ ネルソン帰還場面
終盤ネルソンが家族と抱き合い、ダニーとテオが握手するところの曲は、Mojave 3の「Spoon and Rafter」から1曲目の「Bluebird of Happiness」。
Spoon and Rafter


【 脇俳優チェック 】


◆アルベルトの母 .... Karina Arroyave
耳を削がれて遺体となって発見されたアルベルト少年の母。
「24」第1シーズンで、CTUのLA支局の情報分析技術官ジェイミー・ファレル役を演じていた。ウォルシュ長官の推薦でCTUに派遣されたキレもののプログラマーでシングルマザーだが、実は・・・。
他に「シカゴホープ」「ザ・プラクティス」などにゲスト出演あり。

◆ネルソンの父 .... David Barrera
「CSI:NY」6話「外れた男」では、カフェの店員が全員殺された事件で、カフェの女性店長オクタビアの弟ホセ役で登場していた。
「ER Ⅸ」4話「男らしく歩こう」で、マラリアの予防薬のせいで目に異常が起こっている軍人フェリックス役。ガラントに対してお気楽だと当てこすりを言うが、ガラントは医者として毅然と対処する。
「NYPDブルー」では第5シーズンから散発的にカレーラス医師役で登場している。また「ザ・ホワイトハウス6」からレギュラーで登場するらしいマシュー・サントス上院議員の兄弟の役で、第7シーズン10話に登場する。
「ザッツ・ライフ~リディアの人生ゲーム」ではサンチェス役で5エピソード登場。他には「24」5話など。

◆ニット工場の工場長 .... Michael Bunin
「CSI:3」1話「ギャンブラーの切り札」で、カジノのバーテンダーの役で登場していた。これは、カジノのバーにおいてオーダーがコンピューター管理されているという場面の説明になっており、グリッソムがためしに酒を一杯オーダーしてみて、バーテンにそのまま奢ってあげるのだった。

◆性犯罪の前科持ちの男 .... William Francis McGuire
ネルソン一家と同じフロアに越してきたが、ミーガン法を遵守していなかったため咎められる。
オフィシャルサイトあり。「NYPDブルー」や「デイ・アフター・トゥモロー」に出演している場面が動画で確認できる。
「ER Ⅷ」19話「緊急事態」では、木から落下して人工呼吸器をつける状態になった男の子の父親役を演じていた。すでに脳死状態なので、両親は呼吸器をはずすという苦渋の選択をする。
その他「ザ・プラクティス」「チャームド 魔女三姉妹」など。

◆ヤミ私書箱兼電器屋主人マンデル .... Peter Michael Goetz
「ザ・ホワイトハウス2」21話「突然の悲劇」にテレビ局の重役ポール・ハケット役で登場。大統領の「健康問題」について発表しなければいけなくなったため、CJはハケットに頼んで発表の時間を放送に組み込んでもらおうとするのだった。
「ツインピークス」では、劇中にパロディ的ソープオペラとして存在していた「愛の招待状」の中で、ジャレッド役で登場していた。
「ザ・プラクティス5」では精神分析医のマーフィー医師として4話ほど出演など、出演作多数。
映画では「花嫁のパパ」の1と2、「キングコング2」などに出演。

◆人質の少女 .... Annie Gonzalez
マーティンに発見された、耳を削がれレイズによって閉じ込められていた少女。
JammXKidsという子供たちのダンスグループ番組の一員に出演し、ドラマ出演はこれが初めて。「JammXKids」では、「ジョーイ2」でジョーイが撮影しているブラッカイマー映画のわがまま子役ケニーのBobbe' J. Thompsonも一緒のメンバーだ。
HPを見てみるとわかるが、ピチピチと健康そうなおじょうちゃんだ。

◆遺体の少年アルベルト .... Eddy Martin
オフィシャルサイトあり。少年趣味な感じの写真を集めたサイトを発見。うーむ、なかなかかわいい。42番と48番がイイですね。でも今はこれより育っちゃって顔が長くなってるのが残念。
上の写真は「The Maldonado Miracle」出演時の写真。「The Maldonado Miracle」は、映画「フリーダ」の女優サルマ・ハエックが初演出したTV映画で、デイタイムエミー賞演出賞を獲得している。血の涙を流すキリスト像に揺れる小さな町の話で、主演はコロンボのピーター・フォーク。
DVDはリージョン1しか出ていないが、洋書で出ている原作(ノベライズかな)には、Eddyの写真が表紙になっている。
The Maldonado Miracle

