三件の殺人事件が発生し、三人の男が殺害された。一見全く関係のない事件のように思われたが、実は三人は別の殺人事件(スカイ殺害)の裁判で裁かれる予定だった被告だった。
スカイ事件の担当検事はマックとは過去に因縁のあるグリアーだったが、マックの証拠が有罪をほぼ決定づけていたために被告側から取引の申し出があったと言う。しかしグリアーはそれを突っぱねていた。
彼らが売ろうとしていた情報はペトリクス・デロシエという売人についてだったが、デロシエは麻薬取締局の監視下にあったためアリバイは確実だった。
そんな中、被害者にあったスタンガンの傷に一致するメーカーのものを購入していた人物が判明する。それは三人の裁判の証人マギーだった。マギーは三人によって証言台に立たないように脅されて顔をひどく傷つけられていた。
マギーについては、マックは他の証拠が確実だったことから「証人になる必要はない」と確約していたが、証拠保全に手落ちがあったためグリアーが証人として喚問したのだった・・・
マックはアダムから「解雇を宣告された」と聞かされ、自分の知らないうちに部下が勝手に切られたことにショックを受ける。予算削減のためのリストラだったため、シンクレア局長に掛け合うが聞き入れられない。
そこでDNA自動分析機の導入を諦めようとするが・・・
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この時期、NY市の財政がよほど切羽詰ったことになっていたのか、それとも大統領選挙とか政治的な要素が絡んでいるのかはわからないが、このシーズンは妙に予算問題ネタが取り上げられる。
マックは前の市長の肝入りでCSIのチーフに招聘されたことになっているので、現市長のおぼえがあまりよろしくない、らしい。しかも市長の息のかかったシンクレアとは、根本的な立場の違いで相容れない。
この間はちょっとわかりあえたかのような雰囲気だったが、シンクレアは基本政治の力で動く人だから、マックとの関係はほとんど改善してなかったんだな。
そういうヒールな人物が組織内部にいるのも、物語としては面白いのだろうが。
でもアダムがクビになりそうだとあっては一大事。彼がやめたらどんなにか損失だろうに。
紙飛行機はともあれ・・・踊ってたのか!色々思い当たる節はあったようだけど・・・でもやめさせちゃだめだー!!
直属の上司が承知しないで、頭越しにリストラが行われる公務員って、アメリカはシビアだなぁ。Gleeみたいに公立学校のドラマでも「予算削減」に汲々としてあれを切ってこれを切ってってやるし。
それで自動分析装置を諦めようかとか・・・仕分けですか、仕分けですね。あぁ、白いスーツが「ラボにはあと6人も必要ですか?」ってマックに冷たく言い放つ姿が見える。多分、アダムどころか自動分析器もムダとして仕分けられてしまうことだろう。
自分の為にマックが自動分析装置を諦めようとしてくれたこととか、休暇をそれぞれ取りやめてくれたこととか、きっとアダムにとっては忘れられないことになるだろう。それを意気に感じてのこれからの彼の活躍に期待。
でも・・・ちょっとボケてくれるくらいがちょうどいいんだけどな。
しかし、あの休暇取りやめ自己申告のシーン、ダニーとリンジーが相次いでマックのところに来たので、ホークス先生が言いに来るまでは「二人で申し合わせて休みの調整か!?」と思ったのは多分私だけではあるまい。
あんな良いシーンなのに邪念が・・・
この間のNUMBERSで、巨悪を挙げるために末端の悪人を証人保護プログラムで守って世に放置するという、本末転倒な歪んだ仕組みを取り上げていたが、今回の事件のマギーのようなひとこそきちんと保護してあげるべきだろうに。
マックの約束が簡単に反故にされて、もしこれで兄弟たちが犯罪に手を染めていたら一家は散々な事になっていただろう。
弁護士たちが自分たちで手を下して「罪には問われない」と開き直るのもなんだかなぁという。それでもし無罪になったらまた弁護士業に復帰して、そしてまた犯罪者を無罪にして、自分の限界を超えたときには殺してしまうのだろうか。
「苦手かな?弁護士のジョークは」
ホレイショほどの芝居がかりはないものの、マックのキメ台詞もなかなか。
「Lawyer's Joke」はアメリカンジョークの定番ジャンルだが、マックは下品なジョークはお好きでないのかも。
警察ジョークとして「トムとジェリー派とマイティマウス派の違い」について解説が欲しいところだが、あれはアメリカ人ならニュアンス的に伝わるものがあるのだろうか。
