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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

FBI~失踪者を追え!3 第17話「孤独な戦い」

2007年07月28日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ランス・ハミルトン 】
FBI着手:失踪21時間後

不動産業者ランス・ハミルトンが、客とのアポイントをすっぽかして姿を消したため、不審に思った秘書が通報した。
最後にランスと会っていたキム夫妻は、ランスが女性と言い争うのを目撃していた。そして秘書のオリビアも親密なムードの既婚女性がランスを訪ねてきていたのを見ていたが、両方の目撃情報は別々の女性であることがわかる。
女性とのトラブルだけではなく、ランスはマフィアと再三不動産取引をしていたことが判明する。しかしその取引の相手「鉄砲玉のジミー」ことジェームズ・フスコは、ただ家を買っただけだと主張。しかし彼は、ランスが失踪当日にシャツを燃やしていたのを目撃していた。ランスの家の暖炉には、血のついたシャツの切れ端が燃えカスで発見されていたのだった。
その血液の分析結果は、血液の持ち主はHIV陽性であることが判明する・・・

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第1シーズン10話の「白夜の太陽」に続く、大岡裁き的結末。
夫婦の絆の深さに、自らの境遇をほろにがく、でもほほえましく見守るジャックの切なさよ。

しかし、潜入捜査って・・・今更だけど、捜査しながら別の人生を生きていないといけないので、マジに仕事してないといけないのだろうか。別にキム夫妻に家を売らなくても、一応お手当てはもらってるわけだから必死に働かなくてもよさそうなものを。
とはいっても秘書に怪しまれない程度に仕事して、給料払ってあげないといけないもんね。
・・・だったら雇わなきゃいいのに(極論)。ランスってほんとにマジメなのだな。
あ、そういえば。この間サムは工場でちゃんと肉体労働してたのだった。合間にピザの宅配が来てたりはしたけど。

今回の脚本は妙に小技を織り込んだというか、小ネタをちりばめたエピになっていた。
ダニーとマーティンのの「サムとこんな家に住みたいだろ?」のあたりの会話など秀逸。多分、マーティンが内装をそれとなくチェックして夢見た瞳をしていたのに違いない。
「ダニーおじさんが来てバスケ」のあたり、ダニーが「フレンズ」の末期のジョーイ化してるように思えて笑ってしまった。「新居にダニーの部屋も用意してあげるから心配しなくていいよ」みたいな。
「俺は無敵ダヨ?」ってかわいいなぁダニー・・・
それと、サンドイッチ。
「半分取っといたよ」って、なんでサンドイッチやねーん!と全国の視聴者がいっせいにつっこんだであろうナイスボケ。
さすが関西人(違)
しかしマーティンは哀しいかな関西人ではないので、ちゃんとダニーに正しくつっこみきれなかった。しかしマーティンの場合はその硬さこそがキャラなので、そこはそれでいいのだ(そうか?)。

あと身分証を出したシーン。あのタイミング、実に名コンビだ。
NHKの公式で、このエピのあらすじガイドの写真がそのシーンになっていたのでにやっとしてしまった。担当者の人、わかってるねぇ。

それと、ジャックとサムのオトナの会話ったら。
 ジ「実体験から言ってるのか?」
 サ「 ヤ メ テ 」
その後の狸オヤジのニヤリとした表情・・・あぁもう乗り越えたんだね、この二人・・・と思わせておいて、このカップルに関してはまだまだ地雷が埋まってそうな気がするのはなぜだろう。
でも、あのニヤリ顔にはちょっと萌えたかも(え?)。
男女のもつれ・・・もうチーム内ではやめましょうね。

ヴィヴの心臓の件がサムにバレてしまったが、心電図つけてるあたりまだ様子見な感じなのだろうか。
サムは・・・黙っていられないような気がするなぁ。しかもマーティンにじゃなくてジャックに打ち明けちゃったりして。あるある。
がんばれヴィヴ。自分のためにも、家族のためにも、そしてチームのためにも。

小ネタが多い分、とても平和に感じる。さてそれがいつまで続くやら。


【 脇俳優チェック 】

◆ナッソー警察の黒人刑事 .... Jeremiah Birkett
「CSI:マイアミ4」の6話と10話に、麻薬の売人ジョニー・ニクソン役で登場していた。ジョニーは事件現場に落下して現場を汚染してしまったが、デルコに麻薬を売っていたことをネタに取引をしようと図る。
「コールドケース4」14話に登場予定。

◆ランスの妻ベス .... Bridget Flanery
「サブリナ」の序盤に、ジル役でサブレギュラー出演していた。

◆ナッソー警察の白人刑事 .... Michael Harney
「コールドケース」第1シーズン16話「ボランティア」で、女子高生レネを妊娠させた彼氏チャーリー・リンズラーの現在版を演じていた。
「NYPDブルー」のマイク・ロバーツ役でサブレギュラー。他、「ER」「シカゴ・ホープ」など出演作多数。

◆マダムことバレリー .... Aleksia Landeau
ジェイク・ギレンホール主演の映画「ムーンライト・マイル」では、亡くなった婚約者ダイアナの友人シェリル役を演じていた。
他に「マリー・アントワネット」など。

◆キム夫人 .... Diane Mizota
オフィシャルサイトあり。冒頭、夫婦でランスから家を買おうとしていたアジア系夫妻の妻の方。
「CSI:マイアミ」第1シーズンの6話「魔の手」ではラボの映像分析官として登場していたが、10話「カリスマ教授の異常な生活」ではモルグで登場していた。役名ジェイド。
映画「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」では、「Fookme」と「Fookyou」の双子の姉妹のフックミーのほうとして登場している。アジア系の発音をちゃかしたギャルキャラ。(ぐぐったら、某ゴージャス姉妹がキャスティングされて断ったらしい。Mizotaオフィシャルに動画あり)
日系のようだが、アメリカ生まれ。ちなみに今回夫婦役で夫キム氏を演じているのもTohoru Masamuneという日系の俳優さん。

