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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

FBI~失踪者を追え!3 第13話「僕の好きな場所」

2007年06月29日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : イアン・ノービル 】
FBI着手:失踪2時間後

自閉症の少年イアンが、学校の授業の博物館見学の最中に、パニックを引き起こして飛び出し、行方不明になってしまった。イアンには、父親と弟のエリオットが付き添っていたが、追いかけたにもかかわらず姿を見失っていた。
こういった場合に備えてイアンは常に手首に発信機をつけていたが、この日に限って父親は受信機を家に忘れており、イアンの失踪から現場に戻ってくるのに2時間もかかっていることにジャックたちは不審を覚える。
受信機を使ってたどったところ、イアンの発信機は手首から切り離されて発見された。周囲には血痕があったことから、イアンの失踪は事件性を帯びて考えられるようになった。そして博物館職員ジョン・スーエルには窃盗の前科があって偽名を使っていることがわかり、急遽逮捕することに。
普段はイアンにはシッターのアニューが付き添っているのだが、その日は彼女は病気で休みを取っているはずなのに、家にいなかった。しかし家に帰ってきたアニューは別の職場の面接に行っていたのだという。アニューによると、ノービル夫妻は急に態度を変化させ、イアンを全寮制の学校に入れることを検討していたことがわかる・・・

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脇チェックのところにも書いたけれど、イアンの両親を演じている二人は、実際のご夫婦でしかもお子さんが自閉症でいらっしゃるのだそうだ。
その問題を訴え続けてこられたことが出演につながったとかで、ただの美談でなく夫婦の危機まで盛り込まれたことでなかなか演じる側としても大変だったのではないだろうか。
この間はラパリアさんの本当の奥さんが他人の役で出てきて、夫婦に見えないなーと言ったような気がするが、今回のように「実際の夫婦が夫婦の役を演じている」場合・・・やっぱり夫婦には見えなかった。うーむ。

そんな風に、実際に家庭で関わってるひとたちが入って作られたこのエピは、決して作り事になってないように思えたが、どうだろう。
イアンが爆発してしまうと手がつけられないというのを描く一方、アニューに「ありがとう」を言うところの茶目っ気たっぷりなイアンのキュートさとか、イアンがちゃんと自分で考えてる知的な部分もしっかり描かれていて、理解を深めるということではうまく盛り込まれているような。
エリオットの我慢を見ているとかわいそうな気持ちにもなるが、かわいそうっていうのとはまた違うんだな。
原題は「Volcano」なのだが、「僕の好きな場所」という邦題はなかなかうまくつけたなーと思った。イアンが好きなのは温かくて安心できる場所・・・彼は家の中の空気のバロメーターになっているのかもしれない。

ジャックってなんであんなにつっけんどんなんだろう。
もうちょっと言葉をひとつふたつ、補足して説明してやれば、もうちょっとスムーズにいい雰囲気で捜査が進むような気がするのだが・・・
何も「我々はあなたを疑っています」風なオーラをずんぐりボディからバシバシに発散しながら捜査しなくてもいいのに。
ジャックはそれでも、「こちらこそ」って謝ってたからなぁ。あれが「CSI:マイアミ」のホレイショだと、疑いをかけたことで謝るなんてことしないからなー。
「我々CSIは、決して・・・そう、決して謝らない」(違)

今回はそれぞれのキャラが持ち場で地味に働いていたっていう感じで、誰かのスタンドプレーがない分地味なエピになっていたが、それがWATの持ち味でもあるような気が。
ダニーは博物館の職員にイケズな質問をし、マーティンはバスのドライバーに目から炎を出して静かに怒って見せるし、エリオットに優しいお兄ちゃんポジションで接していたし。
「エリオットはよくやってくれましたよ」ってちょっと保父さんぽい。最近ダニーの子供担当属性が発揮されてないので、あれがダニーだったらなぁとちらっと思ってしまいました。だめっすか。
サムはエリオットの気持ちをフォローしてあげていたし、ヴィ・・・あれ?・・・いや、ヴィヴは地味なのがヴィヴらしいってことで(汗)。

最近、予告がとっても微に入り細に入り説明しているように見えるのだけど、あれはストーリーの半分以上説明してないだろうか?
いや・・・だまされないぞ、もう予告は信じない(虎馬)。


【 使 用 楽 曲 】

ラストシーンに流れていた曲は、Iron & Wineの「Each Coming Night」。アルバム「Our Endless Numbered Days」の8曲目(試聴あり)。
Our Endless Numbered Days
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【 脇俳優チェック 】

◆イアンの父ノービル .... Vincent Angell
「コールドケース2」16話「お星様」では幼児性愛者の校長ルディ・タナー役を演じていた。少年好きが講じて、妻に息子を作らせて離婚し、自宅に少年を引っ張り込んで囲い込むという生活を送っていた。
「CSI:マイアミ3」6話「ヘルナイト」では、妻殺しの容疑をかけられたメジャーリーガーロペスの弁護人役。ところがロペスは自宅での陪審員の実況見分中に殺害されてしまう。
「24」第1シーズンに、ジャック・バウアーと妻テリーが別居中、テリーと「仲良く」していた外科医のフィル・パルスロー役で17~20話に登場していた。このときはヒゲを生やしていた。
「ER Ⅶ」16話「魔女狩り」では、キムがセクハラで訴えられたことを調べにやってきた刑事役。「Nip/Tuck マイアミ整形外科医」では第5話でタイトルになっているカート・デンプシー役。日系の人と結婚するためにアジア人っぽく整形して欲しいという役。
今回妻役を演じているChristine Tucciは実生活でも夫婦。実際に自閉症の子供を持つ親として、問題を広く知ってもらうために、夫婦で共演を果たした。

