くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES2 第7話 「幼きクイーンの悲劇」

2007年11月19日 | BONES
浄水場で腐敗した遺体が発見される。骨格などから10歳前後の少女ではないかと見られたが、遺体を分析したところ、髪を染め、化粧をし、義歯を入れて歯を加工していたことが判明する。
幼くして成人のように作り上げられたその被害者は、複顔によって少女ミスコンの女王として有名なブリアナ・スワンソンとわかる。
ブリアナの両親はブリアナの教育方針の違いから離婚しており、母親はミスコン参加に熱心で、「加工」も本人の希望だったと主張する。遺体に付着していた物質が屋根などに使われているものだったことから、屋根職人の父親ガ疑われるが、父親は娘をミスコンに出すことは反対で、葬儀も自分の手で挙げたいと心から嘆いていた。
さらにブリアナの遺体を調べると、ウェストのくびれを作るためにコルセットによって矯正され、栄養失調の上に薬漬けだったことがわかり、テンペランスは怒りを隠せない。
そんな中、事件直前のミスコン会場の防犯映像から、ブリアナと母親がもみあっている様子が発見されるが・・・

ホッジンスは、このところいいムードになっているアンジェラを、一歩先に進もうとデートに誘う。しかし職場恋愛を進展させることに迷ったアンジェラは、テンペランスにアドバイスを求めるが・・・

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ミスコン少女殺害ということで、ジョンベネちゃん事件を思い出してしまった。

ジョンベネちゃんのミスコン動画は、「まー愛らしい、おませさんね」くらいの気持ちで見ていたのだが、あの愛らしさをキープするために、髪を染めて歯を加工してコルセットをはめるなんていうことはさすがに異常だ。
おなかぽっこりの赤ちゃん体型だからこそ少女はかわいいので、それを無理やり大人のようなくびれを作って色気を出すなんて。
「本人がやりたいって言ってるから」と母親たちは言っていたが、子供は親に管理されているうちに「親を喜ばせよう」として自分が進んでやっている「ふり」をしたりするわけで・・・
アメリカのドラマを見ていると、ちょっとのことで虐待認定して、子供の意志まったく無視して親子を引き離す傾向があるのに、ことミスコンに関してはなぜか「子供の意志」とか言い出すからよくわからない。あれこそ児童福祉局の出番ちゃうんかいと。

ブースは、「ボーンズの人間的成長を鍛えているオレ」とか意識してやってるのだろうか。
よりによって、ミスコン少女たちの事情聴取をテンペランスにさせるか?子供をまったく子ども扱いしないテンペランスには笑ってしまった。というか、テンペランスは「身体と頭脳だけ大人」で心は子供のままみたいなもんなので、子供たちに同等扱いされてたような感じが・・・

ジャックとアンジェラが進展するか?・・・と見せかけて、ぐだぐだ。
ブランコデートはいい感じだったのに。そのまま突っ走れよ!
アンジェラって結構めんどくさい女なのだな。ああいう断り方をするのだったら、最初から期待を持たせないでがっちりガードしておけばいいのに、ぎりぎりまでひきつけて突っぱねるなんてなんてひどいことをするのだ。
「恋愛は専門外」のテンペランスだが、なかなかの名言というか含蓄のある迷言を放っていた。
「恋愛は効率的な職場の序列を乱す恐れがある」

・・・聞いたか~?メレディスとかデレクとかサラとか主任とかその他職場恋愛のものども!耳かっぽじって聞いとけ聞いとけー!!
コウリツテキなショクバのジョレツだぁぁーーーー!!(何を)

2ndに入って恋の花が咲き乱れているBONESにおいて、効率的な職場の序列が乱されてるかどうかは別として、恋愛フィールドからはずれているがために、すっかりザックの存在感が薄れてしまっているのは事実だと思う。なんだかついで程度にしか絡ませてもらえないでいるし。
ジャックとザックの二人で、メールガールを争ったりしていたほほえましさが懐かしい。
ブースは「カミールもいいけどボーンズもね」といった感じに、二人の距離感をうまいことバランスとって楽しんでるし。
・・・ブースはいつか報いを受けるに違いない。