◆失踪者ランス・ハミルトンことランス・ノーウッド .... Lochlyn Munro
「CSI:NY2」8話「悪い賭け」では、ストロベリー・フィールズで死亡していたお天気お姉さんタラが、出演していた番組のプロデューサーのイーサン役で登場していた。破棄されたビデオを調べたところ、タラ(「デス妻」でシスターメアリー役だったMelinda Page Hamilton)とイーサンのセックスシーンが発見されたため、疑われることになったのだった。
「CSI:マイアミ3」16話「エバーグレイズ炎上」では口が悪くCSIにくってかかっていた消防士役で登場していた。
「名探偵モンク2」12話「マフィアでマッ青」で、奇跡的ダイエットを成し遂げたマフィア「ファット・トニー」で出演。
「CSI:4」7話「24時間の猶予」では、CSIチームが24時間以内に証拠を提出しなければいけなくなった原因になった、事務手続きを怠ってウォリックを責め立てたワトソン巡査役でも登場していた。
「デッドゾーン」第2シーズン11話「神の真似事」では、ジョニーの高校の同級生ジェイソン役。ジェイソンは重い心臓病で、ジョニーに未来を見てもらったところ、移植が成功するビジョンが見えた。しかしそのために「大きな犠牲」が必要なことを知ったジョニーは、なんとか運命を変えようと努力するが、結局変えられずに苦慮する。

◆移民専門の弁護士ウェイン・アギレラ .... Joe Nieves
「CSI:5」12話「裏切り者に蛇の祈りを」では、ナルコ・コリードのバンド「エクストレモ」のマネージャー役で登場していた。被害者がエクストレモの歌詞を全部知っていたことを証言。
「BONES」第2シーズン21話に登場予定。

◆鉄砲玉のジミーことジェームズ・フスコ .... Jon Polito
「デスパレートな妻たち」第1シーズン14話「バレンタインの悪夢」では、金に困ったガブリエルがモデルの仕事を再開したものの、ベッドの上でお色気要員として微笑むだけというヌルい仕事しか来なかったという、そのベッド屋の店長役で登場していた。
「ホミサイド」では、リンカーン暗殺オタクの肉屋の息子、スティーブ・クロセッティ刑事役。「ハイランダー/悪魔の戦士」や「スチュアート・リトル」など出演作品多数。

◆風俗のボス、レオ・ペローシ .... Alex Sol
「コールドケース2」20話「ナイフ」では、工場閉鎖後コンビニで働いていたが、かつての同僚たちがみんなツケで買うせいでクビになったかわいそうなブッチ役を演じていた。
「CSI:NY」第1シーズン7話「雨のチャイナタウン」では、銀行強盗に使われたマスクの顔の原型になったルーサー・ウィリット役で登場していた。

◆ランスの秘書オリビア .... Audrey Wasilewski
「コールドケース2」16話「お星様」では、少年性愛教師ルディの元妻サンドラ役を演じていた。ルディは性癖を満足させるために、サンドラに息子を生ませるためだけの結婚をしたが、彼女は自分の容姿コンプレックスのせいで元夫の性癖と息子への性的虐待を見て見ぬふりをしてきたのだった。
「フレンズ」第9シーズン23話「運命のカリビアンナイト Part1」で、ロスが研究の発表をするのを聞きに来ていたロスのファンの女性サラ役で登場していた。ロスにサインをしてもらっているのを見たジョーイが自分もドレイク・ラモレーだとアピールするが、彼女はTVを持っていないのだった。
「ザ・ホワイトハウス4」10話「感謝祭の前に」では、スタートレックのバッジをつけていたのでジョシュに「ホワイトハウスでの身だしなみとしては」と言われてむくれた、ジャニス役で登場していた。
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ミディアム2 第14話「鏡の中の男」

2007年07月25日 | FBI~失踪者を追え!~
アリソンは台所で転んで頭を打って気を失い、そのせいで記憶が怪しくなる。
そこで心配したジョーはアリソンを専門医に見せてMRIをしてもらおうとするが、アリソンは怖くて検査を渋る。
しかし医師の好意で、他の男の検査を見学させてもらえることになった。ところがその男の検査中、男が娼婦を次々と殺害するビジョンが見える。
スキャンロンに調べてもらったところ、アリソンが見た娼婦の中の一人ジェイドには失踪届けが出されていた。そこでアリソンはその男=デヴィッド・サウンダースのところにジェイドの失踪者探しのチラシを持って訪れてみた。
すると、デヴィッドの妻アンジェラはジェイドにそっくりだった。アリソンは自分の見るビジョンに自信を失いかける。

さらにアリソンのMRIの結果で、脳に静脈血管腫が発見される。
脳に血管腫があることで幻覚を見ることがある、という医師の説明を聞き、アリソンはさらに不安を募らせる。しかしジョーは、この際だからアリソンの力を科学的に実証しようと、娘たちもMRI検査を行おうと考える・・・

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パトリシア・アークッェットエミー賞ノミネート記念で、ちょうど弟リッチモンド登場エピ。
2005年に続き2回目の受賞なるか?
今年も授賞式でまたアークェットファミリー勢ぞろいが見られるんだなぁ。

今回の二人は愛し合ってるだけに、罪を掘り返すことがむしろ気の毒に思えてしまった。お互いの影の部分を知らなかったり忘れたりして、新たに生まれ変わって愛し合ったというのに。
・・・でも、デヴィッドが「黙れ、ジェイド」って言ってたということは、あれは・・・
デヴィッドはアンジェラ=ジェイドだということを覚えていたということ?
あの夫婦がお互いを隠して連れ添ってきた年月は、幸せで、でも地獄でもあったのだな。

冒頭の、頭を打った時に出てきた嘘んこジョーは、仕草がちゃんとジョーで、顔以外はジョーに見えたのでちょっと気持ち悪くなってしまった。
なのにその後出てきたアリエルたちは、微妙に「三姉妹の仮装」といった感じで。
特にブリジー。アレは仮装でしょう。髪ボサボサのぷくぷくっ子だからといって、誰でもブリジーになるわけではないのだな。
マリーはすごく似てたけど本物?でも、よーく見てみたら微妙に違うかな。

今回の豆知識は、「アリソンのミドルネームはルイーズ」、「オクラホマのチェルシー出身」。
おばあちゃんあたりからもらった名前かなと思って、アリソン本を拾い読みしてみたけれど、そこに出てくるアリソン祖母の名前はルイーズではなかった。残念。

ところで「ミディアム」は、スカパーのFOXで9月から放送が決定したようだ。
FOXエミー賞特集ページより。「9月放送スタート」とある)
WOWOWでは見られなかった人にもチャンスが!
・・・WOWOWもスカパーも見られないよ!という人のほうが多いか。えっと、そういう人のために8月からレンタル開始ですよ!
「ミディアム」はこの夏大幅にブレイクの予感・・・かな?