◆修理工場のスモールズ .... Michael Olifiers
元NY市警の警察官だったが、勤務中に重傷を負って早期退職、スカウトされて俳優の道に。
そのため「NYPDブルー」「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」などで警官の役でそれぞれ数話ずつ出演している。映画にも「ブルース・オールマイティ」に出演。

◆ネルソンの兄テオ .... Jeremy Ray Valdez
「CSI:NY」18話「狙われた委員会」では、乗せた女性客が車を降ろした直後に襲われて、それを助けようとして命を落とした白タク運転手フェルナンドの息子アントニオ役を演じていた。アントニオに父親の死を知らせに行って、白タクにいい思い出のないダニーが冷たい感情をアントニオにぶつけてしまい、エイデンに怒られた。最後に事件の真相が明らかになってダニーとアントニオは和解する。
「CSI:マイアミ2」13話「満月の惨劇」では、キューバから難民としてやってきて、援助団体のかいなく移民局に拘束されていた青年カルロス役。「ザ・シールド3」2話「チームの結束」では襲撃された車に同乗していて、一人だけ生き残った少年エステヴァン役を演じていた。
現在NHKBSで放送中の「ER XI」の16話と19話にロベルト・ロザレス役で登場する予定。

◆誘拐された少年ネルソン .... J.R. Villarreal
「コールドケース」第1シーズン22話「プラン」で、親がもてあました子供を送り込むウィルクス兵学校の生徒の一人で出演していた。冒頭回想シーンで水泳のしごき訓練シーンで少年が溺れそうになる場面で出てきている。
順番としては「コールドケース」のほうが一年後。

◆マーティンに撃たれた金貸しフランコ・レイズ .... Jose Yenque
「ザ・ディヴィジョン~5人の女刑事たち」にガブリエル・ヘレーラ役でサブレギュラー。「ER」「Xファイル」「刑事ナッシュ・ブリッジス」など、ラテン系の役での需要に幅広くこたえる俳優として出演作が多い。
ショートフィルムの「BROKEN」という映画で主役を務めているようで、そこのHPにプロフィールなどが詳しく載っている。
「CSI:マイアミ4」15話に登場予定。

◆ネルソンの母 .... Lourdes Colon
今回出てきたような移民家庭の出身で、苦しい生活を乗り越え女優に。ベネズエラのドラマなどに出演していたが、ステップアップして今回のチャンスをつかんだ。
エージェントのプロモーションページにそのあたりの苦労の軌跡が。
ラテングラミーのときの写真などを見ると、なかなか美人。
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CSI:NY 第19話「罪の重さ」

2006年05月17日 | CSI:NY
クリーニング工場で、回収されたシーツの中から女性の遺体が発見された。マックとステラは包まれていたシーツの成分や遺体の胃の内容物から殺害現場のホテルを特定するが、その部屋に泊まっていたのは国連の特別会議に出席中の外交官だった。
その外交官にはかつてアメリカに留学中、今回の遺体と同じ手口で女性のレイプ殺人の嫌疑がかけられたことがあったが、仲間たちの証言によって逃げ切った過去があった。その仲間たちは現在彼の側近となり、会議に付き従っていた・・・・
ダニーとエイデンは、人間銅像のストリートパフォーマーの死を担当する。検死の結果、遺体は自然死だったことが判明するが、死んだ後に誰かがひげを剃って衣装を着せ、彼を街に立たせていたことがわかる。
マックは事件性のない案件の捜査は中止しろと命じるが、ダニーは謎にこだわり、密かに捜査を続行する・・・・