◆自閉症の少年イアン .... Dyllan Christopher
「CSI:5」19話「冷たい街」では、乾燥機で死んだ少年チェイス役。オフィシャルサイトに、そのエピのレポート的写真が何枚か掲載されていて、ロビンス先生とニックと一緒に記念撮影しているお茶目な写真がかわいい。WATではプロデューサーのTim Busfieldと一緒に写真をとっている。
日本では第3シーズンまでしか放送されなかった「TVキャスター マーフィー・ブラウン」だが、第7~8シーズンにマーフィの息子のエイブリー役で6エピソードに出演している。
「ミディアム2」12話に登場予定。

◆セラピストのロスリン・ウィトマー .... Shannon Cochran
「グレイズアナトミー2」13話「新たなスタート」では、娘のベックスが実は半陰陽だとわかって動揺する母親役で登場していた。両親はベックスに内緒で手術をしようと考えるが、ジョージに拒絶されてしまう。

◆ポリグラフの試験官 .... Bob Glouberman
今回以外、第4シーズンにも再びポリグラフの試験官役で登場する予定。
「アリーmyラブ2」9話「決めつけないで」では、レネのデート相手ベンが連れてきたアリーのお相手ウォリー・パイク役。どんなに拒絶しても粘ってくるので、アリーはレズのふりで撃退することに。
「ザ・ホワイトハウス3」5話(NHK放送順)「ドナの日記」で、学校再建法案に賛成することの見返りに「1セント銅貨の生産を永久に中止」する法案(法定貨幣改正法)に賛成してくれとサムに提案する、議員の側近テリー・ベックウィズ役。

◆イアンを追い出したバスドライバー .... Vincent Guastaferro
「CSI:NY2」17話「屍の虫」では、アーバンゴルフ(街ゴルフ)「NY5区ゴルフクラブ」のオーナー役を演じていた。

◆博物館職員ジョン・スーエルことジョン・ララビー .... Lennie Loftin
「CSI:5」では、2話「凶暴な躾け」に初登場で、爆弾処理班のリーダー役で、CSIが証拠を採取しようとしているのに「今すぐ退避~~!!」と有無を言わさなかった人物。「CSI:5」18話「生かされて」では冒頭、サラに「楽天家なんだな」と言った火災捜査官役。
映画では「デアデビル」「LAコンフィデンシャル」「セブン」などに出演。「名探偵Mr.モンク3」3話「名探偵ナタリー」ではジョン・デランシー役。

◆イアンの弟エリオット .... Hayden McFarland
「CSI:NY」第1シーズン22話「クローザー」で、野球場でダニーが証拠の採取のためにファウルボールを取ったのだが、そのボールを狙っていたためにダニーに横取りされてしまった、野球を見に来ていた少年役で登場していた。

◆イアンの母 .... Christine Tucci
「アリーmyラブ」第5シーズン15話「第一容疑者」では、アリーのクライアントのポール・ポッツがショフィールド社長の殺害容疑をかけられた事件で、ポールの会社の社員ナンシー・ローリー・シックレン役を演じていた。ナンシーは社長とデキているのではないかと見られていたが、アリーたちの秘密潜入捜査により、相手は社長ではなく社長夫人トレズビアンだったことが判明し、殺害容疑も彼女らに・・・
「CSI:科学捜査班」第1シーズン9話「高度3万フィートの密室殺人」では、飛行機の中で死亡した被害者キャンドウェルに対し、現場で蘇生を試みたと供述した、外科医のキエラ・バーリー役で登場していた。
その他「ER」「シカゴホープ」などに出演している。
ノービル氏役のVincent Angellは実生活でも夫。「名探偵モンク」の偽モンクこと俳優のデヴィッド・ラスキン役や、「プラダを着た悪魔」「Shall We Dance」などに出演しているStanley Tucciの妹でもある。

◆イアンのシッターのアニュー .... Shaheen Vaaz
「24」第2シーズン12話で、国際テロリストサイエド・アリの妻役を演じていた。ジャックがアリの妻子を拘束して、殺害したかのような芝居を打ってアリに核爆弾のありかを吐かせようとするのだった。
コメント (8)
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FBI~失踪者を追え!3 第12話「模範囚の手紙」

2007年06月21日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ジェームズ・(マック)マカボイ 】
FBI着手:失踪42時間後

クロトン矯正施設の囚人ジェームズ・マカボイの姉ローラが、弟を探して欲しいと失踪班に依頼してきた。マックことマカボイは、刑務所内の囚人の騒乱に乗じて、フェリスという囚人と二人で脱獄を図ったものとみられていたが、ローラは「仮釈放を直後に控え、脱獄はありえない」と言い張って、看守からの暴力もあったのだと申し立てる。
そこでジャックたちは怪しいものを感じながらも捜査を開始する。マックは仮釈放の審査委員会のときに涙を流して謝罪したといい、信仰に目覚めたかのように振舞っていた。
しかしマックは所内のアーリア人ギャングの幹部だったが、ギャングのしるしのタトゥーを消してグループから抜けようとしていたことがわかる。ギャングを抜けることは所内では自殺行為だった。
そんな時、マックが周囲から守っていたという新入り囚人のランダルが、獄中で自殺しようとしていたところを発見される・・・

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えーっと・・・なんでしょう、
この2ヵ月半遅れのエイプリルフールは・・・
この1週間のヤキモキを返して。

あれで「あーはいはい、いつまで痛がってんだろねコイツは!」って感じでペリっとはがしてみせる、マーティンの冷たいリアクション「痛かったぁ?ごめーん(棒読み)」で笑えなかったら、結構本気でムカついていそうな気がする。
まったくもぉ~ダニーったら。お姉さんたちはこの1週間心配したんですよ?
CSI:NYのドンちゃんはさすがにあれでダマシはないと思うので、これでドンちゃんへ安心して気持ちをシフトできるというものだが。(これでドンちゃんまでフカシだったら泣くぞ)

もう、あんまり予告詐欺がショックだったので、ほかのことがすっ飛んでしまった。
なかなか感動的な内容だったのに。
それにしても、ランダルにヤラセでダニーを刺せって話になったとき、ほんとに新入りのビビリだったら、失敗したかもしれないけど、後から考えてみると、ランダルは実際にはもうすでに一人殺してるわけで・・・
ダニーにとっては経験者を相手にしてるほうが失敗がなくてラッキーだったのかも?