【 脇俳優チェック 】

◆コピー屋デヴィッド・サウンダース .... Richmond Arquette
アークェットブラザースの上から二番目&長男で、パトリシアの兄。
アークェットブラザースの中では一番地味な存在で、「ファイトクラブ」「ウェルカム・バクスター」など出演作は多いが、いずれも地味に脇役。
「ゾディアック」では複数の模倣犯を生んだ連続殺害犯のゾディアックの一人を演じている。このエピや「スクリーム3」のようにパトリシアやデヴィッドがらみの仕事がメジャー。
ちなみに、第3シーズン18話では末っ子のデヴィッドが演出を担当している。Peopleのweb版の、Celebrity Video Diaryに、デヴィッドの演出の時にブリジーがビデオカメラを持ってからみまくる動画がアップされているが、コレがかなりケッサク。

◆脳外科医 .... Roma Chugani
「FBI~失踪者を追え2」4話「親子の絆」に、失踪者のバイオリンの天才少女ナターシャ・ツェトコヴィッチがパニック障害の相談をしたドクター役で登場していた。

◆デルコと待ち合わせたケリー .... Naja Hill
「CSI:マイアミ4」15話「壊れた男」では、冒頭死体が発見されることになるビーチで、デルコと一緒に待ち合わせてビーチバレーを見に来た黒髪の彼女ケリー役。
「BONES」第1シーズン1話「墓地の眠れぬ魂」で、最初の被害者となるクリオ・エラー役で登場していた。上院議員と不倫関係にあると噂になって姿を消していたが白骨体で発見され、アンジェラによって復元されて身元が判明した。

◆デヴィッドの妻アンジェラ(ジェイド) .... Jaime Ray Newman
オフィシャルサイトあり。
「BONES」第1シーズン11話「守りたいもの」では、テンペランスが出演した朝の番組のインタビュアーのステイシー。テンペランスはマジメに答えているのだが、受け答えがトンチンカンでステイシーはどん引きしてしまう。
「CSI:4」8話「殺さずにいられない」で、ショーガールの卵でストーカー男のカメラマンに殺害されたジュリー・ウォルターズ役を演じていた。犯人のデルホムがキャサリンを気に入ってご指名したり、捜査のかく乱目的で色んな仕掛けをして見たりとCSI内部が引っ掻き回された事件だったが、彼女の生前のビデオが繰り返し流されるのが印象的。

◆偽ブリジー .... McKenna Palmer
きょうだいそろって子役一家で、双子の弟Brecken & Bridger Palmerは「デスパレートな妻たち2」7話「はかなき夢」で、リネットがやっと双子を預けられたハーパー家のヤンチャな双子ジミーとPJ役や「ヘレンとフランクと18人の子供たち」に出演している。
McKenna本人は「デスパレートな妻たち」第3シーズン9話に登場予定。

◆駐車場の警備員 .... Willard E. Pugh
アリソンが夢の中で自分の車を思い出せなくなったとき、声をかけてきた警備員。
映画「カラーパープル」では、ウーピー・ゴールドバーグの夫ミスターの連れ子ハーポ役を演じている。ハーポは気丈な妻ソフィアとそりが合わず離婚するが、ソフィアを演じているのは、かのオプラ・ウィンフリー。
他に「エアフォース・ワン」など。
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FBI~失踪者を追え!3 第16話「マイクとブライアン」

2007年07月19日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : マイク・ジェラード 】
FBI着手:失踪27分後

マーティンはサムの部屋で朝を迎えた後、サムとお決まりの「周囲に公表する、しない」で喧嘩になる。そこで気持ちを抑えて周辺をジョギングしていた時、少年が中年男性に車で連れ去られるのを目撃、追いかけるが間に合わなかった。
マーティンが見たところ、その少年=マイク・ジェラードは男性と顔見知り風だった。マイクの両親は別居中で、仕事で約束を破りがちな父とマイクはうまくコミュニケーションがとれずにいたという。
そしてマーティンの目撃をもとにモンタージュが作成され、聞き込みを行ったところ、数ヶ月前から二人は接触があったことがわかる。
両親の話から、マイクの誕生日に出所不明のゲーム機のプレゼントがあったことがわかる。それを買った人間と車の購入者をつき合わせたところ、元教師のブライアン・ストーンという人物が浮上する・・・

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FBI着手が最短記録。失踪現場に捜査官がいればそりゃ早い。
今回の事件はかなりスピード解決のような気がする。最後の方はタイムスタンプが出てこないが、ブライアン妻を捕まえたのが6時間目だから、大体10時間くらいで解決したことになるか。
他の事件だったら、やっと今頃通報されてるくらいだ。

マーティンが事件に居合わせたせいで、「自分が気づいていれば未然に防げたかもしれない」という思いからか、どんどん事件に入れ込んで入れ込みすぎて、そしてマーティンがジャック化していく。
その場にいないマイクの姿を見て、無茶な単身突撃をかます・・・
どうせジャック化するなら、腹見せまですればいいのに(違)
元々ダニーの方が無謀キャラだったような気がするのだが、最近ダニーはジャックに暴走され、マーティンにも暴走され、ひとりぽつんと取り残されるパターンが多いような気がする。
暴走特急ジャック号と暴走快速マーティン号。まだ快速ならいいか(いやよくない)。