なんというか不条理な犯人たち。
人間銅像の方は、「休めばいいじゃん」とか思ってしまったわけだが。そういう自己責任での自由がきくのがああいう仕事じゃないのかなぁ。でもってしんどかったらネタ変えればいいじゃん・・・・
何かこう、不器用すぎてどう突っ込んだらいいかわからない。まだしも殺人じゃないだけマシか。
復讐殺人のほうは・・・・何年も本当に愛する女性が出てくるまでを待って・・・なんてするより、最初の時点で警察に言ってればいいじゃん、みたいな。結局「自分が疑われること+厚遇で出世」を、恋人への愛情と秤にかけて、愛情の方を捨てたようなやつに復讐の資格はないと思う。
コスタのほうは本気で愛して由来ものの指輪も与えていたわけだけど、でも殺されたジェニーは必ずしも本気ではなかったようで(金のために近づいた?)、それぞれの思惑がちょっとずつズレてる感じだ。
ズレてるといえば・・・・バレットは、眠ってるジェニーを上に乗せてから首を切っていたけれど、それだと腕はいつ切っているのだろう?腕はそんなにひどく出血しないということで、あのマックのシーツの実験では除外されているのだろうか?
腕をひねりあげてあの切り筋をつけるのは結構難しそうだ。

あの実験で、一気にチャドの存在感がグレッグレベルに!いい味出てるよチャド~~~!あれでファンがついたのではないだろうか。そのままがんばれチャド!
グレッグみたいに足にカビを生やされちゃったりと、ラボの人たちってほんとに人体実験のモルモット扱いされることがあるからなぁ。
マックに「君に頼みたい特別な仕事があるんだ」とか騙されたんだろうか。「楽しそうね、チャド!」とステラに言われて、内心「たのしくねーよ!」とつっこんでいたであろうチャドに幸あれ。

ホークス先生は・・・・ロシア娘なんかに!
ナンパしたんじゃなくて、「された」だから、まだよしとしよう。(いいのか?)

ラストでエイデンがオシャレしていたのはリリー巡査とデートだったという流れだと思うので、ちょっとかわいめなリリー巡査はまた出てくるかなぁと思ったがもう出てこない。残念。
エイデンとダニーの微妙な関係って・・・・いいよなー。
いい雰囲気になってる自己紹介に、ちょっとジェラシーで割って入ってみたり、後から冷やかし半分で探りを入れてみたり。でもデートだってわかると負け惜しみを言ってみたり、ダニーはエイデンに気があるのか、そういうふりをして楽しんでいるのか・・・・どう見てもエイデンに分がある感じってのも、またイイ。

・・・っていう楽しい展開だけではなく、マックとダニーの深刻な溝が今回浮き彫りになった。
NYはチームワークよさそうなのだが、ダニーは一匹狼なところがあるからマックのコントロールも及ばない部分があるのだろうか。
マックはマックで海兵隊方式っていうか「上官の命令は絶対ダー!」だし。
そうすると、ステラの存在が効いて来るんだな。ドンちゃんとの仲を微妙にとりなしてるのもステラだったし。副官としては割と優秀なとこがある彼女。でも、そこでステラが中に入るのではなく、マックとダニーがサシでタイマンはらないことには埋まらない程度の溝だからなー。
残り4話でその辺の話は詰められるのだろうか。

16日でテレビ東京のマイアミの第2シーズンの放映が終了したので、15日はNYの合同捜査だった。
・・・・あんなに吹き替えがキャラを左右するものだとは。
マックとステラはちょっと年齢が上かな、くらいなんだけど、エイデンは声が高くてかわいこちゃんキャラで、ダニーは二枚目っぽい。そして・・・・何より・・・・
ホーク先生は何だあのキャラは~~~!!マックに対してタメ口なので、全然今のカチッとした感じの紳士然としたキャラじゃない。髪型もなんだか中途半端だし。手探りで色々変わってきたのだろうが、ホークス先生が良い方向に変化してきてくれてよかった・・・。
もしあのキャラのまんまだったら、NYそんなに思い入れしなかったと思うんだな。
あの当時からダニーはマックの言いつけを聞かずに、勝手に行動しているという設定。そしてマックはそこでダニーをきちんと怒らず、裏でエイデンにフォローしてるだけだったというのがわかる。その積み重ねが今回の二人の亀裂なのであり、今回だけのことじゃないから、ちょっと深刻。