それにしても刑務所の話だとどうしてもプリズンブレイクとか、OZとかを連想してしまうというか・・・
「マイケル・スコフィールドがあのタトゥーを脱獄仲間のしるしとして彫り始めたら、抜けようとして消したら死ぬな」とか思ってしまった。
・・・ないけどね。獄中であのタトゥーは無理だし。せいぜいオーメンタトゥーだもんね。

あ、あと・・・WATファンと「クローザー」視聴者はあんまりカブってないような気がするが、クローザーのガブちゃんが登場してたのがうれしかったぁ。最初に写真が出てきたとき「あれはガブちゃんだ!!」と気づいてほんとにうれしかった。
吹き替えの声がトーン高めだったのでちょっと違和感あったけれど。
ガブちゃん、脱獄なんかしてる場合じゃないぞー。子猫ちゃんたちのお世話をしに早くLAに帰るのだ~、ってわからない方のほうが多そうな他のドラマネタですみません。


【 脇俳優チェック 】

◆仮釈放委員会の委員 .... Rob Brownstein
「デスパレートな妻たち」第1シーズン13話「大人の分別」で、レックスとブリーが双方弁護士を立てて離婚の話し合いに入ったときのレックス側弁護士として登場していた。
「BONES」第2シーズン19話に登場予定。

◆囚人ビースト .... Andrew Bryniarski
オフィシャルサイトあり。
映画「テキサス・チェーンソー」では、殺人鬼のレザーフェイス役を演じている。「バットマンリターンズ」では、クリストファー・ウォーケン演じる悪の実業家マックス・シュレックが、溺愛していたが役立たずの息子チップ・シュレック役を演じていた。

◆マックことジェームズ・マカボイ .... Jeremy Davidson
「ロズウェル」では第2シーズンに地質学者のグラント・ソレンソン役で登場。イザベルと接近するが、何かにのっとられてマイケルとマリアを襲ったため、イザベルは心ならずも彼を・・・
「アリーmyラブ4」10話「激しい胸騒ぎ」ではリンの元彼ランディ役で登場。リンは今は友達である花嫁リサの付添い人を務めるはずだったが、ランディがリンこそが本命だと言い始めたせいでリンもリサもぐらぐらしてしまう。
「コールドケース3」14話に登場予定。

◆マックと同房の通称「プロフェッサー」 .... Dave Florek
「ダーマ&グレッグ」第1シーズン22話「ラブラブゲーム必勝法」では、賭けに負けて教会の階段でエッチしようとしたダーマとグレッグを逮捕したメル巡査役。ところが二人を引き取りにきたダーマの両親のことも昔逮捕して知っていたために、逮捕を取り消してくれたのだった。
FOX CRIMEで放送している「Law&Order:性犯罪特捜班」のドナルド・クレイゲン主任警部役のDann Florekの弟。

◆刑務所所長 .... Jenny Gago
「アリーmyラブ」第3シーズン15話「第一容疑者」に、ネルがビリーに紹介した友達の神経科医リサ・ポンテル役で登場していた。ビリーの様子がおかしい事に気づいたネルが診察してもらうことを勧めたのだが、結果としてそれでビリーの脳腫瘍が発見されることになる。
「ザ・ホワイトハウス3」7話「思わぬ訪問者」では、サムが貧困層の計算式について説明を受けた行政管理予算局のバーニス・コレット役で登場。やり手の官僚の彼女にサムは圧倒される。
「LOST」第1シーズン21話「悲しみの記憶」にはサイードにテロ組織への潜入捜査を依頼する、CIAの捜査官コール役で出演。
「CIA:ザ・エージェンシー」の第1~2シーズンに、アナヤ役で6エピソードに登場。
今週末放送される「クローザー」の第1シーズン最終13話に登場予定。

◆看守のオルリー .... Dean Norris
「CSI:4」11話「地獄の12人」では陪審員のひとりダーハム役で登場していた。一人だけ無罪を主張するクリスにいらついて、ナッツを飛ばしていじめたところ、クリスはアレルギーだったので猛抗議されてかえって場が荒れてしまったのだった。
「ミディアム」第1シーズン14話「無罪と有罪」では、「正義の番人」から冤罪の申し立てがあったバトラー事件を担当したリッキー刑事役で登場していた。
「コールドケース3」20話、「NIP/TUCK」第4シーズン4話、「グレイズアナトミー」第3シーズン15、16話など、これから時々見ることになりそう。

◆囚人カンザス .... Cyril O'Reilly
「ER」第8シーズン12話「不安と後悔と」では、カウンティに自殺未遂で運び込まれてきた死刑囚の男の役。担当したスーザンに「悪化しても助けないでくれ」と懇願するものの、ウィーバーが規則にのっとってさっさと治療を行ってしまうのだった。
それにしても名前(「OZ」にシリル・オライリーという同名の役があるのだ)といい、囚人に縁のある人だ。
「ポーキーズ」の1と2におばか高校生仲間の一人ティム役で出演している。他に映画は「ネイビーシールズ」など。

