くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

CSI:NY5 第12話「ヘルプ」

2010年04月03日 | CSI:NY
ウェディングショップのバーゲンで、ウェディングドレスの取り合いの最中に掴みかかってきた女性を振り払ったところ、倒れて死亡したという通報が。
被害者のローレルは現金もカードも持たず、ゼッケンを付けてマラソンのレースの参加者だったことが判明。何かを見てわざわざバーゲンに立ち寄ったと見られた。

一方、バスタブに浸かった状態で死亡している赤毛の女性の事件が発生。部屋には中身のないギターケースが残されており、地下鉄の構内で歌うシンガーエリナだったことをシドが見覚えていた。バスタブからはなぜか住血吸虫が発見された。
そしてホークスは、エリナの喉の奥にできていた痣が、8年前の連続レイプ事件「グラマシー・レイプ犯」と共通することに気づく。それは昔の彼の恋人が被害にあった事件だった。
さらに、ウェディングショップでの被害者ローレルがそのレイプ事件の被害者だったことから、二つの事件につながりがあるのではないかと考えられた。しかしマックはあくまでも慎重に、証拠が出るまでは別物として扱うという。

そんな中、ホークスが恋人が被害者だったという事件の関係者だったことを知ったマックは、ホークスを事件から外すことに・・・

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ホークスファンの自分にとっては非常に記念すべきエピ。
今まで恋バナからまるっきり置き去りにされていたホークス先生に・・・やっと!やっと女の影が!!
あんまり何も無いので、Gの方向に設定が持っていかれるんじゃないかと思って心配していたのだけれど。(ていうかそれ、中の人にとっては真剣に何もなくてほんとに心配)

研修医時代のホークス先生・・・彼にもERのカーターくんっぽい時代があったのだな。
ホークス役のHill Harperは、10年ほど前に1シーズンで打ち切りになった「City of Angels」という医療ドラマ(主演は「LAロー」のロリンズや「ダーティセクシーマネー」サイモン・エルダー役のlair Underwood)に若きインターン役で出演していて、これがまた全然映像が残っていないので、今回のエピがまるで昔の映像を持ってきたように見えて嬉しくなってしまった。
ちょっと髪を伸ばすと若返りムードなのだな。後半の回想シーンではちょっと短くなってた気がするけどきっと気のせい。
捜査の方に力点がおかれているせいで、恋愛要素は要所要所をはしょって駆け足だった感じ。カーラから久々に電話がかかってきた時のホークスとか、受け止められずにいた時期のホークスとか、欲を言えばもっと細かく見てみたかったのだけれど、そしたらCSIという科学捜査ドラマとしてはバランスが悪くなるからしょうがない。
他のメンバーが恋の花乱れ咲きになってる現状、ホークス先生の恋愛ネタ少なさすぎなのは否めないが・・・でもまぁ「彼女がいた」っていう実績があったっていうだけでいいかなー。
マックみたいに、恋愛現役で相手がシーズンごとに変わるっていうのも見ていてしんどいものがありそうだし。本人はやりたいみたいだけど、こんなんでもう当分いいですとかわがまま言ってみたりして。

しかしホークス先生は、もともとマックと対等なポジションにいたせいか、裏切ったり逆らったりする時にためらいがないから怖い。
そしてマックも相変わらず性格が硬いから、二人が対立するとダニーやステラの時とは違ったぶつかり稽古が見られてハラハラしてしまう。
ダニーの危うさはいつか一線を超えた間違いをおかしそうな怖さがあるが、ホークスの場合はそういう迷いのエリアをはるか遠くからさらっと飛び越えて、さっさとレッドゾーンに踏み込みそうな感じのところが・・・
そんな場面を見るような局面がこの先来ないといいなと、今回マックとホークスの対立シーンを見ながら思ってしまった。なんだかんだでマックがしっかりしている限り、ホークスをつなぐ糸は切れたりしないだろうけど。
普段は見ない、落ち込んで感情的なホークスの一面を見ることができたので、色々とこの先のキャラクター展開を想像してしまった。

このところ、別々のチームで違う事件を捜査ってあんまりなかった。メモをとりながら「こういう時に限って、実は二つの事件がひとつに繋がる」みたいなーとか笑ってたら、その通り。
脚本チームったら・・・素人が予想できるようなオチにしちゃだめ!
しかし、シドがマックとステラを誘って、地下鉄のパフォーマーを聞きに行く、というラストはなんだか心にしみた。NYのような大都会でも、見知らぬ同士が心を通わせる一瞬を大事にして生きているんだなと・・・そんな一瞬の温かさをもたらしてくれた、シドの心の優しさが嬉しかった。


【 脇俳優チェック 】

◆地下鉄の歌手トレイ・フェイガー .... Alex Band
オフィシャルサイトあり。
THE CALLINGのボーカル。映画「コヨーテ・アグリー」で使われた「Where You Will Go」でブレイク。
現在はソロ活動も行っている。
私生活では、女優のJennifer Sky(「CSI:マイアミ」でスピードルの死後彼を頼ってきたAV女優クッキー・ディヴァイン役など)と2004年に結婚したが、2009年に離婚。

◆ウェディングショップの目撃者マリー・ロウ .... Meg Cionni
「グレイズ・アナトミー」第4シーズン13話「さらけ出したハート」では、妊婦のニッキー役。胎児の心臓が体外に飛び出しているため、アディソンがLAから呼び戻され彼女のオペを行うことに。

◆バスタブ事件被害者エリナ・ラヴェール .... Bonnie McKee
Myspaceのページあり。
デビューアルバム「Trouble」でシンガーとしても活躍する他、女優としても映画に出演するなどしている。

◆マリーの婚約者コリン .... Eyal Podell
「24」第7シーズンでは、メイヤー上院議員の第一秘書のライアン・バーネット役。実は裏でテロリストとの結びつきが・・・
「Dr.HOUSE」第4シーズン12話「変わりゆく人生」では、ユダヤ人花嫁が結婚しようとしていた夫のヨナタン役。信仰深く、ハウスの診断が信用できないと主治医の交代を求める。
「CSI:5」4話「鏡よ鏡」では、遺体発見当時エボラ出血熱を疑われて大騒ぎになった被害者ジュリー・スターンの息子役。エボラ疑惑が消えた後、ヒ素による毒殺かと見られて息子が召喚されたが、若さに異常な執着を見せていた被害者が息子の存在をうとんじたため疎遠になっており、容疑は晴れた。
「FBI~失踪者を追え」第15話「さらわれた花嫁」では花嫁の「昔の男」で、プレパーティーで「花嫁は背泳ぎ(バック)が得意でした」などというスピーチをして顰蹙を買ったスタントン役で登場していた。
「アリーmyラブ4」16話「傷心旅行」で、リチャード・フィッシュが女性とホテルの部屋でハッスルダンスを踊っていたら売春容疑で逮捕されるのだが、その予備審理の担当検事ウープル役。ハッスルダンスを「腰ふり」と捏造してジョン・ケイジと対決していた。
「ザ・ホワイトハウス4」5話「再選に向けて」では、ニセの国家安全保障局担当官マイケル・ゴードン役で登場していた。ドナが前任の共和党次席補佐官秘書から「ホワイトハウスの庭には核ミサイルが埋まっている」とかつがれたことをジョシュが散々笑いものにしたため、ドナはマイケルを差し向けてジョシュをだまして仕返ししたのだった。

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