あぁ、そういえば、合同捜査ってドンちゃんいないのね・・・


【 ト リ ビ ア 】

☆ 「忘れられない日」

ドン・フラックがかつての殺人を掘り起こしてきた時の台詞「2月10日はロバート・コスタにとって忘れられない日のはずです。」
これは原語では(TV.com)こう言っているらしい。
「It must be Groundhog Day for Robert Costa.」
「Groundhog Day」とは、ビル・マーレイ主演映画の「恋のデジャ・ブ」の原題。呪いをかけられて同じ日を延々繰り返すようになった男の話・・・なので、コスタが同じ殺人現場を体験するというデジャヴをたとえていったもの。ドンちゃんの映画の趣味って軽いのぅ。
恋はデジャ・ブ

☆ 最高級キャビア
ホークス先生が言っていたキャビアは「ALMAS」。「ロシアのダイアモンド」と呼ばれる、世界で一番高価な白いキャビア。(こちらに詳しい)
どのくらいすごいかというと・・・24金加工のこんなパッケージに入って売られてるくらい。1キロ2万ドル強だから・・・・


【 脇俳優チェック 】

◆洗濯に出された遺体ジェニー・リー .... April Bowlby
同じ日に放送した「CSI:5」6話「青の衝撃」で、連続レイプ殺人犯の餌食になったが、様式のとおりに遺体を処理できなかったためにバンから発見された女子大生、ケイトリン・ラキッシュ役で登場していた。二時間連続遺体役。
他には、チャーリー・シーンが2003年からやっているテレビシリーズ「Two and a Half Men」に第3シーズン(2005年~)から何エピか出演している。

◆ロバート・コスタ .... Dominic Fumusa
「CSI:マイアミ」第1シーズン14話「目には目を」で、流行のクラブ「キャンバス」の弁護士ヴィンセント・グラジアーノ役で登場している。
「Sex and the City」第3シーズン16話「恋愛のエキスパート」では、キャリーと付き合ったものの別れた後にキャリーに関する嘘の噂を流しまくる最低男ジム役。その後にミランダともデートするが、あまりに最低なので呆れられるという役柄だった。

◆かつてコスタに殺されたスーザン・ヤング .... Olga Karavaeva
14話「血と汗と涙」で、サーカス団のジャグラーとして出演していた。今回は遺体写真。微妙。

◆コスタの警備責任者トニー・ガルシア .... Andre Kristoff
「CSI:マイアミ2」24話「CSIの汚名」で、冒頭AV女優が殺されたという知らせを聞いた制服警官たちがワヤワヤ集まって(写真まで撮って)いたので、事情をホレイショに聞かれて「AV女優です」と説明していた警官役で登場していた。

◆本物の人間銅像スコット .... Silas Weir Mitchell
「CSI:マイアミ2」15話「偶然のゴースト」にカメラマンのラルフ・ダースト役で登場していた。事故を目撃したのに、通報の前に遺体写真を撮ってちゃっかり商売をしてしまうのだった。
「コールドケース」9話「サイン」では、面倒を見ていた祖母を恋人にそそのかされて殺し、地下室に埋めたものの、罪悪感でずっと苦しんだ孫ジェームズ・ホーガンの現在版を演じていた。第2シーズンも登場予定。
「24」第1シーズンに第7~11話までドレーゼンの手下のイーライ役で登場している。他に映画では、「隣のヒットマンズ 全弾発射」と「ラットレース」に出演している。
「CSI:6」2話に登場予定、「プリズン・ブレイク」では3話からヘイワイヤー役でサブレギュラー。

◆オマール・リリー巡査 .... Larry Gilliard Jr.
「いい警察官になりたくて」ストリートの人々に目を配り心を配る、日々精進中の心優しい巡査。
HBOのドラマシリーズ「The Wire」(日本未放送)で、お人よしのドラッグディーラーのダンジェロ役に扮して好評だったらしいが、第1シーズンで降板。このドラマは2002年から放送され現在第4シーズンまでいってるようだが、麻薬密売組織vs警察のボーダーレスな闘争を描いたディープなもののようで、面白そうではあるが日本でウケるのは難しそう。どこかCSでやってくれるといいのだけど。
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「MARTHA」#7 ゲスト:ジェシカ・アルバ

2006年05月16日 | MARTHA
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グッド・シングズグッド・シングズマーサ・スチュワート・リビング・オムニメディア株式会社
グッドシングズオーガナイジング Good Things for Easy Entertaining: The Best of Martha Stewart Living
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今回は「りんご特集」で、様々なりんごの話題を。
そして、旬のりんごのようにピッカピカなJessica Albaがゲストで登場です。