◆マックの姉ローラ .... Anne Ramsay
「あなたにムチュー」ではヘレン・ハント演じるジェイミーの姉リサ役でレギュラー。男や金にヨワく、ポールとジェイミーの間を始終引っ掻き回すトラブルメーカーだが、なぜかジェイミーとのつながりは強い。
「CSI:2」11話「女が男を殺す理由」では、妻と秘書の役割分担をして二人で計画的に男を殺す、女二人の片割れクローディア・ギデオン役を演じていた。(クローディアはこの事件の時には秘書役だったが、妻役のジュリアを演じていたのは「デスパレートな妻たち」のブリー役マーシャ・クロス)
「ダーマ&グレッグ」第5シーズンでは、事故で怪我をしたダーマのリハビリ担当のナンシー役で登場。ダーマはナンシーと、当時ジェーンと別れていたはずのピートをひきあわせるが、ピートとジェーンがよりを戻してしまい大失敗。
その他「Lの世界」など多くの作品に出演している。

◆囚人ランダル・ボーウェン .... Billy Lush
マックに守ってもらっていた、所内の「女役」だった新入り囚人。
「HUFF」第2シーズンに、ラッセルが事務所のボスから頼まれて尻拭いをさせられた、ボスの友人の息子ジェイク役で登場していた。ジェイクはすっかりヤクにおぼれてボロボロで、今回のランダル役よりさらにキョドっていたのだった。
「ER」第11シーズン22話「自分への手紙」には、レイとモリスが参加したパーティにいたレイのバンド仲間のベニー役で登場していた。ベニーは腕にタトゥーを入れて自慢していたが(化膿していたのをレイが心配したり)、テラスの落下事故の直後にタトゥー入りの腕が柱の下敷きになって見えていたため、レイはショックを受けるのだった。

◆デイモン・フェリス .... Corey Reynolds
マックと一緒に姿を消したため、共に脱獄を図ったのではないかと見られていた囚人。
LaLaTVで放送中の「クローザー」で、主人公ブレンダのよき下僕というか、なくてはならない右腕として頑張っているガブリエル刑事役でレギュラー。ブレンダとガブちゃんのデコボココンビぶりがドラマの重要なエッセンスとなっている。
「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」にも2エピほど出演しているが、第3シーズンなので日本では放映していないかな。
映画「ザ・ターミナル」にも出演。2003年のトニー賞最優秀ミュージカル助演男優賞に「ヘアスプレー」のシーウィード役の演技でノミネートされるなど、舞台でも活躍している。
「CSI:マイアミ5」19話に登場予定。
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FBI~失踪者を追え!3 第11話「16歳の誤算」

2007年06月14日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : タラ・パターソン 】
FBI着手:失踪15時間後

大学入試を目前に控えた女子高生タラ・パターソンが、大事な進学クラスを欠席して姿を消した。彼女はハーバード志望で文武両道の優秀な生徒だったが、3~4ヶ月前から様子がおかしく、母親は合法ドラッグに手を出していたのを目撃しており、水泳部も辞めていたことがわかる。
そして学校の友達によると、レポートの代書きをするなどしてお金が必要で必死な様子で、人が変わってしまったようだったという。
失踪場所付近では、タラをつけているような男性の姿が防犯カメラに写っていたが、彼はレポート代書きの発注をしていた人物だった。その男ライアンによると、このところレポートの仕事が滞っており、挙動がドラッグをやっている様子だったという。
そんな時タラの親友のネルの口から「タラは本当は不倫相手の男と別荘に行ったのだ」という情報がもたらされる。そこでタラのメモから、不倫相手らしき医師ジェイミソンが浮上するが・・・

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この間、国内で女子高生が赤ちゃんをトイレで出産して、殺人で逮捕された事件があったので、あまりにタイムリー。こんないい結末になるのはドラマだからなんだろうなと、母子の再会シーンを見ながら暗澹としてしまった。

初体験まで打ち明けるという、なんでも話せる、まるで「ギルモア・ガールズ」のような母子だけれど、肝心のところで子供のことが見えていない母親と、最大のトラブルで母親が頼れない娘・・・何か似た者同士のようだ。
母親を見ていると、突っ張ってうまく立ち回れなかったために、無用な苦労をしているように見える。さっと名簿が出てきたり、ベッドメイクの潔癖さあたりに母親の性格がさりげなく描かれていた。そんな母親の期待にこたえようと必死なタラが痛々しい感じがするが、外から見て心配する以上に彼女らの中では密接に二人三脚だからなぁ。
ジャックが「親はたとえ子供が妊娠しても許せる」って言ってたが、許すにしても叱れよ・・・

そして、タラにしろネルにしろ、そしてタラのBFギャビンにしろ、発想があまりに幼すぎて、マーティンじゃないけど頭を抱えてしまう。本人たちには完ぺきに見える泥縄の出産計画、出産という一大事なのにあまりに希薄な現実認識・・・
それでも子供が作れてしまうというあたりがなぁ。ママの誕生日とか、明日の試験とか言い訳が出てくるたびにクラクラしちゃうよ。
ローズはタラが手放さないのだろうから、このままがんばって育てるのかもしれないが、それはベストな選択なのだろうか。第2シーズン9話「14歳の手紙」の失踪者リアナ・サルドのことを思い出してしまった。

ところで、このエピ・・・ラパリア夫人がタラ母で出演しているが、そう思って見てても夫婦に見えないのだから、俳優ってすごい。前のエピにジャック妻マリアが出てきたせいもあって、マリアのほうがよっぽど妻に見えるもんなぁ。
それにしてもこのタラ母とは、かなりオイシイ役を割り振ったもんだ。注意して見てるとジャックとタラ母はそんなに言葉を交わしあっていないので、ニヤニヤしてしまったりして。
赤ちゃんを抱っこして「べっぴんさんだー」と上手にあやしたり、ハンナがデートと聞いてやきもきしてみたりと、リアル奥さんが出てるせいでジャックというよりラパリアおいたんの父親としての素顔が感じられてしまった。