【 脇俳優チェック 】

◆被害者ブリアナの母ジャッキー .... Kali Rocha
「グレイズアナトミー」第2シーズン15話「看護師たちの反乱」に、産休のベイリーの代役レジデントとしてやってきたシドニー・ヘロン役で登場していた。モットーは「愛の癒し」でベイリーとはまったく逆のタイプだったためみんな接触を嫌がり、クリスティーナは彼女の治療方針が生ぬるいからとバークを使って動かそうとしてしまう。「代役」なので2ndはそのエピだけだったが、3rdでまた戻ってくるらしい。
「FBI~失踪者を追え3」15話「10万ドルの価値」では、大富豪の相続人であることからセレブ扱いされているチェルシー・プリンスのマネージャーで広報担当のリズ役で登場。常に彼女について世話をしていたが、失踪時には別行動をとっていた。
「バフィ 恋する十字架」の第5シーズンにはセシリー、転じて第6シーズン以降はハルフレッグ役で登場している。ハルフレッグ役の特殊メイクはかなりグロイ。
「ボストンリーガル」第3シーズン23話に登場予定。

◆ダンス教室の父兄クリスティン・ミッチェル .... Lisa Thornhill
アリエルの母で、1976年のミス・ラズベリーのメダルの持ち主。
オフィシャルサイトあり。
「CSI:マイアミ4」5話「ペントハウススイートの情事」では、三人の人妻のうちの赤毛のフェリシア役で、デルコに犯人だと疑われていた。フェリシアの夫が彼女を裏切って不倫していたことから殺人に繋がった。
「CSI:5」13話「人形の牢獄」では、ロシアから若い女性をアメリカに連れてきて、表向きは美容院で働かせながら、裏ではピクチャーブライド斡旋をやっていたしたたかなマダムマトリョーシカこと美容院のオーナークロエ役を演じていた。
「アリーmyラブ2」12話「愛の賞味期限」では、9年間の結婚生活を無効にして慰謝料を払わないようにしようとたくらむ、浮気性夫グッドマンに申し立てられた妻のキンバリー役で登場。
「名探偵モンク」第1シーズン20話(NHK放送順による)「密室殺人と美女軍団」には、モンクがパーティで知り合った元プレイガールのノエル役で登場していた。
「フレンズ」第8シーズン4話「セックスと嘘と二人のビデオテープ」で、ロスがセックスレス状態を脱出するために、ジョーイに聞いたセックスしたい時の口説き文句「昔、僕は西ヨーロッパで・・・」を実践しようとしたデート相手のクリステン役。ところがロスの付け焼刃はうまくいかず、その後レイチェルと・・・・。
「Veronica Mars」ではヒロインのヴェロニカのBFダンカンの母親役でサブレギュラー、他に「シカゴ・ホープ」など。

◆ミスコンを見に来ていた少年ジェレミー .... Kyle Gallner
日本では未放映だが「Veronica Mars」にサブレギュラーで出演。日本で放送されている作品への出演はあまりなかったが、今後多くの作品で顔を見ることになりそうだ。
「コールドケース4」1話、「ミディアム3」15話、「クローザー3」1話、そして「CSI:NY3」では8、10、15話と3つのエピに登場が予定されている。

◆ジェレミーとヘイリーの母 .... Amanda Carlin
「FBI~失踪者を追え3」2話「生命の重さ」では、かつてキリスト教過激派の活動家だったことを伏せて、普通の家庭を営んでいたモーリーンことリリアンの、そのテロ行為が原因で絶縁していた母親役で登場していた。
「アリーmyラブ」第1シーズン11話「銀の鐘」では、妻と愛人との三人の結婚を法的に認めて欲しいという訴訟を起こした妻妾同居夫婦の本妻ミンディ役。
「フレンズ 8」では、初診から出産まで一貫してレイチェルの妊娠を担当していたドクターロング役を演じていた。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン11話「刻まれた5つの殺人予告」では、連続殺人が明らかになる発端となったスーパーから失踪した女性マーガレット・ショーエイ役。
「クローザー」第1シーズン5話「守りたい情報」では、新薬の被験者だった息子を失って、開発者の教授を訴えていた母親はモンド夫人役で登場していた。
彼女の母は「ER」でカーターの祖母ミリセントや、「Sex and the city」のトレイの母でシャーロットの鬼姑バーニー役のFrances Sternhagen。

