くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「アグリーベティ」第10話「思わぬチャンス」

2007年12月05日 | アグリーベティ
感謝祭のパーティから一夜明けて、ダニエルが目覚めるとベティの自宅のベッドだった。酔いつぶれてそのままベティの家に泊まってしまったのだ。
しかしひどい二日酔いと失恋の痛手で立ち直れないダニエルは、そのままベティの家でイグナシオたちの世話になることに。そこで今まで経験したことのない「家庭的なクリスマスの準備」に加わったことで、ダニエルの傷ついた心は不思議と癒されていた。
ベティは一人会社に出るが、そこでソフィアの本心と、ソフィアが週末に結婚してしまうことを聞かされる。また、セレブカップルの赤ちゃんの写真を「モード」で公開することになり、ベティは出社できないダニエルから「君がボスだ」と任されてしまうのだった。
そんな中、イグナシオはサントスが家にいることを不安に思うが、ヒルダは男親が必要だからと説き伏せるが、サントスの男親としての気持ちがかえってジャスティンを傷つけてしまうのだった。
ウィルミナはフェイと話した犯人がマークとアマンダだと知り、大激怒。それでもマークと二人でセレブカップルを迎えに空港に向かわなければならないが、トラブルでスラム街でタクシーを降ろされてしまう・・・

---------------------------------------------------------------

「き、君はどこで寝たの?」
「あなたの腕で」
「!!」
・・・なかなかいい漫才コンビが育ってきているようだ。
しかしリトルマーメイドのクッションがベティのベッドに置かれていると、リトルマーメイドがベティワールドに染まって見えるのはなぜだろう。
ディズニーですらコテコテの原色南米キャラに見える・・・ベティ恐るべし。

ソフィアとダニエルは・・・百戦錬磨の男女の癖に、なんであんなに中学生のような色恋をやらかしているのだろうか。
ソフィアのようないい女がダニエルのことをいいと思う・・・というだけで、何か裏があるんですか?と思ってしまう自分はきっと心が汚れているんだわ。
キューピット・ベティは、「ボスはあなたのこと好きなんですよっ」「ボス!ソフィアはあなたのこと思ってます!」って言っちゃえばスパっと解決したんだろうけど、本人たちを差し置いてそれをするべきでない、できない、というアシスタントの分を超えない立場でのやきもきがいじらしい。アシスタントってほんとに大変。
大仕事も抱えてアタフタしている中で、ちゃんと自分なりの仕事をしようとがんばるあたり、ベティって追い詰められると力を発揮するタイプなのかもしれない。
・・・でも、やっぱり「モード」には向いてない気が。
とはいえ、どんな雑誌であってもある程度センスは必要なわけで、それと実力は別物~ってことにはなるの・・・かなぁ。どうなんだろう。どうもベティの「実力」はあるのだろうと思いつつも、何かこうモヤモヤするものが。

タイミングよくソフィアから(やっぱり)お声がかかって、ソフィアの雑誌にベティは行くことになったようだが、最大の武器を手放してしまったダニエルがウィルミナとフェイ連合軍に対抗できるのだろうか?
ベティもそれでボロボロになったダニエルをほっておくことができるのだろうか。・・・できないだろうな~。
ベティの後任はやっぱりアマンダがなるとかいうことになるのかな。3週間くらいかけて頑張って断ち切ろうとした気持ちが、一瞬で水の泡になりそうだ。
アマンダは結局ウィルミナの子分ではなかったようで、ウィルミナ陣営ももはや一枚岩ではないようだし・・・

それにしてもマークが・・・マークがウィルミナを脅すなんて!
かわいいお座敷小型犬が牙をむいた瞬間だった。
マークはまだウィルミナのバックに誰がいるかわかってないからなぁ。あんまり深入りすると命がないのに。マーク、引き返すなら今だー!

そんな陰謀のごたごたとはかけはなれたベティ家で、ほっこりとクリスマスの飾りつけをしていたダニエル・・・
あの両親じゃ、感謝祭もクリスマスも、金で片付けられてしまうような愛情も減ったくれもない人生を送ってきたのだろう。ちびダニエルが過ごしてきた寒々しい秋冬を思うとなんとなく切なかった。
でも家に入らないような大きなツリーを買っちゃうあたりが・・・あれ、そういえばお金ないんじゃなかったっけ?
ああいうところから「ファミリー」というテーマを思いつくあたり、ダニエルの成長の後が見える・・・のかな。
しかし誰が見ても、もはやジャスティンの「傾向」は明らかなようで。パパ・サントスがなんとか軌道修正しようとすると、それが悪者になってしまうという。まぁ・・・もっと早いうちに父子が触れ合っていればまた違ったのかもしれないけど。
あの年齢で修正しようとしたらかえって傷が深いわけで、大人の事情でふりまわされてしまうジャスティンがかわいそうだ。ジャスティン、強く生きるんだよ。

