くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち3 第22話「花嫁の憂うつ」

2008年03月08日 | デスパレートな妻たち
【ガブリエル、スーザン】
スーザンは「プロポーズされるハズだった日から一年記念日」のデートでプロポーズされると思っていたが、マイクがまったくその気がなさそうでおかんむり。ところが家に帰ってくると、あの日待ちぼうけを食わされたトレーラーが再現されているというロマンティックな演出がされていた。感激したスーザンは自分からプロポーズ、とうとう二人は一年越しで婚約することができたのだった。
もう一刻も待っていられないと、イアンとのために予約&キャンセルした準備をそのままマイクに横流しすることに。
一方ガブリエルは、ヴィクターの市長としての体面という事情から急遽結婚式を行うことになり、慌しく準備を急いでいたが、ヴィクターがとても協力的で自発的なので嬉しく思っていた。しかし急なことなので日取りもスタッフもスーザンのキャンセルをそのまま横取りすることになってしまった。しかしスーザンがキャンセルを復活させたため、日取りがかぶった上にことごとくスタッフを横取りされたと知ったスーザンが大激怒。二人は大喧嘩してしまう。
しかし友情にひびを入れたくない二人は仲直りすることにして、一緒にワインを飲みながら結婚への不安をぶちまける。そして酔った勢いで「二組合同結婚式をしよう!」と意気投合するが、朝目覚めてから二人とも猛烈に後悔してしまう。
スーザンはマイクが「自分のせいにして断っていいよ」と言ってくれたので、秋に延期するということで決着した。
しかしガブリエルは、ヴィクターが協力的だったのは別にガブリエルのことを思ってのことではなく、急いで結婚を決めたために目をつぶった彼の傲慢さが次第に不安になってくるのだった・・・

【リネット】
リックをクビにして以来、リネットはだんまりを決め込みトムとの中は険悪状態。そこでなんとか事態を打開しようと、トムは大学時代の友人スコット・マキニーに頼んで、結婚カウンセラーとは知らせずにリネットから話を引き出そうとする。しかしあっけなくバレてしまう。
なんとか話し合いをしようとリックのことを持ち出してしまうトムだったが、リネットは話さなくてもいいようにと解禁になったセックスに応じるが、情熱的に見せかけて乱暴で投げやり。実はリックから気持ちを打ち明けられて自分がクビにしたのだとリネットは怒りをぶちまけてしまい、トムが痛みで払いのけようとしてリネットが頭を打ち病院に運び込まれる。
診察を待つ間、リネットからリックへの想いがあったことを打ち明けられ、トムはショックを受ける。しかし、リネットにリンパ腫の恐れがあるとドクターから告知され、二人はお互いの支えが必要だということに気づくのだった・・・

【イーディー】
マイクが結婚のためスーザンの家に改めて引っ越すことになり、カルロスは貸家の後を引き継ぐことにするが、イーディはどうせなら一緒に住もうと同棲を持ちかける。しかしカルロスは「もう賃貸契約をしてしまった、大家のシムズさんは家賃で老人ホーム代を払ってるから」と言い逃れして断る。
そこでイーディはシムズさんの元を訪ね、カルロスはドラッグや買春をしてる悪党だと吹き込む。即日カルロスは立ち退きを迫られ、タイミングよくイーディが「うちにどうぞ」と申し出たため、カルロスはイーディが裏で一枚噛んでいるのでは?と疑う。しかしむしろイーディから逃げ腰の理由を聞かれたカルロスは「君を愛していないから」と言う。
ところがイーディに妊娠疑惑が・・・カルロスは子供に期待して盛り上がるが、検査は陰性。がっかりしたカルロスにイーディは「赤ちゃんを作ろう」と提案。二人は新たな一歩を踏み出した・・・かに思われたが、イーディは密かにピルを飲み続けていたのだった・・・

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あーもうなんか、マイクが洗脳されてるというか、魂抜かれた別人になって見える・・・山の中でスーザンに首の後ろからゴアウルドとか、何か宇宙人の卵とか発信機とかを埋められてしまったんだな。かわいそうに。
「花婿はイアンじゃないから!」・・・マイク、そこは怒っておくべきなんじゃ・・・
それに引き換え、スーザンのツヤツヤイキイキしてる感じが・・・
「あなたといたらマイクは昏睡したくなるかも」って、ガブリエルの言い過ぎ発言だが、結構真をついているような。ていうか、マイクが望むと望まざるとに関わらず、スーザンの破壊のオーラがマイクに昏睡レベルの事態をもたらすのは間違いない。
早速先週のトニーのご託宣どおり、婚約して凪になったとたんに「私これでいいのかしら?」って波風立てようとしてるし!反省というものがないのかあああ!!
ピンクのチューリップが脳みその中に咲いてるんじゃないのか?

