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CSI:5 第5話「掟破り」 感想編

2006年05月10日 | CSI:科学捜査班
シーズンの中で、必ず「壊れた家族」について出てくるエピソードがあるが、今回がまさにそれだ。キートン家、ブレイディ家、カニンガム家・・・・それぞれにぶっ壊れてる。
カニンガム家なんて、妻は女性とお泊りしてるし、夫は15歳の少女と淫行してるのみならず、その継母とも関係してるし。それで家宅捜索が入ってるのに、息子は捜査官に一瞥もくれずにゲームしてるしなぁ・・・・コワレまくってる・・・・
大人たちが自分たちの快楽に突っ走って、お互いの問題点に蓋をして表面だけ取り繕った生活を送っているから、子供たちのほうも「犯罪を偽装することが愛」なんてことになってしまうのだろう。

「デスパレートな妻たち」のトムが出ていたせいか、最初に通りが映った時、「ん?ウィステリア通り?」とか思ってしまった。でもって内容もかなりデスパレートな夫婦たちの話だったし。
トムに会わせて!」って言われると、「どのトムですか」みたいな。
ちなみに、Doug Savantの役名はポール・ブレイディ。ポールっすか。いや、それくらいなんでわざとではないだろうけど。
それにしてもあそこの夫婦は・・・・食器洗浄機で何を・・・・
これが、「手洗いして汚れが落ちなかったら困るから完璧に落ちそうな洗浄機に入れた」、っていうんじゃなくて、この期に及んでも「爪がわれるし手が荒れそう」とかで安易に入れてそうな感じがするんだよなぁ。そこら辺があそこの家族の壊れ方を表してるというか・・・・。

ルールを守ってやっていれば楽しい遊び、のはずが、参加者のほとんどがルールを守れていなかったという事実。今回の邦題「掟破り」は、そういう意味でかなりうまくつけてあると思う。
掟を破ったのは誰か?・・・・いや、守ってる人がいませんでした、みたいな。だって家庭内のルールを守れてなくて壊れてる人たちが、よそに問題を先送りして持ち込んだとしても、きちんとルールを守っていけるわけがないのだから。
ラストに、呆れて皮肉るようにルールを交互に言っていく主任とサラのあうんの呼吸、みたいなのがいい感じだった。「同僚とは?(寝たいと思わない?)」と聞かれた主任がどう思ったのかは謎だが、サラが有体離脱したような表情で「はぁ、はぁ、」と聞いている様子とか、ブラス警部が思わず目をそらす様子とか・・・・スワッピングの効能を説かれている時の三人の心理を想像すると面白いだろうなー。

先週お休みだったウォリックが復活していたが、ニック共々相当お疲れの模様。
「CSIは疲れる~」「CSIは大変だ~」「CSIは安月給だ~」と強調するようになったのは、全国の警察から「簡単にCSI希望する人材が多すぎなので、ちゃんとシメてください」って要望でも出ている西南だろうか。
事件現場専門清掃業者は確かに儲かるんだろうなぁ。「♪人のやらない~ことをやれ~」を地でいってるわけだから・・・。その高給の誘惑にも苦笑しながら流せる二人はエライ。
もしあの場にグレッグがいたら、ぐらっときちゃうかな?いや、ホッジスなら転ぶかもしれないけど。

お金じゃない、好きでやってるわけじゃないけど、仕事へのプライドが・・・・っていう意味ではキャサリンも同じなんだろうけど。キャサリンは主任と付き合いが長いんだから、主任が無言でノーリアクションだった時は「何か意味がある」って察すればいいのに。
キャサリンの悪い癖だな、とりあえずガーっと怒鳴ってみて、実は違ってました、みたいなの。

