くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:NY5 第11話「禁断の果実」

2010年04月01日 | CSI:NY
マックはスーパーでエラに再会。朝食に誘われるが、すぐに事件に呼び出されてしまう。
その事件は、死体遺棄を目撃した警官が犯人追跡中に犯人が事故死したというもの。犯人の携帯に「もう終わった?」とメールが入っていたことから、共犯者の存在が浮上した。
遺棄された女性は新進デザイナーのイザベル・ヴォーンだったが、その遺体を検死中に遺体から液体が泡状に流出し、内臓がすべて溶解していたことが判明。無理やり飲まされた様子がないことから、イザベルは自分で腐食性の液体を飲んだのではないかと見られた。
それはトニーが開いたパーティで出された「ミラクルフルーツ」のせいで、味覚が極端に変化して変なものが食べられるようになってしまうのだ。イザベルはそのせいで、何者かが混入した水酸化ナトリウムを飲んだことに気付かず死亡し、遺体を発見して困ったトニーが遺体を捨てようとして事故死したのだった。
そんな時、エラがマックのもとに、イザベルに恨みを持つカードがあったことを知らせに来る。マックはそれが水酸化ナトリウムを飲ませた殺人の実行犯に結びつく手がかりではないかと考えて調べ始めるが・・・

一方、ステラが担当した殺人事件では、被害者デクラ・ルーリーの殺害の手口がねずみ釣り男の時と同じであることから、ステラはディアコスの犯行を確信。
マックは捜査の中止を勧告するが、ステラはエンゼルとふたりで潜入捜査を密かに実行する・・・

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味覚を変えるミラクルフルーツとは、またNYは色んなネタ拾ってくるのが得意だなぁ・・・
そんなのパーティグッズくらいしか役に立たなさそうな、と思ってぐぐってみたところ、どうも酸っぱいものが甘く感じるようになるので、糖分の制限をしないといけないような人にとってはかなり福音らしい。なるほど。
しかしだからって、象の糞とか・・・自分では食べないクセに!人に食べさせただけでおもしろがるなんて、ゲテモノ食いの風上にも置けない(何?)。しかもOCのルークがあんなに老けちゃって。いろんな意味でちょっとがっかり。

前回登場時、エラの先行きに暗い不安を感じていたのだが、その予感が最悪な方向で的中してしまった。
「彼をモノにしてみせる」のカードにズームしたとき、ぞわっと鳥肌が・・・なんという危ない女にロックオンされてしまったのか。
マックって・・・女の趣味はそんなに悪くないけど、女運は最悪だからなぁ。
しかしマックがエラの自作自演に怒った場面、比べるのも何だが、ああいうときホレイショだったら一言二言しか言わず、あとはオーラで相手をビビらせるのだが、マックの場合はあんなにガシャガシャ叱るのだな。
「あぁ、あんなにガミガミ言わなくても・・・」って、見ていて思わず胃が痛くなってしまいそうだった。そこら辺のマックの上司としての普通っぽさも好きだったりするので、一面「叱られたい」とか思ったりもするが。

そういうマックをフォローする立場のステラにしてみたら、マックの管理職としての融通のきかなさに何度となくブチ当たり、部下たちとの間に入ってフォローしたりとりなしたりしてきてるのに、またこんな局面でマックはかたくなに現実路線だ。
こういう時のマックってほんと硬いよな・・・そしてステラも決して折れない。
あんな危険なことをエンゼルたんにさせていいのだろうか。まだステラはドンちゃんと彼女との関係を知らないのかもしれないが(ガールズトークとかステラ似合わなさそうだし)、もしこれが知れたらステラとドンちゃんの信頼関係にも危機が・・・
ただでさえあまり友好的とは言えない刑事課とCSIとの関係にもヒビが入りそうだ。そりゃマックも止めるのも仕方ないかもしれない。

そういう意味では、二人の性格がもうちょっと中間地点で折り合えれば、チームとして最高なのかもしれないが・・・
ギスギスしそうな時は、ダニーでボケてドンちゃんで落とすという、NYチームのボケとツッコミが機能して欲しいものだが、このところダニーがちょっとジミなのが気になる。もうちょっと突っ込んだネタが欲しいものだ。

しかし・・・
マックは朝はコーンフレーク派・・・ 
ケロッグとか・・・チョコ味とかメープル味とかそういう・・・じゃないですね、ハイ。
マックのことだからシリアルっていっても、健康を考えたあの鳥の餌みたいなの食べてそうだ。前は毎朝コーヒーショップで朝食とっていたのに、銃撃戦があった後は行くのをやめてしまったのだろうか?
マックの生活パターンも、100話の間にずいぶん変化したのだな。最近は「眠れない」とかもなさそうだし。健全でなにより。