でも意味が分からないなりに、「ドンちゃんがトムとジェリー派」っていうのはなんだか妙に納得してしまうものが・・・
◆担当検事グリアー .... Heather Mazur
初登場は第3シーズン23話「切り札」(マッケンロー登場エピ)。マックが追跡中のクレイ・ドブソンが落下死した件でかけられた査問会で、マックを陥れる結論ありきで責め立てていた。
「ジョーイ」第2シーズン17話「ガマンできないっ!」では、マイケルがバーでナンパしようとしたが、マイケルの挙動不審な動きに嫌な顔をして避けてしまった女性役で登場。
「ミディアム」第5シーズン5話に登場予定。
◆弁護士ドノヴァン .... J.R. Cacia
「NCIS」第4シーズン15話「血文字のメッセージ」では、メトロポリス警察でNCISに捜査協力したモリス刑事の部下カーソン刑事役。
「ジャーニーマン」2話「大空へタイムトリップ」では、ダンが病院で知り合った男ビリー・マーブル役。ダンが助けた少女タナが、実父とは適合しなかった骨髄が彼とは一致したことで、未来を変える使命を果たせることになる。
◆マギーの弟ケビン .... Teddy Dunn
「ヴェロニカ・マーズ」ではダンカン・ケイン役で第2シーズン途中までレギュラー。裕福な家庭に育ちヴェロニカの恋人だったが、妹リリーの殺害事件でヴェロニカの父キースがダンカンの父ジェイクに容疑をかけたため、二人は破局。その後ヴェロニカの親友メグと付き合ったことが第2シーズンで彼の人生に大きな転機をもたらす。
「グレイズ・アナトミー第2シーズン20話「心と体の応急処置」では、複雑骨折でトーレスが担当したホッケー選手のヒース役。スカウトに無事をアピールするために骨折した指を切り落としてしまい、選手生命を絶たれてしまうことに。
◆ラブランシュを見捨てて逃げた娼婦ビビアン .... Nikki Griffin
「OC」第2シーズンでは、ドラッグがらみのトラブルを持ち込んでライアンたちを引っ掻き回してラスベガスに去っていったジェス役。第3シーズン18話「不穏な兆し」でまたOCに姿を現した。
◆麻薬取締局の捜査官 .... Moe Irvin
「グレイズ・アナトミー」では第1シーズンから看護士のタイラー役でずっと出演している。第1シーズンではほとんどセリフがなかったが、第2シーズンからはメレディスたちレギュラー陣にするどいツッコミをするキャラクターとして存在している。
スカイ事件の担当検事はマックとは過去に因縁のあるグリアーだったが、マックの証拠が有罪をほぼ決定づけていたために被告側から取引の申し出があったと言う。しかしグリアーはそれを突っぱねていた。
彼らが売ろうとしていた情報はペトリクス・デロシエという売人についてだったが、デロシエは麻薬取締局の監視下にあったためアリバイは確実だった。
そんな中、被害者にあったスタンガンの傷に一致するメーカーのものを購入していた人物が判明する。それは三人の裁判の証人マギーだった。マギーは三人によって証言台に立たないように脅されて顔をひどく傷つけられていた。
マギーについては、マックは他の証拠が確実だったことから「証人になる必要はない」と確約していたが、証拠保全に手落ちがあったためグリアーが証人として喚問したのだった・・・
マックはアダムから「解雇を宣告された」と聞かされ、自分の知らないうちに部下が勝手に切られたことにショックを受ける。予算削減のためのリストラだったため、シンクレア局長に掛け合うが聞き入れられない。
そこでDNA自動分析機の導入を諦めようとするが・・・
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この時期、NY市の財政がよほど切羽詰ったことになっていたのか、それとも大統領選挙とか政治的な要素が絡んでいるのかはわからないが、このシーズンは妙に予算問題ネタが取り上げられる。
マックは前の市長の肝入りでCSIのチーフに招聘されたことになっているので、現市長のおぼえがあまりよろしくない、らしい。しかも市長の息のかかったシンクレアとは、根本的な立場の違いで相容れない。
この間はちょっとわかりあえたかのような雰囲気だったが、シンクレアは基本政治の力で動く人だから、マックとの関係はほとんど改善してなかったんだな。
そういうヒールな人物が組織内部にいるのも、物語としては面白いのだろうが。
でもアダムがクビになりそうだとあっては一大事。彼がやめたらどんなにか損失だろうに。
紙飛行機はともあれ・・・踊ってたのか!色々思い当たる節はあったようだけど・・・でもやめさせちゃだめだー!!