イグナシオはとうとう逮捕されたが、あれはヘタに騒いだもんで噂になったせいでは。どういう風に解決するやら・・・
もう、次から次へと細かくトラブルが頻発するので、フェイとかどうでもよくなりますね。


【 脇俳優チェック 】

◆カメラマンブルーノ .... Bob Clendenin
オフィシャルサイトMyspaceあり。
「クローザー」では、救急隊員テレンス役で時々登場してはおかしな言動をして笑いをとる存在。初登場の第1シーズン8話「愛情の形」ではブレンダをナンパするという怖いもの知らずなことをしていた。
「CSI:6」第1話では、カップル腐乱死体事件で、被害者の彼氏の方が働いていたドライブインシアターの管理人役。
「デスパレートな妻たち2」6話「妻として女として」では、ガブリエルがカルロスの弁護士として雇ったデヴィッドを恨んで襲撃しようとした男ルイス役で登場。デヴィッドによって恋人に接近禁止命令を出されたため、裁判所で彼を銃で撃とうとするが、説得されて断念。
「That '70s Show」では、レッドの部下としてスーパーで働いていたが、あまりに仕事が出来なくて遅刻ばかりしているのでクビにされてしまったアール役。後にファーストフードの店員として再会するが、そこでもまた使えずにクビになっていた。
「フェリシティの青春」では、第1シーズンではドミニク役だったが、第4シーズンにはノエルが進路を相談しに行ったところ、自分の後任になってくれとそのまま職を譲ってしまう進路カウンセラーのノーマン役で登場している。
「名探偵モンク3」12話(NHK放送順による)「警部 キレる」では、殺人事件の重要な目撃者ジェラルド役で登場していた。彼が唯一の目撃者だったのに、現場のゴタゴタのせいで行方をくらましてしまうのだった。
私生活では、彼の元妻Greer Shephardは「クローザー」と「NIP/TUCK」のエグゼクティブプロデューサー。
「マイネームイズアール」第2シーズン14、17話に登場予定。

◆ファッションTVのレポーター .... Isaac Mizrahi
オフィシャルサイトあり。
デザイナーとして有名な方だが、映画「アンジップド」など俳優としても活躍している。
「Sex and the City」第5シーズン5話「プラスワンは孤独のコードネーム」では、アイザック本人として登場していた。
トークショーの司会や、レッドカーペットレポーター、「アプレンティス」のようなリアリティショーのゲストなど、キャラの濃さを活かしてあれこれ出演しているようだ。

◆移民税関執行局の男 ....  Boo Arnold
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン4話「家族の肖像」では、ジャスティンがベルボーイの仕事で荷物を運んでいたら、アジア系の妻にモラハラな態度で怒鳴り散らし、妻から微笑まれたので微笑み返したジャスティンにまでいちゃもんをつけたホテルの客の男役で登場していた。
「デスパレートな妻たち2」22~23話では、ポールを逮捕しに来た警官の一人。
「CSI:マイアミ4」21話「偶然のSOS」では、ホレイショと一緒に容疑者宅に突入かけていたSWATのリーダー役だが、ほとんど顔は出ていない。

◆ウィルミナが話しかけたクィーンズの女性の片割れ .... Verda Bridges
「BONES」第2シーズン2話「断ち切られた絆」では、真犯人の逮捕のため同行していたソーシャルワーカー役。真犯人が被害者の子供を育てていたため、それを保護するための同行だった。
「デスパレートな妻たち2」12話「ねじれた関係」では、ロン先生会いたさに病院にいったスーザンの検査をしてくれたナース役。
「FBI~失踪者を追え2」23話「自分をさがして」では、セリーンが幼い頃引き取られていた、劣悪環境の里親ハウス運営のヘンドリクスの妻役で登場していた。
「インベイジョン」ではジェシーの友人ブレットの母親役で22話に登場。
「アーノルド坊やは人気者」のアーノルド兄ウィリス役のTodd Bridgesの姉。
「コールドケース4」18話に登場予定。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「クローザー2」 第9話「神... | トップ | コールドケース3 第22話... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アグリーベティ」カテゴリの最新記事