「前例がありますから」・・・ああ、なんという悪しき前例。
でも、仕事の仕方もジャックをなぞり、好きになる女もジャックをなぞるんじゃ、それはどうなのよと言いたくならないでもない。
それじゃまるで本命はサムじゃなくてジャックじゃないかと(よせ)。
しかしマーティンは、「応援するよ」なんてジャックのように心が広いところを見せられるだろうか。ジャックの「大人の男」ぶりをさらっと見せ付けられたせいかどうか、ラスト微妙な表情だったけど。
隠す隠さないでモメてる自分たちについて多少考えるところがあったのかな。
ジャックみたいにオトナになろうと背伸びする必要はないんだけど、もうちょっとオトナの男になってサムを受け止めてやれればいいのにね。

・・・でも、あの二人まだ続くのかなぁ。
別れの予感がそこはかとなく漂ってるんだけど。
っていうかラブモード不要(鬼)
おかげでヴィヴ全然出てきてないし。

今回、ブライアンの声が平田広明さんだったので、大きい子供のいる役をやるようになったんだなーとかしみじみ。カーターくんやジョーイ、NYダニーでちゃらちゃらしてるのとはまた違ってて、オヤジ声の平田さんもいいですね。


【 脇俳優チェック 】

◆元教師ブライアン・ストーン .... Dylan Baker
「CSI:2」6話「冤罪 兄弟のレクイエム」で、兄弟の容疑者のうち弟のベンについて「熱心に教会に通ういい子」と証言したカトリックの神父役で登場。彼の話でグリッソムの宗教観が垣間見られる。
「サードウォッチ」第6シーズン8話「青天の霹靂」では強盗にレイプされた市会議員ダニエルズ役で登場していた。犯罪の撲滅を掲げて政治活動をしてきた彼だったが、世間にことが明らかになったときの政治生命を考えて届けを出そうとせず、犯人は釈放されてしまうのだった。そして悩んだ末犯人との直接対決を選ぶ。
「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」では、挙動不審な保安官ハファティ役を演じていた。彼はエミリーの絵によって「予言」され、チャーリーに・・・
「スパイダーマン」の2と3ではコナー教授役を演じていた。他にも「ロードトゥパーディション」「ザ・セル」「13デイズ」など、存在感のある脇役として多数の作品に登場している。

◆マイクの父ジェラード .... Patrick Cassidy
オフィシャルサイトあり。
「ヤングスーパーマン」第2シーズンにヘンリー・スモール役で5エピに登場。「CSI:マイアミ5」21話に登場予定。
父は「刑事コロンボ」シリーズで「構想の死角」「第三の終章」「魔術師の幻想」と三回犯人役で登場しているJack Cassidy。母は「オクラホマ!」のヒロインなどで活躍し、「エルマー・ガントリー/魅せられた男」でアカデミー助演女優賞を獲得している女優のShirley Jones
彼女は「ザ・パートリッジ・ファミリー」の母親役でも有名だが、長男キース役はJack Cassidyの前妻の子で当時アイドルだったDavid Cassidyが演じている。Jack Cassidyには四人の男の子がいて、Davidは長男、Patrickは三男。
次男はかつて70年代にヒット曲「素敵なロックン・ロール」などを持つアイドルとして有名だが、現在は「インベイジョン」の脚本とプロデューサー、「アメリカンゴシック」「CIA:ザ・エージェンシー」「コールドケース」などの製作をやっているShaun Cassidy。
四男は俳優Ryan Cassidy。

◆ブライアンの元妻デボラ .... Chelsea Field
「コールドケース」第1シーズン12話「接着剤」で、雪の中殺害されていた少年ティムの母ニコール・バーンズ現在版を演じていた。
イライジャ・ウッド主演で「わんぱくフリッパー」をリメイクした「フリッパー」で、主人公の親友の母親キャシー役。他に映画ではミッキー・ローク主演の「ハーレーダヴィッドソンとマルボロマン」でヴァージニアスリム役、「ラストカウボーイ」ではブルース・ウィリスの妻役など。
私生活では、「タイムマシンにお願い」のサム・ベケット、「スタートレック エンタープライズ」のアーチャー船長を演じているScott Bakulaの奥さんである。

◆ブライアンが勤めていた学校の校長 .... Bruce Gray
オフィシャルサイトあり。
「ミディアム」ではジョーの亡き父の亡霊役で第1~3シーズン通してちょこちょこ登場している。生前はジョーとあまりうまくいってなかった父親だが、亡霊となって夫婦のベッドや洗面所などに唐突に姿を現すのでアリソンをいらつかせるが、彼は家族を守るために大事なことを言いにくるので侮れない。
「コールドケース」第1シーズン14話「箱」で、研究所の医師ミルトン・セイアー現代版役。施設のいたいけな子供たちに放射能入りコーンフレークとか食べさせて「そういう時代だったんだ」と平然と答えてリリーとスコッティを脱力させた。
「ER」では第1シーズン21話「試練のとき」では、19話「生と死と」で死亡した妊婦ジョディについて開かれたグリーンの査問会のドクターのひとりとして登場している。第10シーズン20話「危険領域」ではそれとは別に、カーター財団の重役会議に重役の一人を演じている。
映画「マイビッグファットウェディング」では花婿イアンの父親で、花嫁のギリシャ人ファミリーにもまれて戸惑いながらもなじんでいくという役だった。
映画や舞台で60年代から活躍し、出演作は数知れず。

◆交通巡査 .... Cheryl Francis Harrington
ヴィヴに、ブライアンをマイクの「おじさん」だと思った話をした黒人女性。
「フレンズ」第4シーズン4話「ジョーイのShall We ダンス?」では、フィービーのマッサージの再就職面接官役でエンディングに登場していた。フィービーはお客とキスしてしまったためにクビになり、他のマッサージ店に応募したのだが「前の店をやめた理由」を聞かれて「ふしだらだから!」と答えて面接官を唖然とさせたのだった。