Jessica Albaといえば、「ダーク・エンジェル」のヒロインとして大ブレイクで、最近では映画にも引っ張りだこ。先週の「ジョーイ」でも、ジョーイが「ジェシカ・アルバのアイメイクにして」なんていう台詞が出てきていました。



これはちょうど映画「イントゥ・ザ・ブルー」の公開を控え宣伝のための出演、という時期です。
身振り手振りでサメのいる海での撮影がどんなに怖かったかの話を説明。キュートですね。



彼女は12歳から演技の勉強を始めたそうで、NYのアトランティックシアターで学んでいた時と~っても怖い先生がいた、というこぼれ話を聞かせてくれました。
「課題を1週間準備して、よし完璧!と思ってると、台詞をひとことも言わないうちに
  全然ダメ!って・・・・」

そんなダメ出しをしてJessicaを3回も!泣かせた先生とは・・・
↓このひとだそうです。



リネットか~~~~!!
Felicity Huffman・・・「デスパレートな妻たち」のリネット役でおなじみ。「トランズアメリカ」ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた)
そんなしごき(違)のかいあって立派な女優さんになったわけですが、16歳の時以来会ってないとか。今共演したら、成長した生徒に何て言うかな。

Jessicaは「ファンタスティック・フォー」で透明人間(invisible woman)を演じましたが、その時プロモーションでインタビューを受けた時、必ず「透明人間になったら何をしたい?」と聞かれたそうで、その時の答えが「マーサ・スチュワートを偵察したい!」というものだったとか。
根っからのマーサファンなのでしょうか。



今回一緒に作ったのはアップルターンオーバーというお菓子。まずアップルソースを作って、ドライフルーツを刻んでソースと混ぜた具を作り、その具を8センチ角に四角く切ったパイ生地で包み三角に折りたたんで、それをオーブンで焼いたものです。
Jessicaはお料理するのが大好きで、「イントゥ・ザ・ブルー」の時にロケ食がマズかったので、休みの日に自分で作って現場に持ち込んでいたそうです。おやつのドライフルーツを自作するくらいのマメさだそうで。お料理はおばあちゃんに習ったそうです。
ところが、お菓子作りは苦手とかで・・・・今まで成功したのはピーチパイだけで、何度も焦がして成功させたそうです。今回のお菓子は簡単そうなので「うちでも作りたい~!」と大喜びでした。
なかなか器具を扱う手つきも達者でした。



オーブンに入れてにっこりカメラ目線。



女優さんが食べてるところって、なんか好き。(どういうマニア?)
このターンオーバーは、スタジオの観覧客に一個ずつ振舞われていました。この回のお客さんには他に、りんご協会からりんごジュースの大きいボトルと、料理研究家のリディア・バスティアニクの本がお土産でした。

ちなみに、この回マーサはポカをやってまして・・・
刻んだ干しりんごを入れるところが、「これが干したりんご」と見せるだけの刻む前のものをボールに入れてしまいました。どういう間違いだ。
何回か見てると、「あぁこれはマーサはそんなに作りなれてないレシピなんだなぁ」とか「この回は妙に手順が悪そう」とか見えてくるのが面白いです。

ほかのゲストは、フルーツ探偵のデヴィッド・カープさんと、料理研究家リディア・バスティアニクさん。
それぞれりんごの種類についての薀蓄や、おいしいパスタレシピを紹介していました。



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CSI:5 第6話「青の衝撃」 感想編

2006年05月16日 | CSI:科学捜査班
一応今回のを見るにあたって「死刑執行停止」も見たのだが、あの時はコーディ・ルイスが怪しいとか、シャーリーン・ロスの父親(Michael Chieffo)が怪しいとか思ったんだもんなぁ。脚本は騙すんだわ~としみじみ実感。
シャーリーンパパなんて微妙に怪しく見えるのは、WATのスポルディングと同じタイプの目をしてるせいなんじゃないかな。
実際は、ルイスやシャーリーンパパなんてほんとに純粋にに被害者で、今回のルイスに対してのブラス警部なんて、相当にハラスメントの類で訴えられてもおかしくないという感じだ。
まぁ、ルイスの場合・・・・マイアミのステトラーだから、怪しく見えて当然なキャラなわけで。ヒゲとめがねで全然違う人間に見えていたが、DV男のキャラは隠せない、とか二つのドラマを混ぜてみる。
6人の殺害された被害者以外にも、多くの疑われた人々にも、そして無意味に蛆虫まみれになってしまった学生をも含めて、被害者多発な事件だった。あんな蛆虫はないよな~・・・