それはさておき・・・キャサリンは昼番の主任に回るんだろうか。もしそうなら、今までエクリーの部下だった人物を使ってやっていくってことで、新たな登場人物が発生してくるってことなのかな。
なんとなくだが、キャサリンのことだから推薦してくれた主任への恩は恩として、でも昼番になったらもうライバルだからとすっぱり恩などなかったかのように「自分の使い勝手のいい」人間を引き抜いて連れて行く、とかやらかしそう・・・。
部屋を出て行くキャサリンを見送った主任の実にビミョーな表情が「大丈夫かなぁ」とも見えたし「抜けられたら困るよなー」でもあるような。
多かれ少なかれ、キャサリンが昇進することで変化はでてくるだろうなぁ。新しいサブキャラの登場が楽しみ、くらいに前向きに考えておこうかな。
それにしても突然リンゼイがグレたのも、その辺の伏線だったんだろうか。この間のヒッチハイクが「サム・ブロウンに会いにいくため」だったのはびっくり。

ホッジスは・・・ミアが好きで意地悪してるのか、それとも意地悪が好きでからんでいるのか、どっちなんだろう。
入ったばかりだというのに、あんな山ほどの汚れ仕事を任されて、ほんとに大変そうなミア・・・・。でも、クールビューティな感じがとっても好感度高い。がんばれミア。
ホッジスにいじめられたらDNAのたっぷり入ったケーキをお見舞いするんだ!

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6 コメント

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あの (エレイン)
2006-05-10 10:08:06
食器洗い機の中身をみたときは「うえっ」とかなっちゃいました。

「奥さん奥さん奥さんっ」って感じですよね。

デス妻のトムが出てたので、あららーな感じでした。



あの人のきつめのラブシーンは見たくないのであんまりなくてほっとしたというか。



清掃業者のおやじさんは吹替えのせいかなんか可愛い印象です。

あのおやじさんは「遺族を慰めるのも仕事」といってて癒し系でいいキャラだと思います。

またでないかしら。



しかしグレッグの秘密をばらしたのがサラだったとは。

ひどい(笑)



ミアはクールできちんとしてて好印象ですね。

外食はしない主義らしいけど、DNAを抽出する仕事ばかりやってたら無理ないですね。

お気の毒というか。
返信する
グレッグよ・・・ (こ~ちゃん@goo)
2006-05-10 19:55:28
 恥ずかしい過去を暴露していたのが

サラだったとは!(ーー;)



 しかしグレッグも、なんでもかんでも

言えばいいもんでもないのに。

 サラに狂ってたこともありましたねー



 次のスピンオフは、「CSI:キャサリン」?

ありそうで、なさそうで(笑)

返信する
エレインさんへ (くまぷー)
2006-05-10 23:30:37
なんかもう、大小取り混ぜて(^_^;)、ねぇ。

主任の「きれい好き」っていうイヤミが直球で突き刺さってましたよね。

デス妻トムは、乱交パーティやってても「いいひと」って感じが抜けないですね。MP時代からいいひとモードなので、いっぺん超悪役やってみればいいのに。



あの清掃業者のおやっさんは、いい味出してましたよね~。他の時にどう使ったらいいのか微妙ですが、主任と絡ませたら結構楽しいような気がします。



サラはひどいでしょ(^_^;)。どういう流れでそういう話になったのか・・・
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こ~ちゃん@gooさんへ (くまぷー)
2006-05-10 23:34:08
後から考えてみたら、ミアにばらしたのはサラですが、グレッグがサラに直に話したとは限らないですよね(^_^;)

もしやニックかウォリックが・・・・あるある。



そう、グレッグはサラにモーションかけてた時代もあったのに、あっさり引き下がりましたよね。

グレッグも今後コイバナとか出てくるんでしょうかねー。



>次のスピンオフは、「CSI:キャサリン」?

・・・・いやーんありそう。

キャサリンがブロウンを避けてLAあたりに赴任して、みたいな・・・

ううう、リアルでありそうで、想像すると切なくなりそうです。
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Unknown (ルイ)
2006-05-11 22:47:06
アメリカの人はそもそも食器洗い機使いすぎですが、あれを洗うとは…

そもそも、子供にひょっとした拍子に見られたらどうするんですかねぇ…



報告遅れましたがTBさせていただきました!
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Unknown (くまぷー)
2006-05-11 22:50:11
>子供にひょっとした拍子に見られたらどうするんですかねぇ…



つーか・・・・



「子供に見られて心配する」の次元がもはや違うレベルになってると・・・(^_^;)



おもちゃじゃなく「実践」の方の心配ですよね~。
返信する

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