◆連れ去られた少年マイク .... Masam Holden
オフィシャルサイトあり。弟のAlecも子役なので、共同のサイトトップになっている。
このゲスト出演の演技で、「第27回 Annual Young Artist Awards」にノミネートされた。ちなみに「ER」第13シーズンにもゲスト出演して、第28回の同賞にもノミネートされている。
映画「エリザベスタウン」では、オーランド・ブルームの子供時代(10歳の時)を演じている。

◆通報したコンビニ店主 .... Ajay Mehta
オフィシャルサイトあり。
「CSI:NY」第1シーズン1話「まばたき」では、三人目の被害者(生きて発見されたが、マックが無茶な質問をして卒中を起こした)の担当医師役で登場していた。
「24」の第6シーズンでは某国大使として4エピに登場予定。


◆マイクの母 .... Grace Phillips
「CSI:マイアミ」第1シーズン6話「魔の手」では、遊園地に娘ルーシーを連れてきたところ、目を放した隙に異常者に娘を殺害されてしまった母クレイトン夫人役で登場していた。
「ER」第8シーズン13話「深い傷」では、クローンの研究者ブラウワー夫人役。その研究内容ゆえに脅されていて爆弾小包を送りつけられるが、それを知らずに開けた夫は死亡、娘ジェシカも重傷を負う。
子供が受難に遭う母、という役が多いのか?今回はマイクが無事でよかったかも。
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FBI~失踪者を追え!3 第15話「10万ドルの価値」

2007年07月12日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : チェルシー・プリンス 】
FBI着手:失踪1時間後

大富豪の相続人でファッションセンスと派手な振る舞いで話題になっているチェルシー・プリンスが、乗っていたリムジンを襲われ誘拐された。同乗の運転手は重傷の怪我を負った。
広報担当のリズとは常に行動をともにしていたが、その時はひとりで別のパーティに移動するためにリズは別行動をとっていたのだった。
チェルシーは少し前までマンスールという男と不倫関係にあったが、ベッドシーンの録画を内緒で撮って人に見せたので、別れたのだった。しかしそのビデオはチェルシーの方から突然マンスールに渡してきたのだという。また、チェルシーの管財人によると、突然10万ドルが必要だと言って来たりと様子がおかしかったことがわかる。
そんな時、インターネットにチェルシーが拘束された様子の動画がアップされたことがテレビで報道される。そのサイトでは、チェルシーの生死を賭けて投票が行われようとしていた・・・

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2005年にこれが放送された時には、2007年に日本で放送される時にパリスネタがタイムリーになろうとは、誰も思いもしなかったであろうに。
なんとなく、作った人の心の中に「あのバカ娘がこんな風に良心の呵責とか持ってくれればいいのに」という、人としてのムダな思いやりを感じて苦笑してしまう。
薄っぺらなセレブに対する批判とともに、面白ければなんでもいいと食いつくマスコミ批判も込められていて、ラストシーンで犯人にフラッシュを浴びせマイクを突きつける様子が描かれていたが・・・でも、そういうシーンのレポーター陣は現役のレポーターを配したりしてる。日本でもそういうシーンは梨本とか井上公造とか出てくるけどそんな感じ。
だとしたらそういうところで反省とか批判とかが果たして伝わるのかどうか。

チェルシーが罪悪感に駆られて、それで先生の元を訪ねるのは、「このひとならちゃんと自分の気持ちを分かって向き合ってくれた」というのがあったからなのだろう。
そういう人がひとりでもいればどんなに道を踏み外しても立ち直るチャンスは残っている・・・パリス・ヒルトンの周囲にそういうひとがいるのか、そういうことの大事さに気づくだけの知性をここに至るまでに学んだかどうか、かなりあやしいように思うが、それでも若いお嬢さんが転落するのは見たくないので、これ以上悪化はしないでもらいたいものだ。

前回交際宣言に失敗したマーティンとサムだったが・・・
「ボクらのベッドシーンをとって、ネットにアップするってのは?」
なんて提案しちゃったりして。
・・・いやー、最近WATは見ながらお茶を飲むこともできないのか。危険な落とし穴台詞があって、ブッと吹いてしまうから危ない危ない。
マーティンみたいな上品なお坊ちゃんが、しかもマジでそんなことを言うからおかしさ倍増だ。ダニーだったら「どや?」「もーやめてよぉー」でジョークでまぎれそうなのに。
うーん、マーティンだと本気でやりそう、っていうか、本気でやって刃傷沙汰になった話が「CSI:NY」にあったっけなぁ。危険だ。
よし!マーティン、まずはアブないオブジェ製作からだ!(違)

・・・ボスだったら?「私たちのベッドシーンを・・・」
・・・・・・・・・いや、ちょっとそれは。

ヴィヴは薬を飲み始めたのを目撃されたり、動悸息切れを見られたりと、バレバレ。
ボスにバレてカミングアウトするのは時間の問題としても、その後どうなるんだろう。「手術すれば治るかもしれない」とかで、奇跡の復活とか遂げたりするのだろうか?
あんまりベタにはしないで欲しいと思いつつも、ベタでもいいからヴィヴには元気でいて欲しいようにも思う。頑張れ、チームのおっかさん。
ところで、私の好きな「チームのおっかさん」同士のツーショット写真なのだが。(←右はグレイズアナトミーのナチ様ことベイリー)
・・・ヴィヴって、ナチ様とそんなに身長変わらないんですね。
ちびっこおっかさんツインズ、みたいな。


【 ト リ ビ ア 】

★イラク問題のチェルシー発言
マイケル・ムーアの「華氏911」で、ブリトニー・スピアーズがインタビューされて「だいとーりょーのいうこときけばいんじゃなーい?」と発言しているシーンがある。
チェルシーのイラク発言はそれがネタ元になっていると思われる。

【 脇俳優チェック 】

◆チェルシーの管財人ロバータ .... Sara Botsford
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン4話「裏舞台」では、仕事ばかりの夫に愛想をつかしたレオの妻ジェニー役を演じていた。
舞台や映画、ドラマに70年代から活躍しているベテラン女優。「ER」でカーターのいとこチェイス役を演じていたJonathan Scarfeの母。