それにしても・・・来週また見せすぎな予告でダニーファンは不安な一週間を送るはめになるじゃないかと。もうちょっと控え目にできないもんだろうか。
ダニーの今週の「了解っす」が中途半端だったしな~。
今回、ダニーのデスクがけっこう映っていたが、バイクのレプリカがなんともダニーらしい。
その隣あたりにいくつかトロフィーが並んでいたが、あれはなんのトロフィーなんだろう。支局内ボーリング大会とかそういうんだったりして(違)


【 使 用 楽 曲 】

最後のプールのシーンで流れている曲は、ジョニ・ミッチェルの「Little Green」。アルバム「Blue」の3曲目。
Blue
Blue



【 脇俳優チェック 】

◆タラの母 .... Gia Carides
映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」と、続編としてドラマ化されWOWOWで放送していた「マイ・ビッグ・ファット・ライフ」の両方で、ニアのいとこニッキー役を演じていた。ニッキーもまた典型的ギリシャ人の親戚であり、何かと首を突っ込みお祭り好きでハデキャラを騒々しく演じている。
私生活では、ジャックを演じているAnthony LaPagliaの奥さん。(2ショット写真)そう考えると、ラパリアさんもギリシャ式で大変だったのだろうか?
他には、オーストラリア製作の海外版ウルトラマン「Ultraman: Towards the Future」でヒロイン役を演じている。

◆失踪少女タラ・パターソン .... Michelle Horn
8歳のころから子役として活躍していて、「ザ・プラクティス」など多くの作品に出演している。昔はこんなにかわいらしかった。
「ダナ&ルー~リッテンハウス女性クリニック」に第3シーズンからサブレギュラー出演しているが、日本で放送したのはLaLaTVで第2シーズンまで。
アニメ「ライオンキング2 シンバズ・プライド」では、シンバの娘キアラの幼いころのセリフ部分の声(歌ってはいない)を担当している。

◆タラの友達グウェン ....  Kayla Mae Maloney
ネル以外に二人女子高生がいたが、白人のちりちり髪のほうの子。
「BONES」第1シーズン3話「木につるされた少年」では、被害者の少年ネストールが付き合っていた少女キャムデン役。キャムデンはネストールとのセックスビデオを録画するわ、キャムデンの母は娘の同級生と関係を持つわで乱れきっていたのだった。
「CSI:7」14~15話に登場予定。

◆水泳のコーチ .... Rob Nagle
オフィシャルサイトあり。
「ドーソンズクリーク」第4シーズンに、ジェンが関心を寄せるセラピストのフロスト役で登場している。

◆タラに声をかけたERのナース .... Kathrine Narducci
「ザ・ソプラノズ」ではシリーズを通して、トニーの友人でレストラン経営のアーティの妻シャーメイン役を演じている。マフィアが自分の店に出入りするのを嫌がっているが、かつてトニーとは親密な関係だった。
「サードウォッチ」では第1シーズン当初はドクのパートナーだった元救急隊員ジェリーの、妻ジェイミー役で第3シーズンに登場している。

◆タラの親友ネル .... Brooke Nevin
「4400」ではファレル兄弟の幼馴染でダニーの恋人のニッキー・ハドソン役を演じている。4400になって生還したショーンに次第に心ひかれ、兄弟の間で揺れてしまうことで、ショーンとダニーの関係を難しくしてしまう存在。
CSIの主任やCSI:NYの検死官シドが出演している「ヘイブン 安住の地を求めて」にも出演している。
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット主演で人気が出てシリーズ化された「ラストサマー」シリーズの3弾目「ラストサマー3」では主演。
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FBI~失踪者を追え!3 第10話「ジャックの長い一日」

2007年06月07日 | FBI~失踪者を追え!~
時はクリスマス。ジャックたち失踪者チームも年内の仕事納めを迎えていた。
そんな中、支局の一室に、妻マリアの弁護士スコッギンズが離婚訴訟の宣誓供述をとるためにやってきていた。彼はジャックがいかに父親として不適格かをつきつけ、ジャックをいらだたせた。
そこに突然マリアが前触れなしに同席することに。さらにスコッギンズの追及は激しさを増すが、かつてマリアを信じて打ち明けた母の自殺のいきさつについて、スコッギンズが話題に出してきたことに、ジャックは激しくショックを受ける。

チームの面々は、もう事件も来ないからと、ツリーを飾ってパーティの支度に追われていた。そこにジャックの父フランクがやってくる。認知症のフランクの言動を、それとは知らずチームの面々は面食らう。
そしてサマンサは、別室で行われている離婚供述が気になっていた。自分とジャックの不倫が離婚の原因のひとつであることに責任を感じ、サマンサは次第に、今が幸せであることで自分自身を追い詰めていくのだった・・・

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あ、やっぱし男の影が。
マリアにグリーン先生の元妻と同じにおいを感じた直感が大当たりか・・・。
でも一瞬だけ触れた時の意味ありげな描き方が、ジャック目線でチェック入ってるわけで、実際はどうかな。
しかしこの場合、マリアが弁護士としてやり手だったのが大きいのか、それともジャックが甘ちゃんだったのが致命的だったのか。
・・・両方かなー。

今回は事件としての「失踪者」は存在していなかったが、いつものように「消えた」のが、マリアとハンナとケイト、そしてジャック母のドリスだった。
もともと母の死からどこかしら完全に立ち直れていないジャックが、日常生活から忽然と「失われてしまったもの」を無意識のうちに探し求めているがゆえに、失踪班としての仕事を続けているのかもしれない・・・とか、無理やりに解釈してみる。