直属の上司が承知しないで、頭越しにリストラが行われる公務員って、アメリカはシビアだなぁ。Gleeみたいに公立学校のドラマでも「予算削減」に汲々としてあれを切ってこれを切ってってやるし。
それで自動分析装置を諦めようかとか・・・仕分けですか、仕分けですね。あぁ、白いスーツが「ラボにはあと6人も必要ですか?」ってマックに冷たく言い放つ姿が見える。多分、アダムどころか自動分析器もムダとして仕分けられてしまうことだろう。
自分の為にマックが自動分析装置を諦めようとしてくれたこととか、休暇をそれぞれ取りやめてくれたこととか、きっとアダムにとっては忘れられないことになるだろう。それを意気に感じてのこれからの彼の活躍に期待。
でも・・・ちょっとボケてくれるくらいがちょうどいいんだけどな。
しかし、あの休暇取りやめ自己申告のシーン、ダニーとリンジーが相次いでマックのところに来たので、ホークス先生が言いに来るまでは「二人で申し合わせて休みの調整か!?」と思ったのは多分私だけではあるまい。
あんな良いシーンなのに邪念が・・・
この間のNUMBERSで、巨悪を挙げるために末端の悪人を証人保護プログラムで守って世に放置するという、本末転倒な歪んだ仕組みを取り上げていたが、今回の事件のマギーのようなひとこそきちんと保護してあげるべきだろうに。
マックの約束が簡単に反故にされて、もしこれで兄弟たちが犯罪に手を染めていたら一家は散々な事になっていただろう。
弁護士たちが自分たちで手を下して「罪には問われない」と開き直るのもなんだかなぁという。それでもし無罪になったらまた弁護士業に復帰して、そしてまた犯罪者を無罪にして、自分の限界を超えたときには殺してしまうのだろうか。
「苦手かな?弁護士のジョークは」
ホレイショほどの芝居がかりはないものの、マックのキメ台詞もなかなか。
「Lawyer's Joke」はアメリカンジョークの定番ジャンルだが、マックは下品なジョークはお好きでないのかも。
警察ジョークとして「トムとジェリー派とマイティマウス派の違い」について解説が欲しいところだが、あれはアメリカ人ならニュアンス的に伝わるものがあるのだろうか。
でも意味が分からないなりに、「ドンちゃんがトムとジェリー派」っていうのはなんだか妙に納得してしまうものが・・・
◆担当検事グリアー .... Heather Mazur
初登場は第3シーズン23話「切り札」(マッケンロー登場エピ)。マックが追跡中のクレイ・ドブソンが落下死した件でかけられた査問会で、マックを陥れる結論ありきで責め立てていた。
「ジョーイ」第2シーズン17話「ガマンできないっ!」では、マイケルがバーでナンパしようとしたが、マイケルの挙動不審な動きに嫌な顔をして避けてしまった女性役で登場。
「ミディアム」第5シーズン5話に登場予定。
◆弁護士ドノヴァン .... J.R. Cacia
「NCIS」第4シーズン15話「血文字のメッセージ」では、メトロポリス警察でNCISに捜査協力したモリス刑事の部下カーソン刑事役。
「ジャーニーマン」2話「大空へタイムトリップ」では、ダンが病院で知り合った男ビリー・マーブル役。ダンが助けた少女タナが、実父とは適合しなかった骨髄が彼とは一致したことで、未来を変える使命を果たせることになる。
◆マギーの弟ケビン .... Teddy Dunn
「ヴェロニカ・マーズ」ではダンカン・ケイン役で第2シーズン途中までレギュラー。裕福な家庭に育ちヴェロニカの恋人だったが、妹リリーの殺害事件でヴェロニカの父キースがダンカンの父ジェイクに容疑をかけたため、二人は破局。その後ヴェロニカの親友メグと付き合ったことが第2シーズンで彼の人生に大きな転機をもたらす。
「グレイズ・アナトミー第2シーズン20話「心と体の応急処置」では、複雑骨折でトーレスが担当したホッケー選手のヒース役。スカウトに無事をアピールするために骨折した指を切り落としてしまい、選手生命を絶たれてしまうことに。
◆ラブランシュを見捨てて逃げた娼婦ビビアン .... Nikki Griffin
「OC」第2シーズンでは、ドラッグがらみのトラブルを持ち込んでライアンたちを引っ掻き回してラスベガスに去っていったジェス役。第3シーズン18話「不穏な兆し」でまたOCに姿を現した。
◆麻薬取締局の捜査官 .... Moe Irvin
「グレイズ・アナトミー」では第1シーズンから看護士のタイラー役でずっと出演している。第1シーズンではほとんどセリフがなかったが、第2シーズンからはメレディスたちレギュラー陣にするどいツッコミをするキャラクターとして存在している。
そういえばマックも省略形なのですね。
というわけで調べてみたところ・・・
「McKenna Boyd Taylor, Jr. 」だそうです。
ミドルネームもあった上に、お父さんからの名前をもらってたんですね。
出展はCSIのwikiからです。
http://csi.wikia.com/wiki/Mac_Taylor
これからもよろしくお願いします。
そうですか~!! やっと心のモヤモヤが晴れました(笑)
さすが、くまぷーさんですね!! ありがとうございます。
今後楽しく拝見させて頂きますので、こちらこそ、宜しくお願いします♪