◆チェルシーの元彼ババック・マンスール .... Marc Casabani
オフィシャルサイトあり。
「CSI:NY2」24話「守るべき者」では、テロで負傷したフラックの担当医として、マックに経過を説明しているところの1シーンだけ登場していた。
「24」第2シーズンでは核テロを引き起こそうとするテロリストの一味オマー役を演じている。ジャックが彼と核爆弾の乗ったセスナの離陸を阻止するが、彼の持っていた核爆弾は・・・
「LOST」第2シーズン14話「捕らえられた男」には、サイードのフラッシュバックの中で、サイードがかつて拷問した湾岸戦争の共和国側司令官タリク役で登場していた。

◆妹の自殺を根に持ったダグ・ライネッカー .... Joshua Harto
「コールドケース2」14話「ヴァレンタイン」では、被害者エリーの婚約者バドの69年版を演じていた。冒頭、バドが兵役のくじにはずれてうれしいはずが、なぜかエリーは泣いているところからドラマは始まっている。エリーとは幼馴染だが、短気なバドはその心変わりにすぐに気づく。

◆本屋の店員スコット ....  Keram Malicki-Sanchez
「CSI:4」16話「向こうの世界を見た女」では、被害者エド・バーネルの靴を奪った後ラリって事故を起こしたジャンキーのジャマール役で登場していた。
「24」第1シーズン3話には、追われて逃げるキムとジャネットを助けてくれた男娼のラリー役で登場している。
音楽活動もしておりちょっとトガった役柄を得意とするようで、ヘザー・グレアムの「CAKE」(日本未公開、サンドラ・オー出演)ではいい役で目立っていたりするようなので、これからが楽しみかもしれない。

◆チェルシーの恩師マクファーソン先生 .... Kirsten Nelson
「ザ・ホワイトハウス」第2シーズン22話「決断の時」では、ランディンハムさんの死にうちのめされ再出馬をためらうバートレット大統領の回想シーンで、若きバートレットにカツを入れる若きランディンハムさん役を演じていた。
「アリーmyラブ」第5シーズン18話「私を生きる」では夫からセクハラされたと訴えた妻コニー役で登場していた。無理な内容なのにネルたちのテクニックで勝訴してしまう。(ちなみにそのセクハラ夫バリーは19話で今度は愛人から訴えられるが、演じているのは第2シーズン11話「カメラマンの夢」でマーティンが絶叫して探した失踪者「ブライアン・オーウェンさーん」だ)

◆元チェルシーのボディガードのギャレット .... Skip O'Brien
「CSI:科学捜査班」の初期の捜査を支えたオライリー刑事役でおなじみ・・・って、すごい激ヤセで全然分からなかった~!びっくり。マッチョになっちゃって、どうしたんだオライリー!
ベガスでは「CSI:4」3話「喪失 傷だらけの屍」を最後に出演は途絶えている。
「コールドケース2」14話「ヴァレンタイン」では、冒頭に出てくる結婚式の新郎新婦の夫のテリー現在版を演じていた。
「名探偵Mr.モンク」第1シーズン16話(NHK放送順による)「ホームランボールの謎」には警官役でちょっとだけ出演。「ER」第10シーズン11話「危険な日」では、交通事故で運ばれてきた患者ラリー・ブロディ役で登場。ラリーの息子は強直性脊椎炎という骨が脆くなる病気だが、プラットが無理な気道の確保を試みたため半身不随にさせてしまう。

◆ボコボコにされた運転手のトニー・マーカス .... Rick Pasqualone
「CSI:NY2」13話「」先物トレーダーQT・ジャマー
「CSI:3」15話「永遠の別れ」で、泡パーティを開催している時に殺人事件が起こったクラブの、オーナー役で登場。
「フレンズ」第5シーズンファイナルから第6シーズン1話またぎで、モニカとチャンドラーがプロポーズを賭けてやっていたギャンブルのディーラー役など、多くの細かいゲスト出演がある。
「FBI~失踪者を追え3」15話に登場予定。

◆チェルシーの広報担当リズ .... Kali Rocha
「グレイズアナトミー」第2シーズン15話「看護師たちの反乱」に、産休のベイリーの代役レジデントとしてやってきたシドニー・ヘロン役で登場していた。モットーは「愛の癒し」でベイリーとはまったく逆のタイプだったためみんな接触を嫌がり、クリスティーナは彼女の治療方針が生ぬるいからとバークを使って動かそうとしてしまう。「代役」なので2ndはそのエピだけだったが、3rdでまた戻ってくるらしい。
「バフィ 恋する十字架」の第5シーズンにはセシリー、転じて第6シーズン以降はハルフレッグ役で登場している。ハルフレッグ役の特殊メイクはかなりグロイ。
「BONES」第2シーズン7話に登場予定。

◆セレブ娘チェルシー・プリンス .... Sofia Sokolov
オフィシャルサイトあり。ロシア出身で、14歳の頃からモデルを始め、現在21歳で、まだ女優の仕事はスタートライン。
BON JOVIの「Everyday」のMVに、タクシーに乗り込むシーンなどに出演している。
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FBI~失踪者を追え!3 第14話「家族の日々」

2007年07月05日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ロージー・ディアス 】
FBI着手:失踪5時間後

郵便局の配達員ロージー・ディアスが、配達車両を残したまま姿を消した。荷物からは新作のゲームがごっそり盗まれていたが、失業手当の小切手などは残されていた。
ロージーは職場に恋人がいたが、数日前に一方的に別れをつきつけてきたのだという。そして彼女は世話好きで、今まで何人も里子の面倒を見ていたため、そのトラブルではないかと見られたが、今までロージーが育てた里子たちはみな、彼女の深い愛情に救われていたのだった。
最近彼女が育てていた里子はシャンタルとマルコムの姉弟二人だったが、失踪の少し前に児童福祉局へ虐待の匿名通報があったために、姉弟はロージーから引き離され保護されていた。
シャンタルによると、数日前家にあったDVDを見ようとしたらロージーが突然怒り出したのだという。そこでロージーの部屋に隠されていたDVDを見てみたところ、なんとそれは児童ポルノだった・・・