それにしてもマリアは・・・ジャックが家に戻った時に、すでに「やり直す」気などさらさらなく、言動を逐一記録してその日が来るのに備えていたんだな。ジャックが母の自殺についてやっとの思いで妻に打ち明けた時、マリアの表情が微妙だったのはそういうわけだったのか。ジャックにしてみたらあの時夫婦としての絆を実感していたのだろうに。なんだかなぁ。
妻の側からしてみたら、いつキレるかわからない不安定さを抱えて、何かというといつも仕事が言い訳で、職場の若い子とデキてそれも仕事を言い訳。子供のことも、自分の都合で父親面して、気分で別居して帰ってきてちゃんと話し合いもしない・・・
あぁ、こうやって書いてみると、ジャックオヤジ最悪ですね。「家族を守るため」って、もっと早くに守っとけよって話ですね、ほんとに。
「戻った」時に、なんとなくそのままなし崩しにせず、ちゃんとぶっちゃけて話し合うべきだっただろうに・・・って、多分あの時にはもう遅かったかもしれないけどねーははははは・・・はは・・・。

ジャックパパが「父親と違うってことを証明したがってるんだ」とボヤいていたけれど、ジャックはちゃんと父親のかつての言葉を思い出して、失敗したけど自分も一生懸命父親だ、って思ってるわけで、ほんとに不器用な親子だ。
ここでジャックが父親と話してどうなるっていう段階でもないんだけど、ジャックの思いを少なくとも老い先短いパパと、娘たちにはちゃんと伝えてあげてほしいなと、産婦人科のシーンを見て思ってしまった。ガラス越しに、喜ぶこともガラスにへばりつくこともできずに、ただ固まってるような、そんなジャックの言葉やしぐさの足りなさを「それでもいい」って愛してくれるひとだったらよかったのにね。
マリアは残りの人生を考えたら、自分で全部をため込んで車でガス管引き入れるよりは、ジャックの心からの叫びを離婚訴訟のネタにするような女になっても、新しい人生を生き続けることを選んだわけで・・・それはそれで仕方のない選択だったのかもしれないなと、今回見て思ってしまった。離婚て、簡単じゃないっすよね。マリアとジャックは、結婚してても離婚しても、結局お互いを分かり合うことはないんだな。

で、サムですが・・・
「昔の彼が私のせいで不幸になってるのを見たら、今の自分が幸せなだけに責任感じちゃう」
・・・ 嘘 だ な 。想い、残りまくりですね。
もちろんサムがマーティンのことを好きなのは間違いないだろうけど、サムって自滅型なので、不幸だった恋愛のほうが輝いて見えるんだな。マーティンのほうが断然幸せになれるのに、それじゃ物足りないんだよね、女の子だもん。
サムの中ではもう結論は出てるのに、それを認めたくないだけ、っていう段階に入ってるように見える。マーティンかわいそうに・・・(勝手に決めるなー)
マーティンのバッジとIDカード付きのサンタ姿はかわいかったですね。
サンタだけにしっかり腹も出てたし!あの腹は・・・あぁ、サムって出腹フェチ!?

ダニーは微妙に脇だったけど、ツリーにお星様を乗せて「サイコー傑作!」って笑うとこが子どものようでかわいかったですね。
「ジャックはブロンド好き」のところの微妙な表情といい、ダニーの存在感が錯綜した人間関係でどろどろしがちなこのドラマを救ってるような。
もちろん今回のカナメはヴィヴ。フランクをあしらってるところ、ほんとに勉強になります。大人になったらあんなお姉さんになるんだ(おい)。

・・・で、九州地方の皆様に地震お見舞い申し上げます。うぅ(涙)
うーむ、スパドラで3rdを放送するときまで永久保存を待つか・・・


【 ト リ ビ ア 】

★弁護士の追及に出てきた過去の事件
 フレディ・カターンの脅迫(デリア・リバース失踪事件)
  =第1シーズン18話「正義のヒロイン」(NHK公式サイト

 スポルディング問題(アンディ・ディーバー誘拐事件)
  =第1シーズン5話「ゆがんだ愛」(NHK公式サイト
 続編は第2シーズン5話「捜査官の人生」(NHK公式サイト

【 脇俳優チェック 】

◆マリア・マローン .... Talia Balsam
ジョージ・クルーニーの元妻!89年にクルーニーと結婚して93年に離婚。94年にクルーニーはERで大ブレイク・・・・人生いろいろだ。
母親は「刑事コロンボ/黄金のバックル」で、犯人役(博物館の館長)のゲストスターのジョイス・バン・パタン(第4シーズン6話に登場予定)。父親は「十二人の怒れる男」「サイコ」「ティファニーで朝食を」などの名脇役の故マーティン・バルサム。母親のバン・パタン家が俳優ぞろいなので、彼女もそれに連なる一族というわけだ。
映画の出演本数は多く、「妖精コマネチ・炎の青春」という84年製作のテレビ劇映画でコマネチ役をやってたりするので、昔はかわいい系だったらしい。
ドラマでは「アリーmyラブ2」13話「天使と飛行船」で、浮気の現場を夫に見られた妻シェリア役で登場。夫ハーヴェイ・ケントは妻と浮気をした自分の親友を撃ち殺そうとして未遂に終わるという事件を起こすが、その事件を担当したリチャードとジョンは心神喪失で無罪に持ち込むのだった。
初登場の第1シーズン18話「正義のヒロイン」以来マリア役で登場していたが、当面このエピ以降の出演はないようだ。

◆マリアの弁護士スコッギンズ .... Scott Cohen
ミニシリーズの「ラストキングダム 10番目の王国」の狼男ウルフ役で人気が出てブレイク。IMDbによるとそれで100もの非公式ファンサイトが林立したというのだが、確かにほかの俳優さんを調べてる時よりファンサイトがむちゃくちゃ多い。
LaLaTVで放送がスタートしたばかりの「ギルモアガールズ」では、4話からローリーの教師マックス役で登場。ローレライに積極的にアタックを試み、二人はデートすることに。
ラストキングダム 10番目の王国ラストキングダム 10番目の王国
キンバリー・ウィリアムス ダイアン・ウィースト スコット・コーヘン