◆ジェレミーの妹ヘイリー .... Grace Fulton
17話に兄のSoren Fulton(映画版「サンダーバード」でアランの友達のファーマット役)が登場予定。

◆ダンス教室の先生シャルロット・クラフト .... Mary Gordon Murray
「コールドケース2」17話「保険金」では、医者の妻殺しの被害者リンジーが、事件当時に働いていた美容院の経営者キティ現在版で登場。
「メルローズプレイス3」15話「クリスマスのゴースト」では、アマンダとの権力争いの末に首つり自殺をはかったテラー(Stanley Kamel...「名探偵Mr.モンク」でモンクの主治医のクローガー先生、ビバヒルでディランの父殺しのマルシェット役など)の妹役。テラーの息子たちへの慰謝料を請求する。
「CSI:8」2話に登場予定。

◆浄水場の職員 ....  Brent Jennings
「刑事ジョン・ブック 目撃者」に、ハリソン・フォード演じるジョン・ブックの相棒刑事カーター役で出演している。
「ミディアム」では、検事局で働いている似顔絵書きのオールド・ウェイン役で登場。第1シーズンに2回登場しているが、第3シーズンにも出演予定。
「ザ・ユニット2」7話「共犯者」では、シャーロットが起こした事故を、そうとは知らずに庇ったため警察に連行されたティフィーを尋問した殺人課の刑事役。
「グレイズアナトミー3」20話、「FBI~失踪者を追え5」15話、「ボストンリーガル」第3シーズン11話に登場予定。

◆ブリアナの父 .... Jason Matthew Smith
「CSI:マイアミ4」19話「セレブの覗き穴」では、スパを襲った一味の一人エベレスト役で登場している。賊に対して一人立ち向かった女性ビクトリアを殺害したひどいやつ。
「CSI:5」21話「禁断の味」では精神疾患をもつ犯罪者を収容する専用病院が舞台になっているが、冒頭、舌を出してサラたちを威嚇した患者ジェイク役で登場している。
「コールドケース2」11話「ゼロ・アワー」では、カルトに入信したマシューの洗脳を解くため、マシューの父が雇ったディプログラマーのクロフォードの78年版で登場していた。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン7話「暴走する母性」では、誘拐された子供の母で検事のアンジェラ・バックマンに、かつて弟が厳しい刑を出されたというので恨んでつきまとったマイク・フォーリー役で登場していた。

◆ダンス教室の少女ライザ ....  Ariel Winter
テンペランスの話を早熟に理解したおませな子のほう。
「名探偵モンク3」14話「宇宙トリック」では、被害者ジョアンナの隣の家の娘ドナ役で登場している。
「クリミナルマインド3」5話に登場予定。

◆ダンス教師の少女 .... Madison Davenport
テンペランスを持ち上げたブースの筋肉にうっとりした少女。
「CSI:NY2」9話「シークレット・ドール」では、教師をしている母が教え子との情事にふけっているのを、人形のメッセージ機能に録音したことから悲劇を呼んでしまった少女アビー役で登場。

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1 コメント

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コンテスト (スー)
2007-11-22 00:30:34
あの人たちの、ミスコンに対する意識は、一体何なんでしょうね?
男女差別反対!やらセクハラやら、やたら意識は高く持つくせにあんなコンテストは許容範囲なんですねー?
不思議。
ジョンベネちゃんの時も、あーあー、なんか大変そうだなーと思っていたけれど、親達が喜ぶからやっているだけじゃないのかな?
まだ見ていないけど「リトル・ミス・サンシャイン」の方はもっと好感が持てるに違いない。

アンジェラ、思ったより意気地なしでしたね。デートまでして・・・ いや、これから先のグダグダへの序章だったりして~~~ イヤー!ヤメテー!
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