そんな中、マーティンとサムの関係に気づいていたダニーから「なぜ隠すのか」と聞かれてしまう。公表するかどうかで二人の間に微妙な温度差が。
そしてヴィヴにはプライベートで何か問題を抱えているのを押し隠していた。しかしジャックはヴィヴがいつもと様子が違うことに気づくが、ヴィヴは何も言おうとはしない・・・

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ヴィヴの目にも涙。
おおよそ泣くということがありえなさそうなヴィヴが、冒頭からいきなりボロボロ泣いていて、事件はいいからヴィヴがっ!!とか一瞬思ってしまったワタシ。
最初は、レジーがまた反抗して家庭内がごたごたしてるのかなと思ったが、こんなこととは。
でもそれでヴィヴが最新シーズンでいなくなってるわけでもないし・・・とか甘く考えてしまったり。
この先、このヴィヴの健康問題がどう効いてくるのか、今ひとつ読めない・・・我慢と忍耐の人ヴィヴに、これ以上苦難が降りかからないように、ジャックにもうちょっと頑張って欲しいかな。
でもヴィヴが言うとおり、ジャックがどうすることができるってわけでもないしねぇ・・・

でも、ジャックに「力になりたい」とか言われてみたいっす。
たとえそれが効力がないとわかっていても。
「君の力になりたい」とか、NHKさんどうか着ジャックボイスにしたりしませんか、だめですか。
ほしいんだけどなぁ。

「里子ハウス」というと、第2シーズン23話「自分を探して」で出てきた不衛生な貧乏一家でごちゃ混ぜに育つのを連想してしまう。「CSI:マイアミ4」15話「壊れた男」のレズデンの育った里子ハウスはそれに輪をかけて里親が虐待していたせいで、モンスター殺人鬼レズデンが育ってしまったのだった。
ところがロージーが育てた里子たちは、里子に出されるという最悪の状況から「世の中悪くないかも」って思えるように、愛情を信じるようになるというのだから、ロージーの努力は並大抵のものではなかったのだろう。
なのに、そんな愛情あふれる母性の人ロージーでも、実の弟のホルヘの更正は結局できなかったのだから、うまくはいかないものだ。ロージーのような人はずっと長生きして欲しいものなのにね。
一番自分のことを思ってくれた姉を撃ち殺して、混乱のあまりなのだろうがその後ギャンブルをしているなんて・・・これが「ミディアム」だったら、ホルヘの枕元に毎晩ロージーが立って、毎晩ロージーの夢を見るところだと思う。

このエピは、ダニーのニヤニヤ演技が光ってたなぁ。
すごく細かいところで目配りして、言葉を選んでサムに止めを刺すダニー。
「なんで隠すの?」
サム、そこで「そうやってからかうからよっ!」とか言い返せばいいのに、あまりに余裕なさすぎでバレバレ。なんでしょうあの高校生恋愛カップルは。
公表したくないのはサムの方かと思いきや、腰が引けてるのはなぜかマーティンだったりして。
マーティンはいきなりフィッツジェラルド家の一族勢ぞろいのところにサムを連れて行って、一族のゆがみを見せちゃったりするタイプ(カーター君?)かと思ってたのだが、どうも腰が引けてるだけじゃなくて重かったりもするようで。

二回見ても、結局児童ポルノをロージーたちがどうしたのかが今ひとつわからなかった・・・
うーむ、ちょっと理解力が落ちている昨今。


【 ト リ ビ ア 】

★シャンタルが感想文を書いた本
「ガルシア姉妹はどうやって英語のなまりをなくしたか」は、ドミニカ出身の詩人フーリア・アルバレス著の小説。1991年にアメリカでベストセラーになった。「ガルシア姉妹・・・」は洋書ペーパーバックのみだが、アルバレスの作品では「ロラおばちゃんがやってきた」が翻訳出版されている。
ロラおばちゃんがやってきた How the Garcia Girls Lost Their Accents


【 脇俳優チェック 】

◆ロージーの弟ホルヘ・ヘルナンデス .... Lombardo Boyar
「ジョーイ」第2シーズン11話「チョコミルクとパパのヒミツ」では、ジョーイが準主役のブラッカイマー映画制作映画のスタッフで、ドラッグに手を出しているデイヴ役。ジョーイはスターぶって嫌われるのがいやさにスタッフと無理やり話を合わせていたが、デイヴたちが言っている「チョコミルク」が隠語だとわからずチョコミルクそのものだと思い、今度は「ジョーイがドラッグをやってる」とうわさが立ってしまうのだった。
「CSI:4」2話「狂気の仕置き人」では、カップル連続殺人の容疑者クラインフェルド夫妻に張り込んでいた私服警官ジェシー・コモンズ役で登場していた。張り込んでいたのに、警官殺しの嘘の通報でその場を離れてしまい、夫妻はその間に殺されてしまう。そのことが結果的に主任とフロマンスキーの間の軋轢を生むことに。
映画「ハッピー・フィート」では、ロビン・ウィリアムズ率いるラテン系ペンギンアミーゴスの一員(といってもどれがどれだ?)ラウール役を演じていた。

◆ロージーの母 .... Ivonne Coll
「ロズウェル 星の恋人たち」第3シーズンには、イザベルの夫となるジェシー(「CSI:マイアミ」のデルコのAdam Rodriguez)のロズウェルに住んでいる母親役で登場していた。
「NIP/TUCK」や「シカゴホープ」など数多くのドラマに出演している。「CSI:6」20話に登場予定。
1967年にはプエルトリコ代表でミス・ユニバースに出場しているという、昔は美人だったと思われる。

◆ヴィヴの主治医 .... Edward Edwards
オフィシャルサイトあり。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン7話と22話に、トムの上司ピーターソン役で登場している。突然スカヴォ家に夫婦で来訪してリネットのストレスを増やしたり、トムを重役登用しようとしたもののリネットの嘘を真に受けてキャンセルし、知らずに食って掛かったトムをクビにしてしまう。
「BONES」第1シーズン7話「32時間の命」では、死刑囚エップスが死刑執行を目前に控えて冤罪を訴えたために、被害者の上司として真犯人の疑いをかけられた弁護士デヴィッド・ロス役を演じていた。
「名探偵モンク」20話(BS放送順により。本国では第2シーズン8話)「密室殺人と美女軍団」でお色気雑誌編集王のゴルフ仲間で登場していた。
「CSI:3」3話「脳の暴走」では人肉食をしてしまった高校生チャックの父親役など。