ラストキングダム2 10番目の王国 ラストキングダム3 10番目の王国 ラストキングダム4 10番目の王国

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◆ジャックの父フランク .... Martin Landau

往年の「スパイ大作戦」で変装の名人ローラン・ハンド役で一世を風靡した。
スパイ大作戦 シーズン1
スパイ大作戦 シーズン1

「刑事コロンボ/二つの顔」では双子の容疑者という、コロンボシリーズでは特異な設定で見るものを惑わせた。「スペース1999」の司令官役など、懐かしいドラマたちの顔である。
映画では「タッカー」、「エド・ウッド」(アカデミー助演男優賞)、「マジェスティック」など出演作多数。

◆アリスの父トム .... Michael Papajohn
ケイトの誕生日に、ハンナと話しているところを見つかってジャックに突き飛ばされた父兄。
「CSI:マイアミ4」16話「ロリータポルノ爆弾」では、性犯罪の前科のあるフィリップ・ゴードンが子どもに触れていた(実際は苦しんで助けを求めていた)から、ご近所の父親たちが一緒にリンチして殺害してしまった中の一人で登場していた。

◆ジャックの母ドリス .... Teresa Parente
「フレンズ」第8シーズン2話「探せ!赤いセーターの男」で、ロスとチャンドラーがフィルムを紛失したと思って偽装写真を撮影しによその結婚式に潜入して撮影を始めるが、「私たちの写真も撮って」と二人に頼むカップルの女性の役で登場している。ロスとチャンドラーは自分たちの招待客じゃない人物の写真は撮れないので、あの手この手で撮るまいと必死になり、不審がられてしまう。
オフィシャルサイトに、今回のエピソードのため?に作成された「ジャック両親の結婚写真」が掲載されていたのだが、若いころのMartin Landauと合成したらしい。こんな適当な小道具ってアリ?

◆16才のジャック ....  L.B. Tracey
今シーズンの22話に再び登場予定。
現在は活動していないようで、WAT以外にドラマや映画には出ていないようだ。エージェントのデータくらいしか見つからなかった。笑顔が可愛いなぁ。

◆ジャック次女ケイト・マローン .... Laura Marano
ハンナ役のVanessa Maranoとは実の姉妹。
「HUFF」第2シーズン12話「暗影」では、イジーが参加した読み聞かせのボランティアの中に子供の一人として登場していた。セリフはないが、何度か表情がアップになるのですぐにわかる。
ハンナはこのエピで終わりのようだが、ケイトは第4シーズン21話にも登場予定のようだ。
リンク先ページの下のほうに二人の写真がいくつか紹介されているが、お姉ちゃんの小さい頃にそっくりな感じで可愛く育ってるなぁと思う。

◆ジャック長女ハンナ・マローン .... Vanessa Marano
ケイト役のLaura Maranoとは実の姉妹。ハンナは現在のところ、このエピが当面最後の登場になっているようだ。
「フレンズ」のフィービーことLisa Kudrowが主演したが1シーズンでキャンセルになってしまった「The Comeback」に、Lisaの義理の娘役でサブレギュラー出演していた模様。
最近では「ギルモアガールズ」に何エピか出演しているようだ。しかしLaLaTVでは放送が始まったばかりで、彼女の出演は第6シーズン以降なので、当分お目にかかるのは無理そうだ。
コメント (4)
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FBI~失踪者を追え!3 第9話「陪審員の過去」

2007年06月02日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ピーター・デューセック 】
FBI着手:失踪19時間後

ジャヌという少女殺害事件で陪審員をつとめていた老人ピーター・デューセックが、審議途中で姿を消した。
彼がこのまま見つからなかった場合審理無効になって、被告のテレル・ブルックスは罪を問われることなく釈放されてしまう。被害者兄ジェラルドの悲痛な思いに触れ、ヴィヴィアンは心を痛める。
デューセックは失踪前、心臓の持病を理由に陪審員を辞めたいと申し出ていた。しかしその後それを撤回するという不審な行動をとっていたことがわかる。一人暮らしの彼は息子とはあまりうまくいっていなかったが、しかしかわいがっていた孫に対しても直前に不自然な冷たい態度をとっていたという。
彼が心臓について提出した診断書を書いたのは、医師のマーラだったが、彼女はデューセックと不倫の愛人関係にあった。彼女はデューセックとジェラルドが言い争っているのを目撃したというが・・・

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「正義には時間がかかることもある」
デューセックの正義が果たされるのには、確かにあまりに長い時間がかかってしまった。
でもそれで、グレタの正義は果たされたのだろうか。デューセックは思いを遂げたかもしれないが、それで罪に問われないテレルを見るビリングスレー一家はどうなる。ただの自己満足ではなかっただろうか。
それでも、デューセックにとっては少なくとも正義だったというあたりが人生の皮肉、だろうか。
ヴィヴィアンの言葉がしみじみと深く感じられる。

・・・と書いたところまででPCがぶっ壊れたので、ちょっとリカバリ中。
ダニーとサマンサの笑顔についてとか、来週のオヤジのキレっぷりについて突っ込みたかったのになぁ。


【 脇俳優チェック 】

◆グレタの息子 .... Joel Brooks
「クローザー」第1シーズン8話「愛情の形」では、ゲイの男性の殺害事件をヘイトクライムに結びつけて自分の手柄にしようとポープをせっつく州議員ブリッジス役で登場していた。
「CSI:NY2」3話「ズーヨーク」では造園業のパーカー役。業者のボビー・ヴェネッティを立ち退かせるために殺害。
「アリーmyラブ2」12話「愛の賞味期限」では、9年間の結婚生活は性行為依存症のせいで婚姻無効だと申し立てた男の、都合のいい申し立てを裏付けるために証言台に立った精神科医役。
「Six Feet Under」でルースの友達のオヤジロビー役で第1~2シーズンにサブレギュラー。