反省といえば・・・もう来週はシーズンファイナルってことは、まる3年スーザンとお付き合いしてきたことになるが・・・
いまだに「うづぐしい」とか言ってるもんなぁ・・・がんばってみたけどやっぱし慣れなかったよM田さん・・・。
4thから声変わりしてもこの場合絶対怒らないから、うん。

もう一組、結婚熱に浮かされてるガブリエルは・・・
「セクシーな花婿とゲイの親友のいいとこ取り」かぁ。確かにそれは理想かもしれないが・・・
でも、そんな花婿がいたら裏を疑えってことですね。
ヴィクターは最初からそういう人間でそういう立場だし、ガブリエルわかっててつきあってたんじゃないの~?とついついつっこみたくなる。冷静に計算高そうなガブリエルだが、意外と本質的なところで疎くて、気づくべきところに気づいてなかったり。
ひとつ意外だったのは、ガブリエルがスーザンのセンスを買っていたというあたり。絵本作家だから美的センスはいいということなのか。あまり趣味がかぶってる感じはないので、スーザンの趣味でガブリエルが結婚式したら、違和感ありそうな感じが・・・

結婚熱にしっかり感染したイーディ・・・っていうかカルロスもずっと感染してるんだけど、イーディ相手じゃ発症条件が整わなかったわけで。
「君を愛してないから」
あああ、言っちゃったよ・・・それがガブリエルへの未練につながってるのかどうかは分からないけど、愛してないけど付き合えるってオトナって難しいですね。
アメリカの映画とかドラマとか見てるとお付き合いの段階っていうのがあって、とりあえず好きとか関係なく付き合ったり寝たりとかするんだけど、気持ちが高まってくると「愛してる」を言うことで交際が「次の段階」に進むらしい。
「初めて愛してるって言った!」とかなぜか大騒ぎしたりする。それって付き合う段階の話じゃないのか?とか、その手の話を見るといつも思うのだけど。
イーディたちの場合は付き合ってるけど愛してる未満ということで、でも子供が欲しいことではニーズが一致したので子作りには励もうと・・・何か間違ってる気がするなぁ。その間違ってる歪みにつけこんで、イーディがピルを隠し飲んでしまうわけだが・・・
カルロスはかつてガブリエルのピルを摩り替えた、その因果が今自分に報いとなって返ってきているのかもしれない。昔ガブリエルと養子を取ろうとしてた時の子が、そのままソリス夫婦の間にすんなりおさまっていたら、今どうなっていたかなぁと思ってしまった。

唯一・・・逆結婚熱でがけっぷちだったリネットだが、エピソードの始まりには一番ヤバそうだったのに、終わってみたらある意味一番強い絆を取り戻しているという。
雨降って地固まるとはいうけれど、この手の雨にだけは降られたくないものだ。
仕事の不満とか、色恋の気の迷いとか、死の恐怖と直面したら「そんなこと言ってる場合じゃない」ということに気づくという・・・。結局そんな崖っぷちで一緒にいたいのは家族なんだと、理性的な判断ができたリネットとトムは、やっぱりいい夫婦なんだなと思った。
いつまたひっくり返るか分からないけど、今回の手のぬくもりをお互いに忘れないでいて欲しいものだ。
スカーヴォ夫妻の上に降った雨が、にわか雨でありますように。

さて、次回はとうとうシーズンファイナルで、ブリー様復活!・・・ってあれ?
あれれれ?
またなんという予告を・・・


【 脇俳優チェック 】

◆マイク家の大家シムズさん .... Ellen Geer
「ミディアム2」22話「夢のあと」では、「ブノワ家の魔女」と呼ばれていたアリソンの祖母役で登場。アリソンの不思議な力は祖母から受け継いだもの。
「コールドケース2」8話「リスト」では、赤狩りに追い詰められた果てに殺害された被害者エリオットの妻ケイの現在版を演じていた。
「CSI:2」20話「猫屋敷の老婆」で、タイトルどおりの「猫屋敷」状態で孤独に暮らしていた80歳の老婆ルース・エリオット役で登場。猫を家族のように愛していたために一匹として手放せず、譲って欲しいといわれて断ったために殺されてしまった。
他に「コッチおじさん」「おかしな二人2」など。
彼女の父Will Geerは「ダラスの熱い日」「刑事コロンボ/溶ける糸」(被害者の心臓外科医ハイデマン役)など多数の出演作のあるベテラン俳優。彼は50年代にマッカーシーイズムの流れで共産主義者の疑いをかけられるが、非米活動委員会での証言を拒否したために、当時ハリウッドでの活動の道が絶たれるという悲哀を味わっている。

◆トムの大学の時の旧友スコット・マッキニー .... William Ragsdale
ホラー映画「フライトナイト」シリーズの主役の高校生役や、「マネキン2」では身分違いの恋が引き裂かれた王子とその生まれ変わりを演じるなど、出演作多数。
他に「マイフレンドフランケン」など。

◆リンパ腫を告知したドクター .... John Rosenfeld
「NCIS」第2シーズン6話「裏切りの代償」では、フォーネルをかばって単独行動をとるギブスがいるとは知らず、FBIが突入を図った時FBIの指揮を執っていた捜査官役で登場。ディノッゾの映画ネタにのってくれたひと。第1シーズン15話「不可解なものたち」でもFBI捜査官役。

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2 コメント

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Unknown (タラキチ)
2008-03-11 15:39:48
いつも楽しく拝見しています。
特に脇役チェックは「誰だっけ~」を
解消してくれて素晴らすぃーです
予告でブリーに会えて嬉しくて吹きました!
あのお腹にはブリーの策略が詰まってそうです
来週が待ちきれません~
返信する
タラキチさんへ (くまぷー)
2008-03-12 22:28:47
タラキチさん、はじめまして!
あの予告で見たおなか・・・ブリーの策略(爆)たしかにみっしり詰まってそうですねぇ。
多分、身体を張ってダニエルを守るんでしょうね、色んな意味で・・・
でもあのおなかの大きさは無理やりですよね。いくらブリーでも。
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