◆ゲーム密売屋 .... Pat Healy
「グレイズアナトミー2」10、11話では五つ子の妊婦ドリーの夫トム役で登場していた。夫妻には五つ子の上に三つ子がいるが、ポジティブに出産を考えていた夫妻も、次第に頻発するトラブルに切迫していくのだった。
「CSI:5」19話「冷たい街」で、少年たちが酔った挙句の行き過ぎた遊びによって起こった事故を隠蔽しようとして、ニック担当の事件を複雑にしてしまったコインランドリーの店長役で登場していた。
「コールドケース2」4話「ボス」で、囚人に厳格であろうとするあまり、虐待行為に走ってしまう刑務所長ウィルバーの68年版を演じていた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン13話「死の料理人」で、老女の変死事件の起こった老人ホームで、庭師として働いていた性犯罪の前科を持つ男キース・スウェル役で登場していた。

◆ロージーの元里子ルイス .... Jon Huertas
「CSI:5」21話「禁断の味」で、犯罪者専用精神病院で拘束や被害者ロビーの手の自傷について説明していた男性ナースのレオン役。実は薬を横流ししていたのだった。
「魔女サブリナ」に、ブラッド役でサブレギュラー。「コールドケース3」6話に登場予定。

◆ロージーの里子シャンタル ....  Jowharah Jones
「CSI:NY」第1シーズン20話「需要と供給」で、学生向けアパートでむごたらしく殺害されていたウィル・ノヴィクの遺体を発見した女子大生役で冒頭に登場していた。
「CSI:マイアミ5」16話に登場予定。

◆ロージーの郵便局の同僚 .... Monnae Michaell
冒頭、ロージーと「後ろから足音を忍ばせるのは禁止」と語り合っていた女性。
「ミディアム2」8話「誤解と混乱」では、デヴァロス検事がかつて扱った事件の犯人で、再び疑いをかけられることをアリソンの夢で予言された青年クライドの、母親役で登場していた。
「BONES」第1シーズン21話「英雄の秘密」では、アーリントン墓地で発見された元兵士マーシャルの母親役で登場。
「NIP/TUCK」第3シーズン2話「キキ」では、エイドリアンの死を捜査しに来た刑事役で登場していた。
「コールドケース」第1シーズン17話「脅迫電話」では、天才バスケプレイヤーのハーマン・レスターの恋人ターニャの現在版を演じていた。ターニャはハーマンの子どもを宿しながらハーマンが殺害されてしまったために、シングルマザーとして息子のレイを育てたのだった。
「CSI:2」第15話「残酷な悪戯」で、慢性的性的虐待を受けていた女の子の診断をする女医役で登場していた。今回の役は短い髪だが、CSIの時は女医らしからぬ長いみつあみを複雑に巻いたヘアスタイルだった。
他に「ザ・シールド」の第2~3シーズンにバネッサ役で7回ほどゲスト出演している。「CSI:マイアミ5」10話に登場予定。

◆ロージーの元恋人スコット .... Rob Moran
「コールドケース」第1シーズン23話「湖畔」では、イヴをデートに連れ出そうとしていたロリコンの男マックス・タナーの現在版を演じていた。
他に「NUMERS」第2シーズン、「ザ・ホワイトハウス5」などに出演している。
妻は「Entertainment Tonight」の司会などのJulie Moran。超美人。


◆児童ポルノ愛好家トム・キング .... Bob Morrisey
「ダーマ&グレッグ」第5シーズン1話「ダーマ復活! Part1」で、ダーマが交通事故に遭ったとき手術を担当したコールマン医師。手術中にクリスティーナ・アギレラをずっと歌ってたり、かなりすっとぼけたりアクションをとるのでグレッグを困惑させる。4話「愛のシグナル」では、ダーマが「夜」のほうの許可を出してもらおうとして、アクロバティックなポーズの可否を聞かれてどぎまぎ。
その他「バフィ~恋する十字架」「ロズウェル 星の恋人たち」など、細かくあちこちに脇で出演している。

◆失踪者の郵便配達員ロージー・ディアス .... Elizabeth Pena
「CSI:マイアミ」第1シーズン17話「似て非なる殺人」で、夫が女性を暴行殺害した罪に問われた、タフな女性議員のメルセデス・エスカランテ役で登場していた。
「Mr.インクレディブル」では主人公ボブにヒーローの仕事を持ち込む謎の美女ミラージュの声を演じている。
「ラ・バンバ」ではルー・ダイアモンド・フィリップス演じるリッチーが兄のボブに寝取られてしまう恋人のロージー役を演じていた。
「GOAL!」の2と3では、主人公サンティの生き別れの母親ロサ役を演じている。かつて家族を捨てて家出し、今は下町の酒場で働き、サンティとは父親の違う弟エンリケを産んでいた。
「ニューヨーク東8番街の奇跡」では、立ち退きを迫られるアパートの住民の一人、妊婦のマリサ役。クリス・タッカーとジャッキー・チェンの「ラッシュアワー」では、LAPDの爆発物処理専門家タニア・ジョンソン役。
ダニー役のエンリケ・ムルシアーノとはアンディ・ガルシア主演「The Lost City」で共演している。

◆児童福祉局のベッキー .... Hillary Tuck
10代の頃からキャリアは積んでいるが、日本で放送されているような作品は「ボーイミーツガール」第2シーズンに3エピほど出ているだけなので、あまり知名度はない。
しかしこの先色々出るようなので顔も知られるようになるかも。
「コールドケース3」3話、「ドクターHOUSE」第2シーズン22話、「クローザー」第2シーズン12話、「BONES」第2シーズン20話にそれぞれ登場予定。
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