【 脇俳優チェック 】

◆リサイクル紙製造会社のコルビー・フィッシャー ....  Chris Carmack
「デスパレートな妻たち」第4シーズン11話「重い問いかけ」では、スーザンがマイクの代わりに確定申告をしてもらうため来てもらったいとこのティム役。女たらしに成長したティムはディランに興味を持ったかに見えたが、心配したスーザンが踏み込んだところ相手はキャサリンだった。
「OC」第1シーズンでは、マリッサのBFルーク役を演じていた。水球とサッカーのキャプテンで、ライアンがコーエン家に越してくる前はルークとマリッサはベストカップルだったが、別れた後はマリッサの母ジュリーと関係したり、父のゲイ問題で一家崩壊したりと散々なことに。
「CSI:マイアミ5」23話「彷徨える狼」では、ウルフがTVでコンサルタントとして事件の解説をした情報から、カージャック犯として市民のリンチで殺害されたジェイソン・ビリングスの、ボートの掃除係の大学生コール役で登場。

◆被害者イザベル・ヴォーン .... Kristin Cavallari
MTVの「リアリティ・ドラマ」として人気を博した「ラグナ・ビーチ」では、主人公ローレンのライバルポジションで登場していた。続編の「The Hills」で主人公ローレンが第5シーズンで降板してしまったため、彼女がその穴を埋めることに。
「ヴェロニカ・マーズ」第2シーズン14話「ピザ・ボーイ強盗事件」では、ゲイチャット会員でマレーナの恋人カイリー役。ヴェロニカに脅迫されたと助けを求めた。マレーナと学校で堂々としていたいと、校内放送でカミングアウトする。

◆コイン偽造屋のスタン・トロヴァート .... Louis Lombardi
オフィシャルサイトあり。
「24」では第4~5シーズンにCTUの技術者エドガー・スタイルズ役でレギュラー。クロエと並ぶ優秀な頭脳を誇っており、仕事で衝突しながらも二人は親友として尊重しあっていたが、第5シーズンでの退場はクロエの心に大きなショックを与える。
「アグリーベティ」第2シーズン3話「ブラック&ホワイト」では、ダニエルが使う車椅子のレンタル業者役。治ったのに歩けないとわがままを言って高性能な車椅子を希望するダニエルだったが、業者が予定のロボット車椅子を貸し出さないと言い出したことでベティが奮闘することに。
「CSI:4」9話「愛の毒薬」では、有名歌手マイルズ・ルーベンの妻がホテルのバスルームで死亡していた事件で、ルームサービスにワインを届けたボーイ役で登場、妻アメリアが大事にされながらも孤独だったことを証言する。
「ザ・ソプラノズ」第2~3シーズンではマフィアに潜入していたFBI捜査官スキップ・リパリ役を演じている。

◆冒頭で死体遺棄を発見した警官 .... Jack McGee
実際のFDNYでの消防士勤務の経験を活かして、「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」では消防士長ジェリー・ライリー役でレギュラー。他にも映画「バックトラフト」などに出演している。
「コールドケース」第4シーズン3話「ライター」では、被害者ドノヴァンの義弟ボビー・マカリスター現在版。父が自分より娘婿のドノヴァンを重用することに屈折な思いを抱くが、結局事件がドノヴァンを英雄にしてしまい、惨めな思いはかえって増幅されて余生を送ることに・・・
「FBI~失踪者を追え4」13話「怒り」では、失踪教師クレアの父親で、元警官のチャーリー・ハーヴェイ役。銃の暴発から妻を死なせ、そのことで服役していた。元々激しい性格の父に耐えられなかった娘クレアは、出所してきた父を見て姿を消したのだった。
「クリミナルマインド」第3シーズン20話「ニューヨークに潜む罠」では、FBIとの捜査協力が気にくわないと、NY支局の担当捜査官ケイトに不快感を隠さないNYPDの刑事ブランスティン役。
「CSI:マイアミ6」19話「モルグに別れを」では、FBIの麻薬捜査官シルヴェストリ役。捜査時に押収した麻薬をくすねて情報提供者に配ったり、そのことを脅されると他の売人に目溢しをエサに殺害を命じたりと、本末転倒な悪徳捜査官。
「NCIS」第2シーズン14話「目撃者」では、水兵殺害の目撃の通報で駆けつけたフロイド刑事役。彼は事件性はないと決め付け、マクギーのことも坊や呼ばわりするが、通報した女性エリンに特別なものを感じたマクギーの熱意で事件があったことが証明される。
「CSI:3」5話「父と子と精霊と」では、ボーカルが死亡したロックバンドペキンパーのマネージャー役で登場。しかし第8シーズン12話には別の役で出演の予定。

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