◆ピーター・デューセックの息子ロイ .... Jack Coleman
「CSI:マイアミ3」4話「汚染の輪」では、フラッシュモブの発信源ジャスティンの父で弁護士のマーティン・ギレスピー役を演じていた。
「スティーブン・キングのキングダム・ホスピタル」で、ひき逃げされた画家ピーター・リックマン役で登場。
「NIP/TUCK」第2シーズン9話では、シャム双生児のローゼンバーグ姉妹の分離手術のためにショーンとクリスチャンを招いたニューヨークの医師役で登場。

◆裁判の被告テレル・ブルックス ....  Rickey D'Shon Collins
トゥーンディズニーで放送されている「リセス~ぼくらの休み時間~」というアメリカアニメでビンスというキャラクターの声を担当している(日本では入野自由が担当)。
声の活動も多く他には「ハッピーフィート」など。他には「スタートレック ネクストゼネレーション」にエリックという役で3話登場している。

◆デューセックの愛人で女医のマーラ .... Linda Gehringer
「アリーmyラブ」第1~2シーズンに司法長官ジャネット・リノ役で何回か登場している。彼女のたるみにリチャードがよろめいたため、ウィッパーが立場を忘れて彼女にくってかかったことも。
「ザ・ホワイトハウス」13話「密告者」で、ヘイトクライム規制の法案の署名式に、その法案のきっかけとなった「ゲイのために殺された少年」の母親として呼ばれていたジェニファー・リデル役で登場していた。
「コールドケース4」4話に登場予定。

◆被害者ジャネの兄ジェラルド・ビリングスレー .... Cory Hardrict
「CSI:4」15話「盛者必衰」では、犯行に使われた自転車の所有者だが、犯人たちにスタンガンで脅され盗まれた青年ロス・デイヴィス役で登場していた。
「コールドケース」第1シーズン第5話「ランナー」では殉職警官ジョーで出演していた。70年代にスラム街から巡査になったジョーは、仲間たちを更生させようと尽力するが、悪の道から抜け出せない仲間の孤独と焦りから殺害されてしまうのだった。
「バタリアン」シリーズの4と5に準主役コーディーで出演。

◆ニセ配管工のナチ狩りイズラ・ハフェッツ .... John Kapelos
オフィシャルサイトあり。「CSI:2」22話「ベガス-マイアミ合同捜査」では、ベガス側で殺された最初の被害者一家の父親で、元刑事部長だったが退職後警備事業で財を成したデューク・リトル役。
「デスパレートな妻たち」では第2シーズン16~19話に、ガブリエルたち夫婦が正規のルートはジョンの母につぶされたため、裏ルートで依頼したヤミ養子斡旋の男ユージーン役で登場している。
「コールドケース」第1シーズン18話「カクテル」では、ご近所中の鼻つまみ者ジョン・バトラー役を演じていた。「ER」第9シーズン10話「ふり返れば」では、ホッケー少女ジェーンの心配性の父親役。ジェーンは明らかに不調なのに、それが父親にわかるとホッケーをさせてもらえなくなるので必死に隠そうとする。
「CSI:NY3」11話に登場予定。

◆絵の持主グレタ・コーエン ....  Darlene Kardon
「フレンズ」第7シーズン11話「魅惑のチーズケーキ」では、モニカがむりやり出席したいとこの結婚式で、ロスに必ず唇にキスをするので嫌がられてしまうミリーおばさん役で登場している。
他にも「名探偵モンク3」「NIP/TUCK」などにおばあちゃんのわき役で多数出演。

◆元ナチス将校クラウス・ラインハルト .... Madison Mason
「コールドケース2」11話「ゼロ・アワー」では、かつて「ファーストゼネレーション」というカルトの教組で、人々をひきつけたカリスマのオーフィールドの現在版を演じていた。
「CSI:3」第1話「ギャンブラーの切り札」で、ポーカーの最中に死亡した、ポーカーの世界チャンピオンで「キャンディマン」と呼ばれた男ドイル・ファイファー役で登場していた。この事件を見てから、チョコレートは控えようと思ったひとは多いはず。
「ミディアム2」16話、「Bones2」11話に登場予定。

◆若いころのクラウス .... Damien Midkiff
「ER」第11シーズン2話「傷ついた者」で、ゲイの友達と一緒に木陰でキスしていたら4人組に襲われて、彼だけは無事で二人をERに連れて来た青年役で登場していた。アビーがインターンになって初の重篤患者だったために助けられず片方は亡くなってしまったが、その遺体に「力をもらったよ」と話しかけていた。二つの重篤患者の外傷治療室を使って、彼の演技とアビーの演技でまるで舞台劇のような演出になっていた。
「コールドケース2」15話「ミスター・ウィルソン」では、列車事故で死亡したとみられていた、知恵遅れの青年コリン役を演じていた。

◆判事 .... George Wyner
70年代から多くの作品に出演しているベテラン俳優。真面目そうな風貌から、宗教家、ドクター、法律家の役が多い。
「ヒルストリートブルース」では第2シーズンからバーンスタイン検事補役でサブレギュラー。

◆失踪者ピーター・デューセック .... Josef Sommer
「アリーmyラブ」第4シーズン17話「しあわせ拒否症」に、リンが担当した案件の海運会社の社長ヘンリー・トンプソン役で登場していた。トンプソンは元々冷徹な経営者だったが、脳に血塊ができたことで人が変わり多幸症になり、利益より従業員たちの幸福を優先するようになったために息子から無能力の訴えをされてしまったのだった。しかし多幸症のままでは最愛の妻の死すら悲しめないため、つらくなることを承知で手術を決意するのだった。
映画「刑事ジョン・ブック 目撃者」では、ハリソン・フォード演じるジョン・ブックの上司で、実は悪徳刑事たちの黒幕である副部長シェイファー役。
「ソフィーの選択」ではナレーションを担当している。
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