それにしても、膨大な物量の物証。この事件、遺留品がとにかくいっぱい残されていて、しかし犯人につながるものが極端にないのが特徴だった。
しかし各被害者が残してくれたものがきちんとメッセージになって、最後に犯人までちゃんと結びついた感じがする。特にデビー・レストンの抵抗で砕かれためがねの存在が犯人像の解釈に結びつき、デビーの死はムダになってないのだと感じる。間違えられて殺されたジョニーも本当にかわいそうだったが、彼の遺してくれたものが解決に結びついたわけで、まさに証拠は被害者からのメッセージだと思わせられるエピソードだった。
それでも・・・・終始犯人ペースで話が展開するのはストレスが溜まる。最後の最後まで、全部グリアーの描いた筋書き通りにいってしまったことが残念だ。しかし、これがマイアミだったら必ず正義=ホレイショが勝って勧善懲悪になるだろう。こういう展開もベガスならでは・・・かな。
グリアー自身、手を打ったつもりの視力矯正手術が仇になり、ソウルメイトも失って、彼なりに世を儚んで落胆する気持ちがあったのかもしれないが・・・裁かれることなく罪を償わせることも出来なかったのでは、ご遺族の気持ちもおさまりがつかないだろう。マイアミでも同様に連続殺人の片割れの死刑囚ケン・クレイマーが直前に自殺していたが(「CSI:マイアミ3」23話「殺人鬼養成講座」)あれは「あとはもう死なせるだけ」なところから惨めな逃亡状態だったからホレイショが勝利の趣きだったが、今回のは主任としてもかなり後味が悪かったのではないだろうか。術中にはまったままジ・エンドだものなー・・・。

今回内容がギチギチだったので、キャラ描写にそんなに余力を使っていなかったが、グレッグの成長が著しい感じだった。ていうか、「失敗してないっていうだけで誉められる」段階はそろそろ卒業しないとね。でもそんな成長しちゃったグレッグはちょっと寂しいし。(どっちやねん)
久々にジャッキーおばちゃんが出てきていたが、ジャッキーのCSI初登場は「死刑執行停止」だったので、彼女にとっても因縁の事件だったというところか。何しろ指紋が出たのにそれで犯人が特定できなかったのだから。
ジャッキーとグレッグと言えばターバンコンビだが、グレッグがマジモードに入っている昨今ではもうあんな姿は見られないのだろうか。たまには見せてって感じかな。
「デス妻」のフェリシアがワンポイント登板。あんな冒頭ちょっとだけなのに、ウジウジなシーンであったことも相まって、不気味な印象をくっきりと残していた。贅沢な使い方だなぁ。あの笑顔一つで「うひゃ、このおばさんなんじゃ?」と思わせてしまうというあたりすばらしくうまいし。
ケビン・グリアーのひともかなりインパクト強かったので、(歯~!)今後どんないい人の役をやっていたとしても、「エロ本描きの自殺したレイプ犯」と言われるようになるんだろうなぁ。

えーとウォリックは出てたっけ?毎週誰かが存在感薄くなるなぁ。
今回ニックはエロ担当だったので(違)・・・・キャサリンと主任の剣呑な視線がなんともいえなかった。多分、あの後グレッグがラボ中に言いふらし、特にミアに「ニックってさぁ、アダルトショップの常連らしいよぉん?まぁ、捜査に役に立ったからいいけどねぇ~」とかご注進してそうな気がする。そしてさらにミアに疎まれてたりして。

「死刑執行停止」の頃はちゃんと脇チェックしていないが、デビー・レストンの酒乱の父親を演じているWade Williamsは、現在DVDがセル&レンタルになって話題になっている「プリズン・ブレイク」で、主人公マイケルを目の仇にする「天敵」ブラッド・ベリック刑務長としてレギュラー出演している。
「プリズン・ブレイク」はこの週末1巻だけでも借りてみようかと思ったら・・・1本も残っていなかった。う~む、FOXの宣伝上手め。

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